クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

心と身体に優しい奏法、練習のコツ、レッスンの事、アレクサンダーテクニークについて書いています。

スタッカート

アレクサンダーテクニークとクラリネットのレッスンを行っています。
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タンギングやスタッカートの時にアゴが動いてしまう原因と対策

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タンギングやスタッカートの時にアゴが動いてしまい、直そうとしてもどうしても動いてしまう、なぜ動いてしまうのかわからない…と困っている方、多いのではないでしょうか?(正確にはアゴ自体動くことは少なく、多くはアゴ周りの筋肉が動いています)

アゴが動くとアンブシュアが不安定になり、リードミスや音程が悪くなる原因になるので注意されるのですが、それ以上に基礎中の基礎「息で音を出す」の邪魔をするのでNG奏法とされるのです。(逆に言うとアゴが動いていても、豊かな響きで安定感があれば問題ではありません)

私もこれまでアゴが動く方を観察していても、なぜ動くのかがはっきりわかりませんでしたが、やっと原因や改善方法がわかってきたので、今日はアゴが動いてしまう原因と対策をざっくりと書いてみたいと思います。

タンギングでアゴが動いてしまう方は、こういう特徴があります。
 

「口やアゴ周りの筋肉で音を止めようとしている」


音の響きを止めるのは主に舌。リードを舌で触れば振動は止まるのに、さらに口やアゴ周りの筋肉で振動を止めようとするとアゴが動いてしまいます。

また、音は息でリードを振動させて出すもの。必要な息が使えていないと、息ではなく口やアゴ周りの筋肉でリードを一瞬押さえてから音をだす習慣が付きます。

また、もともと息でリードを振動させる意識が薄いとアゴが動いてしまう傾向にあります。音を出す瞬間から止める瞬間まで息のことを考えつづけるのが大事です。

アゴが動いて見えるときは、身体はこんな動きをしています。

1.舌でリードの振動を止めると同時に、口やアゴ周りの筋肉でもリードを押し付け振動を止める。
(アゴでリードを押し付けると同時に息も減らしすぎてしまう)

2.音を出す瞬間、舌の動きと共に押し付けが解除されアゴが下方向に動く。
(音を出すのに必要な息が用意されていない)

悪い意味で舌と口とアゴの動きが連動していますが、これを無意識にしているので直しづらいのです。また、こうすると息が足りなくても音が出て、発音がはっきりする気がするのでやめられないのかもしれません。

初心者の時、息が足らないけど頑張って音を出した習慣が残っているのかもしれません。リードを口やアゴで押し付ける動きがごくわずかなことも多く、自覚することが難しいのも関係していると思います。

また、タンギングやスタッカートでアゴが動いているときは発音でも同じことをしているので、音の出だしでもアゴが動く傾向があります。タンギングやスタッカートでアゴが動いてしまうときは、タンギングやスタッカートからではなく、音の出だしから取り組んでみましょう。まずは

「音を出す瞬間から、口やアゴでなく息で音を出す」

タンギングより音の出だしを練習する方がシンプルだし根本的な改善につながります。息で音を出す習慣が身につけば、口やアゴを動かす必要がなくなるため、発音のときだけでなくタンギングやスタッカートの時も自然とアゴが動かなくなります。

アプローチするのは口やアゴではなく「息」です。

音を出す瞬間から止める瞬間まで、息でリードを振動させる吹き方を練習していきましょう。

嬉しいのは、息で音を出せるようになると、音自体がガラッと変わってくるのです。アゴが動かなくなるだけでなく、音量、音色、響き、発音などが別人のように変わり、楽器を吹くのが楽しくなります。

簡単に書きましたが、息で音を出す習慣が身に付き、アゴが動かなくなるまでにはいくつもの段階があり、時間がかかります。レッスンでも色んな種類の練習をして改善していきます。詳しくはレッスンで取り組んでいきましょう。

基礎の基礎から見直す必要があるので、初心者に戻ったような感覚になるかもしれません。でもそれをやるだけの価値はあると思います(^^)/




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世界一難しいスタッカート、タンギングの曲

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高校、大学時代にお世話になっていたクラリネットの師匠が、世界一難しい!とおっしゃっていた曲があります。…なんだと思いますか?



ぽっぽっぽっ

はとぽっぽっ



童謡の「鳩」です。一見簡単ですが、発音やタンギング、スタッカートが完璧にクリアにできないとサマにならないんです。高校生の頃はまともに吹けませんでした(苦笑)

難しい曲は世の中に沢山ありますが、実はシンプルな曲が一番難しい!思い立ったらすぐ吹ける世界一難しい曲、ぜひトライしてみてください(^^)/





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