クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

クラリネット&アレクサンダーテクニークについて、豊永よしこが思うことを書いています。

ロングトーン

「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」


♪教室HP⇒http://fujisaki-clarinet.com

時間があるときにぜひやってほしい練習


こんにちは、豊永よしこ(とよながよしこ)です。「今年の夏休みはどこへも行かないから何しよう?ちょっと暇だな~」という方も結構いるのでは?私も今年は帰省しないので、ただただダラダラと過ごします(笑)

いやいやダラダラなんてもったいない、時間もあるから普段できない練習しよう!という方もきっと沢山いらっしゃるでしょう。(読者の方は私より遥かに意識高いと予想しています)

でも何したらいいのかな?という方へ、今日は時間がある時にやってほしいお勧めの練習を書いてみたいと思います。



それは、替え指のロングトーン。替え指を全部ロングトーンしてみるんです。

FullSizeRender


ロングトーンしてみると、指使いごとに音色、音質、音程などが違うのが分かります。それらを自分の好きな音に寄せていくように吹き方を調整して練習します。(このときは空間に響いている音を聴きます)

これをするとそれぞれの吹き方のコツがわかり「この指使いの音苦手」が減って、色んな場面で違和感なく替え指が使えるようになるんです。

また、替え指でロングトーンしてると「この指だと出づらい」「雑音が多い」などに気づくかもしれません。そんな時は調整が必要な場合も多いので、リペアに直行です。

普段は難しいかもしれませんが、ちょっと時間が取れそうなときにぜひやってみてください(^^)/



教室の夏休みは15~18日。オンラインレッスン、単発レッスンも受付中。
クラリネット&アレクサンダーテクニークレッスン
★藤崎クラリネット教室

http://fujisaki-clarinet.com


★無料メルマガ登録
https://mail.os7.biz/add/mpDt



こんな本を買ってもいいですよね。私は運指表は2~3種類見るようにしています。
クラリネット運指本 (吹奏楽のための)
松本 健司
ドレミ楽譜出版社
2010-01-30






クラリネット、バスクラリネットの
基礎の基礎の吹き方
身体の使いかたについて書かせていただきました。


基礎的な構え方、身体の使いかたについて
書かせていただきました。





ロングトーンって何種類ある?

630741_s (1)


こんにちは、豊永よしこ(とよながよしこ)です。ロングトーンって色々ありそうだけど何種類あるんでしょうか?



