クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

クラリネット&アレクサンダーテクニークについて、豊永よしこが思うことを書いています。

ローズ32のエチュード

「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」


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トリルが上手な人は必ずこれが出来ています

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このトリルが得意な人にはあまり会ったことないです苦笑



こんにちは、豊永よしこ(とよながよしこ)です。さて、今日はトリルのお話です。「トリルが上手な人は必ずこれが出来ている」いったい何でしょうか? 暑いので単調直入に言いましょう。



それは「トリルの時も必要な息を出せている」です。



指の動かし方や手の角度、構えなどやりやすくするためのお約束はいくつもあるのですが、それ以前にやはり息なんです。

トリルが苦手という方の9割は、トリルの直前から息がお留守になり、トリルに入るとほぼ息の事は頭から抜けています。結果流れが悪く動きの鈍いトリルになってしまうんですね。

どうしてもトリルで頭がいっぱいになってしまう場合は、トリルなしでその音をロングトーン、息の流れを思い出してからトリルを付けるとうまく行きやすいです。

軽やかにトリルをしている方々を観察すると、必ず息をしっかり使っています。「トリル=指」になりがちですが、「トリル=息」と頭の中を書き換えるといい結果になるかもしれません(^^)/





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今回の課題はおなじみこのエチュードから。
ISE クラリネット ローズ 32のエチュード (ISE Collection International S)
全音楽譜出版社出版部
全音楽譜出版社
2004-09-21





クラリネット、バスクラリネットの
基礎の基礎の吹き方
身体の使いかたについて書かせていただきました。


基礎的な構え方、身体の使いかたについて
書かせていただきました。



吹奏楽やオーケストラで活動する方へ…エチュードをおススメする理由

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うまくなるためにはエチュードをやった方がいい、とよく言われますが、なぜやった方がいいのでしょうか?今日は特に吹奏楽やオーケストラなど、合奏メインで活動している方にお勧めする理由を書いてみたいと思います。

一番の理由は一人で音楽を創り上げる練習ができるということ。

多くのエチュードは一人で吹きます。無伴奏です。そこには指揮者もパートリーダーもコンマスもいません。自分だけです。楽譜を頼りに自分でテンポを決め演奏します。

テンポだけでなく、普段は指揮者やリーダーに指示されることも楽譜を頼りに自分で決めます。最初は分からないことばかりで大変かもしれません。でも積み重ねていくうちに、自分で音楽を創っていく楽しさに目覚めてくるのではと思います。

普段からエチュードでそんな訓練をしていると、主体性を持って演奏する習慣が付いてきます。ソロを任されたり、リーダーの役割がきたときに余裕を持って受けられるようになるかもしれません。

また、一人一人が集団の中で主体性を持って演奏すると音楽が変わってくるのです。プロの演奏を聴けばそれは分かると思います。

いつもの練習の合間に、1フレーズでもいいので練習してみましょう。一人で考えて自分なりの答えを探してみると合奏にはない楽しさを味わえますよ。

もちろんレッスンで教えてもらうのもおススメです。教室でも自分でテンポを決めたり主体性を持って吹くお手伝いをしています。わからないまま、できないままでOK、ぜひレッスンに来てみてください(^^)/



エチュードは沢山出ていますが、まずはこの2冊をお勧めしておきます。音符を並べて終わりではなく、覚えるくらい時間をかけて練習すると、合奏にも役立つ力が身に付きますよ。
ランスロ/26のエチュード【楽譜】
ランスロ/26のエチュード【楽譜】


【クラリネット教本】 ローズ 32のエチュード ROSE 32 Etudes 全音楽譜出版社 【メール便・定形外郵便OK】
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クラリネット、バスクラリネットの
基礎の基礎の吹き方
身体の使いかたについて書かせていただきました。


基礎的な構え方、身体の使いかたについて
書かせていただきました。







ロングトーンやスケールを曲やエチュードにつなげて生かす方法

ロングトーンやスケールなどの基礎練習、曲やエチュードに生かせていますか?今日は基礎練をエチュードにつなげていく練習の例を書いてみたいと思います。

今回のお題はこちら。ローズの32のエチュード、25番の1フレーズです。跳躍のあるメロディーをいかに滑らかにつなげるかが鍵になります。ロングトーン、スケールで練習したことをこのエチュードにつなげていきましょう。
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まずはロングトーンです。ここでの目的はできるだけ長く音をもたせることではなく、生きた音を創ることです。

拍は決めずに、一息で吹ける長さで練習します。曲中に出てくる音を中心に練習するとよいでしょう。

音を出す瞬間から音が消える最後の最後まで息で音を出すこと、出だしから音の最後の最後まで息の方向(息が身体の中を通る方向)を考えて吹きます。

拍を決めたロングトーンをやりたい場合は、これができてからでよいと思います。意図のない拍設定は悪い意味で息を節約するクセが付いたり、棒吹きや力みの原因になります。


次にスケールです。今回はこのような跳躍系のスケールを練習。
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全部スラーで、まずはゆ~っくり練習します。今回はメトロノームで16分音符60。余裕を持って色々なことを考え、準備しながら吹ける速さで練習しましょう。

