今日は先日のグループレッスンで出たご質問の中から書いていきたいと思います。
「練習して出来るようになったパッセージが突然できなくなってしまった。またできるようになるにはどうしたらいいですか?」
これは速いパッセージでよくあることだと思います。できた!と思って安心していると、ある日突然指の動きが止まってできなくなってしまう。
「なぜ?どうして?本番に間に合うかな?」と不安が渦巻いてしまいますよね。
そんな時、どう練習してきたかを思い出してみてください。こんなことに心当たりないでしょうか?
「指と耳だけに頼って感覚だけで吹いていた」
速いパッセージは、音名、リズムとそれに伴う指の動き、音、息の流れやアンブシュアの調整、フレーズ感などを多角的に覚えます。
でもこの中のどれかがあいまいだったり偏っていると、突然できなくなることがあります。
特に音名を読まずに感覚で練習を進めていると、いざという時に動きが止まったり、動きが鈍くなってしまいます。
ここから脱するには、もう一度1から脳と身体にパッセージを覚えこませます。適当に流さず確実に!
まずは楽器を持たずにゆっくり確実に音名&リズムを読んで歌うところから。読み流さないで確実に。スラスラ歌えるようになったら、歌いながら指を動かします。
それが出来たら音を出しますが、ものすごーくゆっくりで練習します。とにかくゆっくりです。(インテンポの4倍以上が目安)
身体が先行して勝手に動くのではなく、脳が身体に指令を与えた結果動くような感覚を覚えこませます。
テンポはゆっくりですが、指の動きや息の流れ、アンブシュアの調整などはインテンポで吹くことを頭の片隅に置いて練習しましょう。(ゆっくりでも音楽の方向性を持って)
この練習で脳と身体に再インプットしたら、インテンポで練習します。もともとインテンポで出来ていたのですから、技術的にはさほど問題はないはず。なのでインテンポで練習してもつっかえることなく確実に吹けるようになると思います。
インテンポで出来ないときはもう一度ゆ~っくりからインプットしなおします。それでもできない場合は別の問題が隠れているかもしれません。
テンポはゆっくりですが、指の動きや息の流れ、アンブシュアの調整などはインテンポで吹くことを頭の片隅に置いて練習しましょう。(ゆっくりでも音楽の方向性を持って)
この練習で脳と身体に再インプットしたら、インテンポで練習します。もともとインテンポで出来ていたのですから、技術的にはさほど問題はないはず。なのでインテンポで練習してもつっかえることなく確実に吹けるようになると思います。
インテンポで出来ないときはもう一度ゆ~っくりからインプットしなおします。それでもできない場合は別の問題が隠れているかもしれません。
私も数年前、本番数日前に突然指がフリーズして怖くなったことがあります。その時はこんな感じで復活しました。
https://ameblo.jp/fujisaki-clarinet/entry-12106478957.html
突然できなくなるととても焦りますが、遠回りに見えても1からやり直す方が早道です。ぜひ参考にしてみてください(^^)/
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