クラリネット&アレクサンダーテクニーク  豊永よしこのブログ

心と身体に優しい奏法、練習のコツ、レッスンの事、アレクサンダーテクニークについて書いています。

練習方法

アレクサンダーテクニークとクラリネットのレッスンを行っています。
「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」

こんな思いを持っている方、レッスンへいらっしゃいませんか?
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練習してもなかなかうまくできない時、試してほしい練習法

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楽器演奏は人間の活動の中でも最高レベル、超超超超難易度の高いものだと思います。なぜならいくつもの動きを同時に、その場に応じて瞬時に変化させ、全体のバランスを取りながらやり続けるものだから。クラリネットなら

・頭の中でやりたい演奏を考えながら…
・立つor座りながら…
・楽器を構えながら…
・息を調整しながら…
・指を動かしながら…
・舌を動かしながら…
・口周りを調整しながら…
・楽譜を読みながら…
・周りの音を聴きながら…
・自分の音を聴く などなど…

パッと思いつくだけでもこれだけ。息を出すこと1つ取っても、やることは沢山ありますよね。これらを同時に、しかもずうっとやり続けるって本当にすごいことなんです。なのですぐ出来ないのも当たり前。人間にとって最高難度のことをしているんですから(^^)


練習してもなかなかうまくできないときは、最初から全部同時にやろうとしていないかな?振り返ってみましょう。

キャパオーバーかもと思ったら、これらを分解、バラバラにして一つずつ練習してみましょう。息だけ、指だけ、頭の中で考えるだけ、リズムを読むだけ、座るだけ…などなど、1つだけ練習します。

たとえば、こんな感じです。やり方は数億通りあります(^^)

指:
原曲がわからないくらいゆっくりで、
音を出さずに自分の指の動かし方だけを観察

舌:
音は出さずに息を出しながら舌の動きだけを観察

頭の中:
楽器を置いて、音を出している時何を考えているかを思い返す。


レッスンでも、こんなことを繰り返します。

できないところは分解して1つずつ練習

できるようになったらやることを1つずつ増やす

キャパオーバーになってきたらまた減らす

1つずつの質が上がってきたら増やす


1つのことをさらに細かく分解することもあります。さらに回り道に感じますが、実はこれが一番の早道なんです。

練習を繰り返していくと、少しずつ頭や身体が同時に複数のことをやるのに慣れてきて、難しかったことが無理なくできるようになっていきます。

楽器の上達に時間がかかるのも、この分解&再構築が欠かせないからなんです。すぐできないから才能がない、不器用とあきらめるのはちょっと違うかも。練習のやり方がズレているだけかもしれません。自分の可能性を信じて丁寧に分解&再構築、してほしいなと思います(^^)/


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部活で頑張る小中高校生のレッスン内容

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前回、小中学生のレッスンが増えてきたというお話を書きましたが、今日は小中高校生のレッスンの内容について書いていきたいと思います。

以前はピアノのおけいこのように、易しいテキストから少しずつ積み重ねるようなレッスンをしたいと思っていたのですが、今の小中高校生のクラリネット事情には全くそぐわないのです。

レッスンに来てくれる小中高校生の90%以上は、部活で練習している子です。その部活で要求されるのは、自然な上達速度の数倍以上のスピード、与えられる曲も大人でも難しい曲が中心になっています。

特に教室の周辺の地域は、吹奏楽やオーケストラが盛んでかなりレベルの高い曲に取り組んでいます。

部活の曲を練習するだけで精いっぱいなことも多く、レッスンの課題まで練習できなかったり、スケジュールもタイトなのでコンスタントに来られない場合がほとんどです。

この状況の中、レッスンで何が出来るかをずうっと考え続けた結果、目の前の課題に取り組むのが一番いいのでは?という結論に達しました。

レッスンでは、まず今日取り組みたいことを生徒さんに聞きます。

「今度の演奏会の曲を練習したい」「リズムがわからないので教えてほしい」「タンギングの練習をしたい」「指が回らないフレーズを練習したい」など、ほとんどの子がやりたいことをしっかり教えてくれます。

そしてそれぞれ希望の課題をやるのですが、その中で基本的な音の出し方、楽譜の読み方、立ち方座り方、指の動かし方、新しい指使い、フレーズの歌い方などを指導していきます。

取り組みたいことの中には、必ず基礎的要素が含まれているので、やりたい課題をできるようにしつつ、基礎を身に着けていく、という感じです。

それと並行して、私が生徒さんにやってほしいことをレッスン時間の半分ぐらい使ってやってもらいます…とはいえ生徒さんのやりたい事にほとんどの時間を使ってしまい、少しの時間しかできないことも結構あります。

私がやってもらいたいことは、例えると「ひらがなカタカナの読み書き」や「九九」に当たるロングトーンやスケール、それ以前の基礎の基礎です。これも少しずつ、ロングトーンをいくつかの音だけ、スケール1つだけでもやり、基礎的な吹き方の練習をします。

自分のやりたい課題をやる、出来るようになりたいことをやるのは、その子のやる気を増やす助けにもなると思っています。

このような形にしてから、より真剣に取り組んでくれたり、保護者の方から「子供が『レッスン楽しかった!』と言っていました」と報告を受けることが増えました。

部活では難しい曲が出来なくて凹んだり、友達と自分を比較して焦ったり、先輩や先生に沢山注意されて小さくなっているかもしれませんが、クラリネットはすぐ簡単に吹けるものではありません。

限られた時間で、とても難しいことに取り組んでいるだけに、専門家のサポートは必須だと感じています。

レッスンで出来ないことが出来るようになって「楽器って楽しい」「自分って意外と出来るんだ」「練習すればいい音出せるんだ!」と少しでも思ってもらえるととても嬉しいです(^^)/



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「ゆ〜っくりで練習」ってどれくらいのテンポでやればいいの?

