今の季節、ソロコンテストの練習に励んでいる小中高生も多いと思います。今日はそんな中学生とのレッスンでの出来事です。

この出だし、ご存知でしょうか?ウェーバーのコンチェルティーノです。
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曲の最初から高音の「p」!美しく静かにジャストのタイミングで入りたい!…ですが中学生にはかなりの難易度だと思います。(プロでも怖いです)

先日審査した中高生のソロコンでも何人もこの曲を吹いてくれましたが、ほぼ全員発音が半拍遅れていました。残念でしたが、ここの怖さと難易度がわかるので「そうなっちゃうよね〜今の段階では仕方ない」という気持ちで聴いていました。

レッスンに来てくれた中学生も、発音が遅れ、出だしで下の倍音が出てしまいます。伸ばしている音はとてもきれいなので、ここでつまづいてしまうのはもったいないんですよね。

その生徒さんに聞いてみました
私「この音をジャストで発音するにはどうしたらいいかな?」

生徒さん「アンブシュアを準備してから吹く」

私「じゃあ…音はどうやったら出るかな?」

生徒さん「…息で出ます」


そう、音は息でリードを振動させて初めて出るもの。音を出すタイミングにアンブシュアをいくら準備しても音は出ないんです。

クリアな発音のために、私が提案したいのはこの方法です!

音を出すタイミング、アンブシュア(瞬間的に口を閉じる&歯でリードに必要な圧をかける)の動き、息を出すタイミングを同時にする。

これがぴったりのタイミングでできると、クリアな発音で、下の倍音も出なくなり、スッと音が出せるようになるのです。

ここでいう息の用意とは、音を出す直前に「その音を出すのに必要な息を出す」と意図することです。「息を出す」と決めずに他の事や恐怖で頭がいっぱいになっていると、発音に必要な息が遅れやすくなります。

レッスンでは時間切れでアンブシュアと息のタイミングがピッタリ合うところまで行きませんでしたが、音が出るタイミングは早くなり、倍音が出る時間も半分以下に減り、改善の方向に進みました。

この方法は色々な段階の方がうまくいくやり方です。これは本能的な動きを超える練習なので、はっきりした意図と新しい領域に踏み入る勇気、失敗する勇気を持って練習してほしいなと思います。

これを身に付けるには、他にも気を付けたいポイントがいくつもありますが、全部過去記事に書いてあります(^^)部活や楽団で先輩に習った音の出し方とは違うかもしれませんが、よければぜひ試してみてください。




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楽器別演奏アドバイス
無理のない構え方、楽器の支え方など
書かせていただきました。




  
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