クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

クラリネット&アレクサンダーテクニークについて、豊永よしこが思うことを書いています。

指の力み

「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」


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どうしても指の力みが抜けないときに振り返りたい3つのこと

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指が力んでしまうとお悩み、かなりの頻度で耳にします。気を付けているのにどうしても抜けない、気を抜くと力んでいる…と力みを脱せない場合が多いようです。

なかなかうまくいかないときは、単純に指の力だけ抜こうと思っているのかもしれません。

指の力みは色々な原因が絡まって起こるもの。一見指に関係ないことが原因であることも多いのです。また、何を考えて吹いているかもかなり影響を与えます。

今日は色々絡まっている指の力みの原因のうち、よくみかける3つの原因を書いてみたいと思います。


・「音は息で出す」という意識が薄い
音はリードを息で振動させて出すものです。その息が足りていなかったり、息が足りていても強い力みでリードの振動を止めていると、音が十分出なくなります。

音が出ないのを補おうと指が力んでしまいます。キーをたたいたり楽器を握っても音は出ませんよね。「音は息で出す」という基本を思い出し練習してみましょう。

・必要な指の力を把握できていない
ただ指の力を抜くと思うだけでは曖昧で漠然とし過ぎ、身体はどれくらいの力を使えばいいのか迷ってしまいます。

指の力加減や動きを観察し、そもそも音を出すにはどれくらいの力や動きでトーンホールを塞いだりキーを押さえればいいのか研究してみましょう。

・指の動きと音楽が分離している
音楽を無視して、指を機械的に動かしていると力みは抜けづらくなります。指の動きと力加減は音色や音質、微妙なニュアンスなどに大きく影響しています。

それを踏まえて、このフレーズを吹くときはどれくらいの力加減がいいのか?どんな動きがふさわしいのか?この速いパッセージではどれくらい軽く動かせばいいのか?など音楽と指を連動させて考えてみましょう。


手が小さい、指が細い、楽器に慣れていないなどはまた別の練習方法がありますが、一通り吹ける方には有効な方法だと思います。

すぐちょうどいい力加減にはならないし、これまでのクセがすぐ顔を出してくると思いますが、少しずつできるところから。指だけにフォーカスのはやめて「身体全体で今いる空間を意識しながら」とにかくゆ~っくりのテンポで練習してみましょう(^^)





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いつまでも指の力みが取れないとお悩みの方へ

指の力みの原因は沢山あり、だからこそ改善しづらいのですが、ちょっと意識を変えることが力み軽減の助けになります。

もしこんな風に人差し指と親指で楽器を握るようにしていたら…
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人差し指と親指はトーンホールを塞ぐだけ!右手親指と頭(上下の歯)で楽器をバランスさせ、小指の方にも重心を分散させてみましょう。
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以前、小指側に重心を移しましょうという記事を書きましたが、人差し指と親指で楽器を握っていると、小指側に重心を分散させづらいんです。

小指側に重心を分散したいのに、人差し指と親指で邪魔をしている=ブレーキとアクセルを同時に踏んでいる状態になります。

小指側に重心を移すと、小指と薬指が長くなり動きやすくなるだけでなく、楽器の重さも軽く感じるようになり、腕の疲れが軽減されますよ。

クセになっている方はすぐ戻ってしまうと思いますが、新しい構え方が定着するまで根気強く練習!もちろんこれだけが原因ではありませんが、ピンときたらぜひ試してみてください(^^)/




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音を響かせようとしているのになぜ響かないの?

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トーンホールを塞いでいるとき、指はどんな状態になっていますか?いつでも指が動かせる状態ならOKです。「ギュッ」と力んで動きが悪くなっている方はぜひ読んでみてください。

「ギュッ」と力んでしまうと指の動きが悪くなります。でもそれだけでなく、この「ギュッ」が音の響きを消しているかもしれないんです


打楽器の演奏を思い出してください。シンバルやトライアングルの響きを消す時、身体に楽器を当てていますよね。指で「ギュッ」と握っているとき、これと同じことが起きているのでは?と思います。


響かせようと色々工夫しているのに、その響きを自分の指で消しているとしたら・・・すごくもったいないですね(>_<)

かといって指の力を抜こう、と思っても抜けないのは「ギュッ」としなければならない理由があるからです。指だけ力を抜こう、と思ってもなかなか改善しません。

教室では、「ギュッ」をやめたい方、響く音を取り戻したい方のお手伝いをしています。頑張っているのに音が響かないとお悩みの方、教室で一緒に練習しましょう(^^)







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