最近の色々な奏法の情報にはカルチャーショックを受けている方も多いかもしれません。「新しい吹き方を試したら、とてもうまく行ったのでこれまでの吹き方はやめよう。でも、なかなか再現できない
できても元に戻ってしまう・・・」と昔の吹き方から脱する事ができずに、悩んでいる方も多いかもしれません。

でも、それは無理もない事なんです。新しい吹き方の方が良くても、これまでの吹き方の方が慣れ親しんでいるもの。頭では新しい吹き方をしようと決めても身体は放っておくと慣れた事をしてしまう、それが普通なんです。

新しい吹き方に変えるには、ATの先生などのサポートがあるのが理想ですがひとりで新しい吹き方に変えるには、ちょっとしたコツが必要です。

たとえば「軽~く音が出た」あの感じを再現したい・・・という時、その感覚を再現するのではなく「軽~く音が出た時にしていた準備、吹いている最中に気を付けた事
身体の使い方」を思い出し、再現します。

「感覚を再現するのではなく、必要な準備や手順を再現する」


根気は要りますが、変化の過程には色々な発見があって楽しいですよ(^^)色んなアクシデントも楽しむつもりで練習してみてください。



★藤崎クラリネット教室★
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