スケールは最終的には曲につなげていくので、機械的にやるよりも、曲のつもりで練習するとより効果が出てきます。

ロングトーンで気を付けた息のことをもちろんスケールでもやります。「息を出だしから最後まで出し続ける、息の方向を考え続ける」

練習していると音の高さによって息の勢いを変える必要があることに気づくと思います。跳躍ではどのように息の勢いを変えていけばよいのか、研究してみましょう。

音の変わり目では息が弱まったり、息が一瞬止まってしまうこともあります。これはブツブツ切れてしまう原因になるので、音の変わり目は特に息のことを考えてみましょう。

また、アンブシュアが固まった状態だとなめらかに繋がりません。跳躍の時に、いつどれくらいアンブシュアを柔軟にしていくとスッと繋がるのかを研究してみましょう。

跳躍は指がばらけ、間に違う音が入ったり、指のタイミングがズレて音がスムーズに出なくなることもあります。指はトーンホールを塞ぐ、キーを押さえる力があれば十分、指がせりあがった構えになっていたら、両手小指を意識しながら動かしてみましょう。

右手親指の存在が希薄だと、楽器を握って指の自由が制限されるので、右手親指&上下の歯(頭)の支えの確認も忘れずに。

また、指の動きの質も滑らかさにとても関係しています。自分の完成形のイメージに合った指の動きも研究してみましょう。音を出しながらだとうまくいかなかったり、よくわからない場合は、音を出さずに息だけで空吹きで指の動かし方を研究してみます。

※できないときは負荷を出来るだけ減らすのが練習のコツです。負荷が軽い音を出さない練習やゆっくりで出来るようになったら、音を出したり、テンポを上げて負荷をかけていくと良いと思います。


そしていよいよエチュードにつなげていきます。
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ロングトーンで練習した「息の出し方」とスケールで練習した「指の動かし方」「音が動いていく状態での息の出し方」「アンブシュアの柔軟さ」をここで集結させます。

気をつけることが多いので1つできると1つ忘れる状態になりがちですが、忘れたらその都度必要なことを思い出してリセット。考えながら何度も繰り返し練習します。フレーズを細かく分けて練習したり、2音、3音ずつでさらに細かく練習するのもお勧めです。

出来るようになってきたら、技術的なことと同時に、全体の構成やフレーズのまとまり、和音の移り変わり、音の向かう先などを考えていくと、音楽的に吹けるようになるだけでなく、より吹きやすくなります。

基礎練では出来たのにエチュードになるとできなくなる時は、もう一度基礎練に戻って練習します。行ったり来たりしていくうちに、少しずつ質が上がってくると思います。


今日は1つの例を書きましたが、どんな曲、エチュードでも必ず基礎練につながっています。普段から基礎練のなかに曲やエチュードとの共通要素を探しながら練習することをおススメします。

基礎練をただのウォーミングアップや機械的な練習にせず、曲やエチュードに生かしてどんどんレベルを上げていきましょう(^^)/


ローズ32のエチュードはこちら。名エチュードなのでぜひ練習してみてください。





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ローズ32のエチュードのグループレッスン、満席となりました!


こんにちは!豊永よしこです。
昨日こちらでご案内させていただいた、ローズ32のエチュードを使ったグループレッスン、おかげさまで満席となりました。これよりキャンセル待ち受付とさせていただきます。詳細、お申込みはHPからお願いいたします。

次回開催は未定ですが、ご希望が多い場合は前向きに開催を検討させていただきます。SNSのメッセージやコメント、HPなどからお知らせください。

詳細、お申し込みはHPからお願いいたします(^^)/



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ローズ32のエチュードのグループレッスン、再び開催します!

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こんにちは!豊永よしこです。

生徒さん、メルマガ読者の方には先行お知らせしましたが、来年1月8日(月祝・成人の日)にグループレッスンを開催いたします。
ローズ32のエチュードの1番を題材に、アレクサンダーテクニークや、アレクサンダーテクニークを応用した奏法を中心にレッスンを行います。10月のグループレッスンとほぼ同じ内容になります。

新しい身体の使いかた&考え方での演奏を体験をしてみたい方、ぜひご参加ください。

前回参加できなかった方、もう一度違う角度から練習してみたい方、これを機会にローズにチャレンジしてみたい方、基礎の基礎から演奏を見直したい方、アレクサンダーテクニークに触れてみたい方など、興味のある方はぜひご参加ください(^^)/

★前回の参加者のご感想はこちら

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