クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

心と身体に優しい奏法、練習のコツ、レッスンの事、アレクサンダーテクニークについて書いています。

リガチャー選定

アレクサンダーテクニークとクラリネットのレッスンを行っています。
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マウスピースの選定過程を撮ってみました

昨日、お待たせしていた選定にやっと行けました!今回は選定過程の写真をこまめに撮ってみましたのでちょっと実況風に書いてみたいと思います。

今回はバンドレンのM30ライヤー、14個出していただきました。

まずは何のジャッジもせず全部吹きます。普段自分が吹いているマウスピースでない場合は自分が慣れる意味もあります。かすかな傷があるものや、明らかに良くないものははじきます(横にしたもの)12個になりました。
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まだ本格的には選びません。息の通りを重視して気持ちよく吹けないものをはじく程度です。これを2~3巡して良いものを残します。8個になりました。
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少しずつ良いものを探す目で選びます。息の通り、立ち上がりが良いか、タンギング、音程、強弱がやりやすいか、吹きづらい音域がないかなどを見ます。このあたりで音色についても見ていきます。吹きやすくても音が汚いものははじきます。この視点で2~3巡吹きます。4個になりました。
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最後の段階。これまでの視点に加え、誰が吹くかが決まっている場合はそれも考慮して選びます。この辺りは詳しく書けない職人芸(笑)。これらの厳しい審査で残ったのがこの2つです。
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かかる時間は出していただく数にもよりますが、今回は約1時間かかりました。左右の脳をまんべんなく使うので、脳が疲れます。時間のある時は帰りにおやつを補給して帰っています(^^)/

選定で大事にしているのは「楽しく吹けるマウスピースか」ということです。楽しく吹けるということはこういうことです。

「音が心地いい」
「吹奏感が気持ちいい」
「自分の思い通りに吹ける」
「やりたいことができる」

この基準にかなったマウスピースは良いものだと思っています。


今回リガチャーの選定もありましたが、在庫が少なすぎて比較できなかったので、他のお店で選定しました。「数ないけどこれでいっか!」という事はしない主義なので(当たり前ですね)少しお待ちいただくこともあります。

マウスピースは楽器やリードと同じぐらい重要なものなので、慎重に買っていただきたいなと思います。随時依頼は受け付けているので、ご希望の方はお声かけください(^^)/


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基礎の基礎の吹き方
身体の使いかたについて書かせていただきました。


基礎的な構え方、身体の使いかたについて
書かせていただきました。





リガチャーを選ぶときに考えたいこと&素材の特徴

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リードの振動に影響を与え、音量や音質、音色を変えることもあるリガチャー。最近は色々なものが沢山出ています。魅力的な謳い文句に、思わず飛びついてしまう方も多いかもしれません。
今日はざっくりと、リガチャーを選ぶときに考えたいことと、素材の特徴について書いてみたいと思います。

リガチャーを選ぶときに考えたい事。まずは「どんな音を出したいか?」です。もっと音を響かせたいなら、響きを増幅させるもの、まとまった音を出したいなら響きを抑えるもの、音色を変えたいなら、素材を考えて選びます。

それだけでなく、自分を取り巻く環境も考慮に入れてみましょう。主にどんな環境で吹きますか?大編成?小編成?大きなホール?小さなサロン? どんなところでしょうか。

練習環境も考えに入れましょう。慌ただしい環境の部活や楽団なら、装着しやすく万が一落としても変形しない丈夫なもの、落ち着いて組み立てが出来る環境なら、装着に時間がかかったり、1回落とすとアウトな繊細なリガチャーでも良いと思います。

素材は、ざっくりとこのような特性を感じます。
金属:音の響きを増幅させる、音に華やかさを与える
革、ラバー、紐、木製:音の響きを抑える、音に落ち着きを与える

金属はシルバー、ピンクゴールド、ゴールド、ブラック等がありますが、見た目のイメージに近い音が出ます。シルバーは落ち着いた音、ピンクゴールドはまろやかな柔らかい音、ゴールドは華やかで大きな音がします。

また、違う素材を組み合わせたリガチャーは、それぞれの素材を掛け合わせた印象となります。例えばラバーや革製で、リードに当たる部分に金属が付いていると、金属×ラバーの良いとこどりになります。(リードの振動は生かしながら、余計な音の広がりを抑える)最近は素材の種類も増え、組み合わせも複雑になっているので、実際に吹いてみるのが一番です。

お値段も数千円~数万円までありますが、一概に安いからダメ、高いから良いとは言えません。自分に合っているなら価格は気にしなくてよいと思います。

ひとつ気を付けたいのは、リガチャーが奏法の問題を隠してしまうことがあること。例えば吹き方に問題があって音が響かないのに、音が大きく響くリガチャーを付けてしまうと、改善すべきところがいつまでも改善できないという事が起こってきます。

奏法を改善したいときは、改善点をカバーできるリガチャーではなく、ごくオーソドックスなリガチャーを選んでみましょう。そうでない場合は奏法の問題をカバーしてくれそうなリガチャーや、好みで選ぶと良いと思います。

さらに詳しくはクラリネットの先生や楽器店の方に聞いてみてください。リガチャーも個体差があるので、必ず吹いて選ぶようにしましょう。先生に選んでもらうのがベストです。とてもざっくり書きましたが、どなたかの参考になれば嬉しいです(^^)/



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また、価格もピンキリですが、価格が高いから良い、安いからダメ、という事は無いと思います。自分の希望を満たして自分に合っていれば私は問題ないと思います。時々付属のリガチャーはダメという方もいますが、必ずしもそうでもないのです。機種によっては十分使えるものが付いているときもあります。

私は楽器選定の際にはリガチャーも選定しますが、特に希望がなければ選定した付属のリガチャーを使ってもらっています。

あとはどんな環境で使うかも選ぶポイントになります。楽器の扱いに慣れていなかったり、慌ただしい部活内で使う場合は、丈夫なものをお勧めします。リガチャーによっては、1度落としただけで歪んでしまったり、ペッちゃんこに変形してしまうことも結構あります。よく落としてしまう場合は、革やラバー製が良いと思います。

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