以前に比べると、ストラップを気軽に使う人が増えています。最近は色々な種類が出ていますよね。以前、音大教授のアンサンブルのコンサートに行ったら、メンバー全員が付けてた、という事もありました。

有名な先生が付けているなら良いものだろう、友達も付けて良いって言うし、自分も腕や手が痛いから必要かも・・・と付ける方もいるのかもしれません。

私も吹く時の身体の使い方を研究している中で、ストラップって本当に必要なのか、特に付けている方の身体の使い方を観察してきました。昨年「ザ・クラリネット」に構え方に関する記事を書かせていただいた時にもかなり考えました。

今はこう考えています。あくまで私の考えですが
「ストラップは必要ない」

もちろん例外はあります。こういう方はストラップが必要な場合があります。
・身体に何か疾患をお持ちの方
・楽器の重さを支えらえない位の体格の方
・無理をしないとキーを塞げない位手指が小さく短い方
・歯並び噛みあわせ等で極端な構え方をしなければならない方
(極端に寝かせたり、床に水平になるほど上げたり等)
・改造等で楽器が重くなってしまった方
・元々重い楽器を吹いている方
・身体の限界を超えた練習を続けたい方

腕や手が痛くなるからストラップを付けているという方を観察すると、指に力が入りすぎていたり、楽器を支えようと脇を固めて、その結果手首が内側に入っている姿勢になっている事が多いです。(こちらに詳しく書いてあります⇒手首や腕が痛い人がやっている共通の動きとは?

両手の重心が親指&人差し指側に行きすぎているのも原因の一つです。親指&人差し指側に行きすぎてしまうと、楽器の重さを余計に感じるようになり支えきれなくなります⇒参考記事

また、腹筋を使おう、お腹で支えようと思いすぎて身体の前側が縮まって頭が前に落ちていたり姿勢を良くしようと上半身、特に腰を反った結果バランスを取るために頭の位置が下がっている事も。

でもその構えだと、頭の重さ(約5~7キロ)が右手親指にのしかかり、右手親指、手首、腕等に多大な負担が来てしまうんです。楽器本体は1キロ弱ですが、それ以上の負担になった結果重さを支えきず、ストラップを使うようになった、という方も結構多いです。

身体の使い方、構え方が改善されると、ストラップが不要になるだけではなく、音も出やすく、指も動きやすくなるので、演奏が楽しくなります。結果、ストラップが邪魔になってくる事がとても多いです。

ストラップを付けてるけど、自分はどうなんだろう?ストラップを付けたいけど、本当に必要なのかな?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

自分の吹き方を客観的に見るのは難しいので、専門家の助けが必要になってくると思います。よく分からない方はぜひレッスンを受けて頂きたいなと思います(^^)




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