吹奏楽団に入りたいと大人になってから楽器を始める方、多くいらっしゃいます。
今日はそんな大人になってから楽器を始めて楽団に入ろうとしている方へ、入るタイミングや楽団の選び方などを書いてみたいと思います。
【楽団に入るタイミング】
個人差はありますが、楽器を始めて数年はレッスンや個人練習で力をつけていくのが良いと思います。
大人の楽団は社会人の集まりです。皆忙しく練習時間も限られているので、初心者の面倒を手取り足取り見てくれるところは少ないからです。
また、クラリネットは曲中ずっと吹きっぱなしだったり、曲によってはオーケストラの弦楽器の役割をするような速いパッセージも沢山あり、経験者でも難しいテクニックを使います。
一見簡単そうに見える楽譜でも、初心者には難しいテクニックが必要な事も多く、しかもそれが1曲だけでなく何曲も。また周りの音を聴きながら吹く、そして音程を合わせるという新しい技術も必要になります。
★楽団に入るタイミングのチェックポイント
・楽譜が読めるようになっている
・長時間吹けるようになっている
・周りの人の音を聴く余裕がある
最低でもこの3つは出来ていると良いですね(^^)
【楽団の選び方】
これはかなり重要で、今後の上達にも影響するので、手間と時間をかけて選んだ方が良いと思います。
★私がこういうところなら良いなと思う楽団
・ある程度人数がいる&経験者が多い
・吹けるところだけで良いよと言ってもらえる
・周りの人や指導者が寛容
ある程度人数がいると、初心者が慣れない中、難しい譜面を吹くという場面が少なくなるし、自分が吹けない所は上手な人がカバーしてくれることも多く、楽しめる要素が増えると思います。自分の吹けるところだけでいいよ、と言ってもらえると、とても気が楽になり力を発揮しやすくなります。
最初のうちは、合奏の現場にいるだけで緊張してしまう方も多いです。普段起こらないリードミスが増えたり、急に音が出なくなったりといったハプニングが増え、吹くのが怖くなったり、大きい音を出せなくなる事も。
また、指導者に色々なダメ出しをされ続けると、楽器を吹くのが嫌になる事もあります。その点でも、良い意味で初心者に優しく一緒に演奏を楽しむような雰囲気の楽団を選ぶのはとても大事だと思います。
楽団に入ろうと決めたら、まずHPで初心者を受け入れてくれるかを調べ、問合せの時に自分の現状、演奏経験をそのまま伝える事。(見栄を張ってしまうと後々大変になります。)
見学する時は、合奏や分奏、パート練習など、出来る限り全部見せてもらいましょう。指導者や楽団の方針、楽団、パートの人たちの雰囲気が自分に合うかを見ます。
また、合奏等でされている指摘を自分の事のようにとらえてみると、実際に合奏に加わった時のシュミレーションが出来ると思います。
まだ楽団に入るのは難しいけれど、合奏の雰囲気をを味わってみたいな~という方はホールで大勢で演奏するイベントが時々行われているので、調べてみると良いと思います。
また、数は少ないですが初心者のみで結成されている楽団や、大手教室の合奏のコースもあります。そのあたりに参加するのも1つです。
クラリネットは1人で吹くのも楽しいですが、誰かと一緒に演奏すると、また別の楽しみを味わえます。理想の楽団はすぐには見つからないかもしれませんが、1人で練習している時から情報集めをすると練習の励みにもなると思います(^^)
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