答えは「人の望みの数だけ」です。



ロングトーンは型の決まった基礎練ルーティンではなく「私はこうなりたい」を叶えるための変化自在のトレーニングです。

最初は先生や先輩に指示されたものでいいと思いますが、慣れてきたら「私はどうなりたいかな?」と自問して、望みに合ったロングトーンをやっていくと上達も速くなります。

たとえば、こんな感じです。


●ブランク明けで筋力を付けたい

→今の体力で出来る長さ、音域で練習
慣れてきたら少しずつ長さや音域を拡げる。

●ブレスを見直したい
→吹きやすい音で常に息を考えながら音を出す。
拍は決めないでブレス時は時間を取って身体を観察。

●表現力を付けたい
→全音域であらゆる音量、音色で。
拍を決めて音の方向性を考えながら吹く。

●跳躍をスムーズにしたい
→アルペジオやオクターブスケールを
ロングトーン仕立てにして練習。

●調子が悪いけど吹きたい
→自分の好きな音、得意な音をロングトーン。

●高音を安定させたい
→高音以外の音のロングトーンで奏法の見直し。
倍音を出す練習をする。

●音ムラをなくしたい
→気になる音域とその前後の音域を繋げてロングトーン
スケールをロングトーン仕立てにする

●音を安定させたい
→最初から最後まで息のことを考え続けロングトーン
安定しやすい音から始め、コツをつかんだら安定しづらい音に挑戦する

●発音をはっきりさせたい
→音を出す前に心身の準備をする習慣を付ける(短い音でOK)
倍音を出す練習をする

●音色を良くしたい
→拍は決めずに基礎の基礎に戻り全音域

●音量を出したい
→拍は決めずに息の方向を考えて全音域。

●音程を良くしたい
→チューナーやピアノを使う
http://clarinet.blog.jp/archives/1457262.html



などなど…実際はもっと細かく練習プランを考えます。

自分で練習プランを考えたら、しばらくやってみる。良さそうだったら続ける、イマイチだったら別の方法を考えるというような自由なスタンスで。実験のつもりで試してみると練習自体が楽しくなりますよ(^^)/



レッスンでも練習方法アドバイスします。次回オンライングループ、興味のある方は参加してみてください。



クラリネット&アレクサンダーテクニークレッスン
★藤崎クラリネット教室

http://fujisaki-clarinet.com


★無料メルマガ登録
https://mail.os7.biz/add/mpDt


久しぶりにコルクグリスを付けました。信頼するリペアの方おススメのこれをずうっと使っています(^^)/
IMG_1611


たまにしか使わないので何年ももちます。一生もつかも(笑)
クラリネットワールド スライド&コルクグリス
クラリネットワールド スライド&コルクグリス


クラリネット、バスクラリネットの
基礎の基礎の吹き方
身体の使いかたについて書かせていただきました。


基礎的な構え方、身体の使いかたについて
書かせていただきました。




ロングトーン、何のために練習していますか?曲で思い通りの音を出すための練習法

389203

ロングトーン、何のために練習していますか?先輩に言われたから?基礎って聞いたから?ただ何となく?

ロングトーンを練習する目的は色々ありますが、その一つは

「それぞれの音の個性を知るため」

クラリネットは全部同じように吹いていても、音によって音色や音質、音の出しやすさが違います。注意深く練習していればわかると思いますが、1つ1つの音に個性があるんです。

曲を思い通りに演奏するには、2つの吹き方を身に付ける必要があります。
・その音の個性を生かした吹き方
・どの音も均一に聴こえるような吹き方

この2つの吹き方をマスターしていくには、まずロングトーンで1つ1つの音の個性を知っていく事が必要です。そして

・音の長所を伸ばすような吹き方
・音の短所を補うような吹き方

これらをロングトーンで研究していきましょう。たとえば音が鳴りすぎる音なら「より鳴らせる吹き方」「鳴りすぎを抑える吹き方」を練習します。

吹く時の姿勢、構え、音を出す前の準備、出したい音のイメージ、息の出し方、音を出してからどう音を聴くか?など沢山の事を考えながら練習して行きます。

このスタンスで練習を続けていくと、音をコントロールする技術が付いてきます。

音がコントロールできれは、自分の出したい音が出せるようになるのはもちろん、作曲家の意図や指揮者の意図に合った音が出せるようになります。

ロングトーンは何時間練習しても飽きないくらい奥深く面白いものです。今回の目的以外にも、ロングトーンを練習する目的は沢山。

やらなければならないルーティンから意識をちょっと変えると、楽しさが増えますよ!ぜひ練習してみてください(^^)








★藤崎クラリネット教室★
http://fujisaki-clarinet.com        
    

毎月1日配信・ブログでは読めない情報満載
月1無料メルマガ登録はこちら!   


おススメ過去記事をご紹介
★教室ツイッター★

https://twitter.com/fujisaki_cla 

いいね!で最新情報が届きます
★教室フェイスブック★

https://www.facebook.com/fujisakiclarinet/

メルマガバックナンバー
https://note.mu/clarinet



にほんブログ村








楽器別アドバイスを書かせていただきました
身体の使い方について書かせていただきました
スポンサーリンク
記事検索
スポンサーリンク
本ブログの著作権は藤崎クラリネット教室に帰属し、無断使用する事を禁止しております。
気になるキーワードは?
カテゴリー
スポンサーリンク
楽天市場