クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

クラリネット&アレクサンダーテクニークについて、豊永よしこが思うことを書いています。

息の方向

「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」


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頑張らなくても勝手に起こること


こんにちは、豊永よしこ(とよながよしこ)です。必要な事をしていれば勝手に起こるのに、わざわざ起こそうと頑張っていることって沢山あるんです。

勝手に起こることは自然に任せた方が余計な力も要らないし、余った力を他に回すことができます。

わざわざ起こそうと頑張っていることって何?その最たるものはこれだと思います。



『楽器に息を入れる』



「楽器に息を入れる」は勝手に起こることです。

肺から空気(息)を上に移動させる
→空気(息)は上あごの天井に当たる
→上あごの天井に当たった空気(息)がリードに向かう
→空気(息)が楽器に入る
……勝手に起こりますよね(^^)


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実際は「息を上方向に」「身体の中を通る方向だけ考える」「息を上あごの天井orリードに向かって当てる」などと伝え、しっくりくるものを試してもらいます。沢山の生徒さんに試してもらいましたが、明らかに音の立ち上がりや響きが変わります。


「実際にやること」を自分に指示するか「やることによって起こること」を自分に指示するかの違いです。

「実際にやること」にフォーカスを当てると、起こることが変わってきます。


力みが抜けないときは、勝手に起こることをわざわざ起こそうとしてるのかもしれません。まずは必要なことをやり続け、勝手に起こることを信頼する。

最初は違和感があって「こんなのでいいの?」と思うかもしれませんが…どう変わるかはお楽しみに。レッスンでもお手伝いします(^^)/


姿勢や構え方を変えると息の出しやすさも変わります。息についてお悩みの方ぜひ(^^)/



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基礎の基礎の吹き方
身体の使いかたについて書かせていただきました。


基礎的な構え方、身体の使いかたについて
書かせていただきました。



肝心な時ほど忘れてしまう、音を出す基本

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先日、ダニエル・オッテンザマーさんのマスタークラスを見学してきました。彼がレッスンで何度も言っていたのは「息」のこと。

レガートがつながらない時、速いパッセージの流れが滞ってしまう時、音を抑えた時にかすれてしまう時、生徒さんに息のことを言っていました。

難しいところは他のことに気を取られがちですが、難しいところこそ「息」のことを考えるんです。


息が必要なのに忘れがちなのはこんな時です。

・「f」や「ff」、「p」や「pp」のとき
・跳躍のとき
・レガートのとき
・高音のとき
・ブレスの直前
・難しいパッセージ、速い動きのとき
・強弱の変化があるとき
・音の出だし、音の終わり
・長いフレーズを吹くとき
・タンギング、スタッカートのとき etc

こんなとき、無意識に息が減っていたり、流れが止まってしまったり、息のことを考えることを忘れてしまうとうまくいかなくなってしまいます。

うまくいかないときは、音を出す瞬間から音が終わる最後の最後まで息のことを考えつづけてみましょう。

そしていつも提案していますが、息の方向は身体の中を通る方向です。

管楽器の音源は「息」です。どんなにいい道具を使って色々な勉強をしても息がないと何も始まらないんですよね。基本すぎて忘れがちですが、うまくいかないとき、ぜひ思い出してほしいと思います(^^)/



楽器別演奏アドバイス
無理のない構え方、楽器の支え方など
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よく響く低音の「f」を出すためには?~ローズ32のエチュードより

こんにちは!豊永よしこです。
今日は低音の吹き方です

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上のフレーズは低音から始まるもの、下のフレーズは向かう先が最低音でクレッシェンド、アクセントも付いています。ここはどう息を使って吹くでしょうか?よく聞くのは

ベルまでしっかり響かせるように息を吹き込む
気合を入れて気持ちを込める etc

それでうまくいけばOKですが、音が荒れたり、音程が不安定になりがち。今日は私がおススメする息の方向を提案したいと思います。

ブログを読んでいる方は耳タコ(笑)かもしれませんが、息の方向は低音を吹く時も「身体の中を通る方向」です。初耳の方はこちらをご覧ください
アレクサンダーテクニークで学んだ、これまでの常識を覆す息の方向

この息の方向だと、気合を入れなくても息に勢いが出るので、リードの振動や楽器自体の振動を邪魔しないかぎり「楽器に息を吹き込む」と考えるよりも楽に「f」を出すことできます。「口や指ではなく、息で音を出す」と思いながら吹いてみましょう。

息を出すときに「腹筋に力を入れよう、お腹で支えよう」とも思わなくてもOK。息の方向を考えて「息を必要なだけ出し続けよう」と考えると勝手に必要な筋肉が使われ、結果的にお腹で支えていることになります。

また、これがあっけなくできるためには、姿勢や構え方もとても関係してくるのですが、これは実際のレッスンの範囲なので個人的に見させていただきたいと思いますまずはこれをヒントにぜひ練習してみてください(^^)/







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アレクサンダーテクニークで学んだ、これまでの常識を覆す息の方向

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管楽器奏者にとって、響いた音や雑音のないタンギングやアタック、なめらかな指回し、跳躍、自由な表現など、思いどおりの演奏をするために何よりも大切なものは何でしょうか?

それはです。

上手く吹く為には息の使い方が重要なので、息の方向を色々言われます。こんな風に習った方、多いんじゃないでしょうか?

・ベルの先まで息を届かせるように
・ベルの先のろうそくを吹き消すつもりで
・ベルから息が出て、床に跳ね返るくらいに

斜め下方向、楽器に息を吹き込むイメージです。巷ではこの方向が一般的です。アレクサンダーテクニークを学ぶまではほとんどこの方向しか聞いた事がありませんでしたし、私も当たり前のようにそう考えていました。

でもこのやり方は力みや身体の押し下げを助長してしまうんです。

このように考えて吹いている方を観察すると、身体が縮まって固まり息の方向に頭が落ちています。口や指が力んで音も固く細くなっていたり、指もキーに届きづらくなっていたり、動かしづらくなっています。

アレクサンダーテクニークで学んだのは、身体の外の息の方向を考えるのではなく、身体の中を通る方向を考えよう、という事。

はじめて聞いた時は新鮮すぎてよく分かりませんでしたが、その通り吹いてみると頑張らなくても勢いのある息がスッと出て、拍子抜けするくらい楽に音がでます。そして音もとても良いのです。

これを自分で試してとても良かったので、レッスンでも指導していくと明らかにこちらの方が効果がありました。多くの方のテキメンな効果を目の当たりにして「身体の中を通る方向だけ考えれば良いんだ!」 と確信するに至りました。

息の方向を考える時は、肺から気管を通る方向。 「上方向、もしくはやや斜め前上の方向に息を送りつづける」    

そう思い続けるだけで息は勝手に上方向に流れ、一瞬で上あごの天井に到達して勝手にリードを振動させてくれます。    

色々試しても上手くいかない時は、口から外の方向ではなく  身体の中の方向を考える。うまくいくといろいろな悩みが一気に解決しますよ!良かったらぜひ試してみてください(^^)






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