クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

クラリネット&アレクサンダーテクニークについて、豊永よしこが思うことを書いています。

人の目が気になる

「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」


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他人にどう思われるかが気になると、失敗率が上がる

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「自分の演奏、どう思われるかな…」と気になってしまう方、沢山いると思います。私もかなり人の目が気になる人間でしたが、少しずつ変化できました。そのからくりが分かり、頭の中と行動を変えたからです。

そもそもなぜ他人の目が気になると失敗率が上がってしまうんでしょうか?それは



「他人の目を気にするのにエネルギーを取られ、必要なことをやるためのエネルギーが激減するから」




結構練習したつもりだけど「どう思われるかな」にエネルギーの大部分を持っていかれてうわの空、そうしているうちに難しいパッセージや絶対決めたい高音がやってきます。どうなるでしょう?

ギャンブルのように一か八かで吹いてしまったり、恐怖で腰が引けてしまったり、準備ができていないのに吹いてしまったり…

それで失敗すると「みんなに下手って思われる…厳しいあの人、どう思ってるかな」とさらにうわの空、失敗の連鎖がやってきてしまうかも。

心当たりないでしょうか?(私は全部あります)では代わりに何をやったらいいのでしょうか?


それは「演奏に必要なことのみを考え実行すること」です。


「音を出す前の心と身体の準備」
「身体への指示はいつどれくらいする?」
「どう音楽を運んでいきたいか」
「誰と一緒にハーモニーを作るか」
「お客様とのコンタクトは?」
「音程はどう取るか」
「空間をどこまで捉えるか」
「音を出す瞬間の息はどうするか」
「音の処理はどうするか」
「難しいパッセージの手前の準備」
「息の配分」
「リセットはここでしよう」
「身体が固まってきたらこうしよう」
「スタッカートの息はこうする」などなど…100個以上書けるかも。

演奏前、演奏中には沢山沢山やることがあります。これらを考え実行していると、人の目を気にする余地が無くなってきます。エネルギーの全てを演奏に使うので、結果成功率が上がります。万が一失敗しても、やることはすべてやったという思いと経験値は確実に残っていくでしょう。



「必要なことを必要な時にやり続ける」



以上。シンプルですね!他人軸にブレたら自分軸にすぐ戻し、必要なことをやり続ける。頭の中と行動を変えるだけです。ぜひやってみてください(^^)/




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自粛が緩んだらまたピアノもやりたくなってきました。季節に合わせて「雨だれ」(^^)
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基礎の基礎の吹き方
身体の使いかたについて書かせていただきました。


基礎的な構え方、身体の使いかたについて
書かせていただきました。










みんなに好かれる演奏をしたい!と思っている方へ

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みんなに好かれる演奏をしたい!先生や先輩、友達に好かれたい、褒めてもらいたい、観客にいいと思ってもらいたい…この思いは多かれ少なかれ皆さん持っているのではないでしょうか。

好かれようと思うがあまり緊張してしまったり、何を吹いたかわからなくなってしまったり…という事もあるかもしれません。私も先生や先輩によく思われようと演奏していたときは、緊張して撃沈したことも沢山…


先日こんな話を聞きました。

「人に好かれる原因と、嫌われる原因は同じ」

あの人の音は明るいから好き
あの人の音は明るすぎて嫌い

この演奏は思いがこもっていて好き
この演奏は思いがこもりすぎてて嫌い

同じことについて言っていますが、評価が真逆です。

ほかにも色々思い浮かべてみてください。全てこんな調子ですよね。どんなに人気で良いとされといるものにも必ず反対意見があります。世界的なソリストの動画でさえ「No」が付いています。

他人に好かれたい、評価を得たいと思っても人の好みや見方はそれぞれ、どんなに頑張ってもみんなに好かれるというのはムリなんです。


だったら他人によく思われようとするエネルギーを、自分が大好きと思う演奏をするために注いでみませんか?

人前で演奏するとき「皆に気に入ってもらえるように…」と思って演奏するのをやめて

「私と私が大好きとおもう音楽を一緒に楽しみませんか?気に入らなかったら寝ててOKです(^^)」

こう思って演奏します。これを真剣にやると変わってきます。こうすることで外の評価を気にして分散されていたエネルギーが自分に戻ってきます。

他人の評価を気にして起こる緊張もおさまってきて、集中した演奏ができ、結果共感する人が増えるのではないかなと思います。


「来てくれたお客様に喜んでもらおう!」「先生や先輩の指摘を取り入れよう!」はレベルを上げるためには必要で素敵な考えです。

でもそれが知らないうちに「好かれたいから」がスタートになっていませんか?自分の好みをないがしろにして他人に好かれようと頑張っていませんか?そんな方が多い気がしたので書いてみました。

私も長い間人の目地獄にはまっていましたが(笑)今はだいぶやめられたのでかなり快適です。演奏するのが大好きで楽しかったはずなのに最近苦しい…と思ったらちょっと振り返ってみてください(^^)/





楽器別演奏アドバイス
無理のない構え方、楽器の支え方など
書かせていただきました。







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