クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

心と身体に優しい奏法、練習のコツ、レッスンの事、アレクサンダーテクニークについて書いています。

ブランクからの復帰

アレクサンダーテクニークとクラリネットのレッスンを行っています。
「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
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ブランク明けに改善できる意外なこと

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年末年始のお休み明けに、久しぶりに楽器を吹いた方も多いと思います。私も今年はかなりのんびり休みました。ブランクを積極的に利用することは以前書きましたが、ブランク明けには吹き方の改善ができるだけでなく、こんなこともできるんです。


「思考のクセの更新」


ブランク前のように音が出なかったとき、すぐバテてしまったとき、何を思いましたか?どう感じたでしょうか?頭に浮かんだこと、それが普段の考えグセです。

ブランク前に練習していた高音や難しいパッセージに差しかかった時、何を考えましたか?どう感じたでしょうか?頭に浮かんだこと、それが普段の考えグセです。

思考が必要な身体の動きを生み、動きが音や音楽を生みます。思考が演奏に影響を与えることは、ブログの読者の方ならおわかりだと思います。

でも、普段練習しているときは思考も無意識になりがち。普段気づかない思考のクセは、ブランク明けの新鮮な感覚のときだからこそ気づきやすいものです。


自分がしている思考…たとえばダメ出し、自己否定、恐怖心に気づいてもうやめたいと思ったら、代わりに何ができるか考えてみましょう。

・ダメ出しの代わりに、その瞬間できることを考える

・ダメ出しの陰に隠れている、できていることを探す

・高音に恐怖心が出たら、代わりに出すために必要な準備をする

などなど…沢山できることはあります。ブランク明けのぼんやりしている時にこそわかる思考のクセ。今年は更新して新しい自分に!という方、ぜひ試してみてください(^^)/



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ブランクからうまく復帰できない人の2つの特徴

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楽器を中断していたけれど時間が出来てきたから復帰しよう!子供のコンクールを聴きに行ったらまたやりたくなってきた!・・・という方、多いと思います。

でも楽器を出して吹いてみたら思ったら全然吹けない(>_<)復帰しようと思った方は一度は通る道かもしれません。

ブランクからうまく復帰できると、学生時代よりも楽に吹けるようになり、さらに上達できるのですが、上手く復帰出来ないと押し入れにまたしまいこんでしまう事になってしまいます。


ではブランクを経てさらに上達できる人とうまく復帰出来ない人には、どんな違いがあるんでしょうか?私が良くみかける復帰に苦労している方の特徴は2つです。

1.学生時代の自分にこだわっている

学生時代に毎日何時間も吹いていた時に、丁度よかったリードや練習メニュー、吹き方にこだわっている。年齢、環境、生活スタイルがガラッと変わっているのですから、学生時代のままやるのは無理があります。

学生時代の吹き方は、多くの場合、気合と根性と若さと長時間練習で作り上げた持続不可能なものです。

また、先輩に習った事、言われた事を大人になってからも生真面目に守っているのも上達を妨げます。その当時とはかなり状況が変わっているので、その教えが今も役立つかは「?」です。

復帰する時には、こだわりやプライド、トラウマやコンプレックスは白紙にして、プロの指導を受けるのが早道だと私は思います。

本来楽器はもっと楽に楽しく吹けるものなんです。ブランクで前のように吹けなくなった、と落ち込むよりも「持続不可能な吹き方を変える良いチャンス」と捉えて今の自分に合った吹き方を身につけてほしいなと思います。


2.楽器の調整をしていない
長い事押し入れにしまっていた楽器、見かけはきれいでも、キーバランスが崩れたりで音が出ししづらくなっている場合がほとんど。そんな楽器で吹くと、自分がものすごく下手になったように感じてしまいます。

半年以上楽器をしまっていたら吹く前には必ず調整に出しましょう。オーバーホールが必要な場合もありますが、そこまでしなくても大丈夫なケースも沢山あります。まずは信頼できるお店に相談、リペアに出してから本格的な練習を始めましょう。

前の自分に戻るのではなく、今の自分に合った吹き方を身につけて新しい自分でスタートしましょう。大人ならではの楽しさを感じてほしいなと思います(^^)






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ブランク明けだからこそ出来る事

春から楽器をまた吹き始めた方、多いと思います。ワクワクして練習を再開したものの「全然吹いてないから下手になってる…」「何年もの積み重ねがゼロになっちゃった(-_-)」とガッカリしているかもしれません。

でも、ブランク明けだからこそ出来る事もあるんです。

それは「奏法の見直し」

ブランクが長ければ長いほど、筋肉は落ちてしまいますが、それまでに積み重なってきた吹き方のクセ、考え方のクセをリセットしやすいので、奏法改善にはとても良い機会なんです。

奏法改善のコツは、まずは「観察」
早く戻さなきゃ・・・と前の調子でスケールロングトーンを吹くのではなく「吹く前、吹いている時に、自分は何をしているのかな?」「その結果、どんな音が出ているのかな?」と観察します。

吹いているうちに、息が出ていないな、右手親指の支えを忘れているな等、色々な事に気付いてきます。
何をしているかが分かったら、少しずつ改善していき、心地よく音が出るように吹き方や準備を調整します。

また、ブランク前に出来なかった事を試すのもおススメです。先生に言われても出来なかった吹き方が、ブランク後になぜか出来てしまったり、何回やっても出来なかったパッセージがすんなり出来てしまう事もあります。

練習のし過ぎで凝り固まってしまっていた身体や気持ちが、ブランクによってリセットされるとそういう事が起こります。

あと、ブランク明けに避けたいのは「どうせ下手になってるだろうな~(吹く)やっぱりな…」と、前のように吹けない事を確認する事です。

はっきり言って、何の得もありません。自分では下手になっている、と感じていても実際は力みが抜けて、ブランク前と吹き方が変化しただけかもしれません。

ブランク=下手になった、と決めつけずに、とにかく「観察」そしてこうしたらどうかな?という事を
実験してみてください。

そしてくれぐれも吹きすぎには注意です。楽しくても、身体が悲鳴を上げるまで吹くのは逆効果。「もうちょっとやりたいけど疲れてきたからやめておこう」ぐらいが丁度良いと思います。

ブランク明けはちょっとしたズレを修正していく良い機会です。ブランク自体をポジティブにとらえてみると、休むのが怖くなくなるかもしれません(^^)





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