教室では勉強会の曲も決まり始め、所属オケやアンサンブルの練習に忙しい方もいらっしゃいます。
多くの方が、いわゆる「名曲」に取り組んでいるのですが・・・

「できるのはとても嬉しいんだけど、自分がやるのが申し訳なくて・・・」
とか「すごく好きな曲だけど、なんだかおこがましくて・・・」という謙虚な方が時々いらっしゃいます。

自分の力量では手が届かないような、練習してもしても果てしない曲はそう思ってしまうのもよく分かります。

以前どこかでこういう話を読んだことがあります。例えばモーツァルトが自分が作曲した約200年後に、行った事もない東洋の国で、自分の曲を特別な曲として演奏してくれているという事を知ったら、嬉しいに違いないんじゃないか?というお話です。

確かにそうですね。もし私がモーツァルトだったら、その事実にとても驚いて、嬉しい!!と喜ぶと思います。モーツァルトが実際どう思うかは誰にも分かりませんが・・・(^^)

もう演奏すると決めたのに
「こんな名曲、自分がやっていいのかな・・・」とか「やる価値があるほど上手くできないけど…」ともし尻込みしていたら「ただ演奏するだけで作曲家は喜んでくれるかも!」と思うとワクワクが復活してくるかもしれません。

その曲を吹くのに力不足だな~と思うのなら、長い時間練習を重ねて、1回の本番だけでなく、何度でもチャレンジするつもりで取り組んでみましょう。

中学生なら中学生にしか吹けないモーツァルト、大人なら大人にしか吹けないモーツァルトがあります。私も中学の時にモーツァルトのコンチェルトとクインテットを沢山練習したのですが、今もその経験が生きているので、やってよかった、誰かに止められなくて本当に良かったな~と思っています。

名曲は何回チャレンジしても飽きる事はありません。その都度素晴らしい体験が沢山出来ると思います。せっかくチャレンジできるのだから、自分に誇りと曲に取り組める喜びを持って演奏すると結果も変わってくると思います(^^)



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