クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

クラリネット&アレクサンダーテクニークについて、豊永よしこが思うことを書いています。

上達する練習法

「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」


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楽器の練習をしても上達を感じられないとき、振り返ってみたいこと

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目標や理想に向かって練習しているけど上達しない、やってることが身に付かないように感じること、ありませんか?練習の仕方がズレていたり、独学で練習しているならそう思うのも不思議ではないですが、そうではない時はちょっと振り返ってみてください。


小さな「できた」をスルーしてない?


上達は小さな一歩でも進んだことを認め、それが積み重なった結果感じられるものだと思います。ですが、その程度の一歩なんて上達したうちに入らないと思っていたらどうでしょうか。

「こんな簡単なこと、できて当たり前」とすぐスルーして「今度はこれができない」と常に思っていたら…自分の努力はいつ浮かばれるんでしょうか?ゴールのない音楽の世界、永遠に自分を認めることはできません。

自分を認めないで頑張り続けていると、長い間に心も身体も疲れはて、燃え尽きてしまいます。


上達を感じられない、練習が報われないと感じるときは、自分の小さな進歩をどう捉えているかを見直してみましょう。

理想を高く、真剣に練習している時ほど成果を認めたり自分を労うことが難しいかもしれません。こんな状態を認めたら成長が止まる、と思ってしまうかもしれません。でも本当は認めることが自分の力になり、長い道のりを支えるパワーになるんです。

少しずつでも自分を客観的に眺め、進んだ一歩を認める。上達には長い時間がかかるからこそ心がけたいことです(^^)


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私も自分を認められない人間でしたが
このようなありさまに(笑)
令和おめでとうございます(^^)/
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クラリネット、バスクラリネットの
基礎の基礎の吹き方
身体の使いかたについて書かせていただきました。


基礎的な構え方、身体の使いかたについて
書かせていただきました。












アマチュアの8割の方が残念な結果になっている事

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基礎練のスケール、沢山の方が取り組んでいますが、アマチュアの方の約8割の方「上行形(前半)より下行形(後半)の方が残念」になっています。上のようなスケールもそうですが、三度、アルペジオ、跳躍のスケールになるとより顕著になります

どう残念になっているかというと、上行形では音が良く響いているのに、下行形では音が潰れていたり、響かなくなっているんです。下行形では次の音がすぐ出ずに引っかかってしまったり、リードミスが出やすい方も多いです。

曲で使われるのは上行形だけではなく、下行形も沢山使われます。上りも下りも良く響く音で美しく吹きたいですよね。では次に、下行形をどう練習していけばいいのか、ポイントを書いていきたいと思います。

★気を付けたい練習ポイントは2つ。
・上行形の高音部を通過して下行形に入ったら、どういう音を出したいかを決め、息を出し続けながら、アンブシュアを柔軟にしていきます。アンブシュアが固まったままで下ると、リードミスや鳴らない原因になります。また、難しい所は息が止まりがちですが、そういう時は息の事を第一に思って吹いてみてください。

・指の動かし方に気を付けます。レガート(スラー)、タンギング、スタッカートに関係なく、指の動きが美しく繋がっていくようなイメージで指を動かします。音と指の動きはリンクします。どういう演奏をしたいかな?と考えながら指の動きを研究してみてください。

どちらも練習はゆっくりのテンポから。上行形を1回練習したら、下行形は5回練習する、という風に、
練習回数を増やすのをおススメします。理想は上り下りにかかわらず、すべての音が美しく鳴る事。これが出来てくると、全体の印象がかなり変わってきますよ。時間をかけて練習してみてください(^^)




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大好きな曲で耳のトレーニング!

今日は、大好きな曲で耳のトレーニングをしよう!というお話です。トレーニングというか、遊びですね(^^)

モラゲス木管五重奏団の饗宴
モラゲス木管五重奏団
キング・インターナショナル
2001-05-23


今回はパリ管のスーパーソリスト、パスカル・モラゲス氏と兄弟が中心になった、とっても楽しい木管五重奏です。このCDは大分前に買いましたが、今も時々取り出しては聴いています。もちろんこのCDでなくてOKですが、音の違いが分かりやすい木管五重奏はお勧めです。


では、耳トレしましょう!どう聴いたらいいかな?

・和音進行を聴く
⇒(難しい理屈は知らなくても良いので、雰囲気の違いを細かく体感し、雰囲気が変わる前後の吹き方、音楽の動きを良く聴きます)
・楽器ごとに音を追っていく
⇒(木管五重奏はそれぞれの音が違うので、声部を聴く練習にとてもいいですよ。1回目はフルート、2回目はホルンなどと、その都度聴く楽器を変えます)
・音色の違いを聴く
⇒(雰囲気や和音進行によって、どんな音色を使っているのかを聴きます)
・音の出だし、終わりを聴く
⇒(曲によって出だしの音質をどう変化させているかや、音の終わりの処理の仕方を聴きます。)
・音の方向性の付け方を聴く
⇒(どこに向かっていく?どこへ収束していくか?息の使い方を聴きます)
・何拍子かを予想して聴く。後で楽譜で答え合わせ
⇒(4分の4と2分の2等もごっちゃにせず正確に予想。意外とハズレます(笑)
・特徴的なリズムの形を書き出す。後で楽譜で答え合わせ
⇒(3連符と符点四分など、紛らわしい音価の違いも正確に。意外とハズレます(笑)


他にも色々ありますが、とりあえずはこれでお腹いっぱいでしょうか?

無限に聴き方はあります。慣れてきたら、1度に2つの楽器を聴く練習をしたりとレベルアップしてみてください。CDはインテンポで音楽的に演奏されているので、細かい音取りをするというよりも、声部を追ったり、音楽の流れを追いながら聴いたり、吹き方でどう音楽を動かしているか等を聴くのに向いています。大好きな曲でトレーニングするのは最高に楽しいですよ!ぜひお勧めします(^^)




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