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日本の住宅事情では狭い部屋で練習することも多いと思います。教室のレッスン室も決して広いとは言えず、大柄な方には窮屈な思いをさせてしまうこともしばしば。

練習場所は狭いより広い方がいいと思うこともありますが、アレクサンダーテクニークを学ぶうちに、空間の狭さは意識の持ち方でカバーできると感じるようになりました。

それを確信したのは、数年前のアレクサンダーテクニークのレッスンでの出来事でした。

レッスンでは演奏を見ていただきましたが、広い部屋なのに今一つ音の響きが遠くに届いていかないなと感じていました。


そこで先生が一言
『隣の部屋では何をしてるのかな?隣の部屋で鳴っている音はなにかな?』


すると、そう思って1音出したとたん、音がガラッと変わりました。見学していた方からも驚きの声があちこちからあがっていたのを覚えています。かなり音が変わった今でも印象に残っているレッスンです。

自分のいる部屋だけでなく、隣の部屋を意識することで、空間のとらえ方がさらに広くなり、身体の動きやすさ、伸びやかさが変わり、音が変わったのではないかと思います。

私のレッスンで、空間のことをやたらというのはこういう意味もあるのです。ちょっと意識を変えるだけで変わるなら、気軽にトライできますね。次の練習でぜひ試してみてください(^^)/




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楽器別演奏アドバイス
無理のない構え方、楽器の支え方など
書かせていただきました。




  
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