アンサンブルや合奏で吹いている時、途中でどこを吹いているのか分からなくなって迷子になってしまう事、ありませんか?

慣れない時によく起こることですが、複雑なリズムやアンサンブルだとよりその危険度は高まります。
迷子になりやすいのはこんな時ではないでしょうか?

・フレーズの最後の伸ばしや休符を適当に数えたとき
・休みの小節数を適当に数えてしまったとき
・吹くのに夢中になってしまったとき
・分かりづらい入り方や掛け合いをするとき
・拍子や調、テンポが変わるとき
・ソロや難しい所が終わって安心したとき
・隣の人や前に入る人を当てにしていたとき etc・・・


迷子にならない為にしておきたい2つの事。
1つ目は、当たり前ですが準備を十分にしておくことです。

・吹く前に楽譜を読んで歌う
・スコアや音源で自分と全体の動きを把握する
・頭の中で沢山シュミレーションする
という吹かない練習を沢山すると良いと思います。

拍を数える時は、メトロノームのようにデジタルに数えるより、心と身体全体で音楽の波に乗るように数えると数えやすいし吹きやすくなります。


2つ目は、身体の使い方です。
迷子にならない為には、
「吹く」「数える」「周りの音も聴く」「楽譜を見る」合奏の場合は「指揮も見る」という、いくつかの事を同時にやらなければなりません。それらをやるには、身体が自由に動かせる方が断然やりやすいのです。

楽譜とその周りの景色も視界に入れ、自分の周りの空間(前後左右、天井、床)を思い出しながら吹くと
身体が動かしやすくなり、とっさの変化にも対応しやすくなります。


・準備を十分に
・身体の使い方を気を付ける
この2つでたいていの迷子は回避できます。迷子の不安が無くなると、吹くのが楽しくなりますよ。ぜひ試してみてください(^^)



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