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いくつかの記事で「ゆ~っくり練習」をおススメしましたが、いったいどれくらいのテンポでやればいいのでしょうか?私の考えるざっくりとした目安は

・身体と脳が同調出来るテンポ(身体が先走らず、脳の指令に付いていけるテンポ)

・気付かなかった指の動きや力加減、音の変化に気付けるテンポ(これまで練習したことのないテンポ)

・指の動きだけでなく、息やアンブシュアなど、変化させる要素も観察できるテンポ

・座り方や息の使いかたなどを気を付けられるテンポ

・身体が固まらないテンポ(あまりにゆっくりだと固まることも)


これを全部クリアするにはどれくらいがいいか、調べてみました。

たとえば上のフレーズを練習するとき、私の場合はメトロノームで「16分音符=35~40」でした。これくらいだとかなりシビアに観察でき、かつ動きのある状態で吹くことが出来ました。

何をどう練習するかや個人差はあると思いますが、あまり練習したことのないゆっくりとしたテンポからやりやすいテンポを探していくと良いのではと思います。

生徒さんにこのゆ~っくり練習をレッスンでやってもらうと、かなり多くの方が愕然とされます…出来てないところがはっきりとあぶりだされてしまうからです。

でもできないのはさして問題ではありません。気づくこと、そして練習して理想に近づけていくことが大事なんです。

ここからインテンポまで持っていくにはまた色々な方法があるのですが、それは別の機会に。

「こんなゆっくり、何の役に立つの?」「これが出来てもインテンポでできなきゃ意味ない」と思ってしまうかもしれませんが、インテンポまで持っていくための重要な基礎の基礎なんです。ぜひこのゆ~っくり練習、楽しんでトライしてみてください(^^)/





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効率的に時間を使って練習したい方へ



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時間を取って練習しているのに進歩がない、練習のたびにふり出しに戻ってしまう、やりたいことが多すぎていつも時間切れ…という方はもしかしたら練習時間を効率よく使えていないのかもしれません。

練習時間を効率的に使うには、いくつかコツがあります。

・吹きながら譜読みしない、楽器を吹かない時に仕込みをしっかりする

(楽器を吹かないで譜読み、音源で流れをつかむ、エアー指練、エアータンギング練など)

・リズム、指の動き、アーティキュレーション、強弱、タンギングなどを分解して練習する
  (一気に仕上げようとしない)

・できないところの共通点を見つけ、根本から改善する練習を長期的にする
(基礎練強化)

・休けいを適度に入れる

・身体の使いかたを学んで実践する


特に社会人の方は時間が限られているので、どう練習するかがとても大事になってきます。

内容の濃い練習ができれば充実感や進歩も感じられますが、練習方法がズレていると、進歩が感じられないだけでなく、長時間練習で身体が痛くなったりと故障を呼ぶことにもなってしまいます。

レッスンの時間が「練習の仕方」の練習や、練習方法のお話で終わってしまうこともありますが、それだけ大事なことだからなんですね。

こちらのカテゴリーに色々な練習方法やコツを書いています。70記事以上あります(^^)

上手くなる練習法

ただ闇雲に練習するのとやり方を工夫して練習するのでは、結果に雲泥の差が出てきます。ぜひ試してみてください(^^)/





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新しい奏法に変えたいのに、すぐ元に戻ってしまうときの練習法

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上達を実感するためには、これまでの奏法を更新する必要があります。でも「よし!いっぱい練習するぞ!」だけではなかなか更新されないんです。

「何度も繰り返せばいいんでしょ?」確かにそうなんですが、それもコツがあります。数やれば変わる、とがむしゃらに100回繰り返すと元に戻ります。

新しい奏法に変えようと練習している時、こんなことが起こっています。
1回目⇒新しい奏法が出来ている
2回目⇒ちょっと元に戻っている
3回目⇒半分ぐらい元に戻っている
4~5回目⇒完全に元に戻っている

個人差はありますが、初心者も上級者も同じ傾向です。人間には安全確保のために、今の状態を保とうとする機能があります。(ホメオスタシス)それが自動的に働いてしまうので、変えたいという思惑に反して元に戻ってしまうんです。

ではどうするかというと、3~5回練習したら1回立ち止まるのです。

1.何のための練習か、新しくやることを確認する
2.1回ごとにやることを確認しながら3~5回繰り返す
3.1分休む。出来ていること、出来ていないことを見直す。

3が終わったら1に戻り繰り返します。元に戻っているのに何度も練習していると、これまでの奏法を強化しているだけになるので気を付けましょう。

身体はさほど疲れないので練習した感はないかもしれませんが、頭を使うので別の疲れが出るかもしれません。

上級者ほど、休まずに連続して練習してしまう傾向にあると思います。上級者によくみられる自動演奏的な数稽古は、奏法更新がある程度出来てからやると良いと思います。

新しい奏法に変えるためには、練習方法も更新!ぜひ試してみてください(^^)/




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