クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

心と身体に優しい奏法、練習のコツ、レッスンの事、アレクサンダーテクニークについて書いています。

表現力

アレクサンダーテクニークとクラリネットのレッスンを行っています。
「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」

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安定した音でメロディを吹きたいとき、気を付けたいこと

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長いフレーズのゆったりしたメロディなどを安定した音で吹きたいとき、何を考えますか?

「音をまっすぐに」「アンブシュアを固定させる」「身体を揺らさない」と思って安定させる方も多いかもしれません。でも、これは「安定」ではなく「固定」になりやすいワードなんです。「固定」=「自由がきかない音」「死んだ音」です。

音は常に方向性があること、微妙な揺らぎがあることによって表情が付き、それが表現につながってきます。

方向性や微妙なゆらぎを付けるには、生かすにはどうしたらよいのかを考えてみましょう。これを考えると他のお悩みも解決してしまうことが多いです。

それは何でしょうか?答えはいつもの二文字。1つ前のブログと同じなので見てみてくださいね(^^)/



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アクセントがうまく付けられないときの練習法


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アクセントを付けてるつもりなのに付けてるように聴こえない、雑音が入る、リードミスが出る、音程が悪くなる…意外と難しいのがアクセントです。

一言でアクセントといっても、一概にこういうものとは言えませんが、ここでは「他の音より強調する音」という意味で書いていきたいと思います。


アクセントも順を追って練習していきます。

1.どんなアクセントを付けたいかを決める
2.アクセントに必要な基礎テクニックを分解して練習

3.すべての基礎テクニックを組み合わせて練習

1~3の順で練習したり、必要なら1~3を行き来します。

1.どんなアクセントを付けたいかを決める
一番重要ですが忘れがちなところです。
「この場面ではどういうアクセントを付けたいか?」
「どんなアクセントがふさわしいか?」
「どんなアクセントを求められているのか?」考えてみましょう。

2.アクセントに必要な基礎テクニックを分解して練習
アクセントは、主に3つの基礎的なテクニックが組み合わさっています。
「息の使いかた」
「指の動かしかた」
「舌、アンブシュアの力の入れかた」
これを1つずつ分解して練習します。

《息の使いかたの練習》
アクセントは、アクセントのタイミングに必要な息が出ていないと付きません。まずはマウスピースをゆるくくわえ、音を出さずに出したいアクセントに必要な息を出してみましょう(タンギングはしません。フッ、フッという風の音を出します)

アクセントを付けたいタイミング、出したい音量を考えて息を出します。この時には息の方向を考え、胴体の筋肉を使って息を出すようにします。

うまく息が出せるようになったら、同じ要領で音を出してみます。(タンギングはしません)音を出すことによって息の勢いやタイミングが丁度いいかがわかります。

息だけでアクセントが付かないときは、瞬間風速や息を出すタイミングが遅い場合が多いです。自分の出したいアクセントに合った息を研究してみましょう。

《指の動かしかたの練習》
アクセントでは指も力んでバタバタしがち。指でアクセントを付けるような動きをしてしまう人も多いのでは?指が力みは全身の力みにもつながるので、指ははっきり動かす程度、動かすのに必要なエネルギーだけを使うようにしましょう。

まずはアクセントを付けずにスラーで吹き、指の動きを観察します。

必要な動きは「トーンホールから指を離す、トーンホールを指で塞ぐ」だけです。そのあとアクセントの時の息を「フッ、フッ」と出しながら動きを観察します。息に影響されず必要な動きだけができたらOK。

《舌、アンブシュア(タンギング)の練習》
アクセントのとき、一番力むのは舌とアンブシュアです。まずはアクセントを付けずにスラーで吹き、次にスラーの息で軽くタンギングします。次にアクセントの息にして軽くタンギングします。

タンギングをした時に「ぺッ」「ザッ」という雑音がでたり、音程が極端に悪くなったり、リードミスが出たり、音が痩せているときは舌やアンブシュアが必要以上に力んでいる可能性があります。

息に見合ったアンブシュアの力や、舌の力や動きを研究してみましょう。雑音はリードや楽器などが原因のこともあるので、練習しても全く改善されないときは他の原因を探してみましょう。


3.すべての要素を組み合わせて練習する。
最後にこの3つを統合して練習します。3つが難しい時は2つ、または1つにフォーカスするのに戻ってみたり、行ったり来たりして練習してみてください。



共通して気を付けたいのはこの2つ。

・常に「息」のことを考える。(アクセントも息主導)
・脳と身体がシンクロして動ける速さで練習する

超低速での練習もお勧めします。超低速で吹くことによって、なぜできないのかがはっきりしたり、ごまかしていたことが見えてきます。

アクセントは基礎テクニックの集合体です。アクセントを練習することは基礎力を付ける練習にもなりますね。気長に練習してみてください(^^)/


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強弱の表現がうまくできないときの練習法

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練習して音符は一通り吹けるようになったけれど、fやp、クレッシェンドなどの強弱がうまくできない、というときはどう練習したらよいのでしょうか?

これも手順を踏んで練習です。

1.全体を見通して強弱の変化を把握する。
まずは楽譜を見てどこに強弱記号が付いているのか把握します。どこからfかだけでなく、どこまでがfかも忘れずに。強弱記号を見るのと同時に、フレーズのまとまりも把握してみてください。

クレッシェンドなどでは、どの音に向かって拡大していくのか?強さを増していくのか?デクレッシェンドでは、どの音に向かって収束していくのか?緩んでいくのか?緊張感を増していくのか?などを考えてみましょう。

楽譜によっては、強弱記号の位置が微妙にズレていることもあります。おかしいなと思ったら前後から推測してみてください。


2.歌う
強弱の変化が把握できたらその通りに歌ってみます。頭の中で歌うのもOK。楽譜通りにできるまで繰り返します。(ここでは歌の技術的な問題はあまり気にしない)楽譜通りできるようになったら、自分なりの表現のアイデアも加えて歌っていきましょう。


3.ゆ~っくり楽器で練習

強弱の表現ができない原因の1つに、やりたい表現とテンポがちぐはぐになってしまうことや(テンポに対してクレッシェンドのタイミングが遅い、早すぎるなど)、他のことに気を取られているうちに強弱の表現が抜けてしまうということがあります。

速いパッセージを練習するのと同じで、やりたい表現が出来る速さでゆ~っくり練習します。かなりゆっくり、最低でも2倍以上テンポを遅くして練習しましょう。

4.インテンポで練習
ゆっくりで出来るようになったら、インテンポで演奏してみます。余裕を持って希望のテンポでやりたい表現ができるようになったらOKです。


※1~4を何度も繰り返し行き来しながら練習してみましょう。


≪もっと余裕をもって表現するために≫
指の練習やタンギング跳躍など、テクニックの練習をすることや、普段から色々な音量、音色での基礎
練をして慣れておくことも大切です。

また、物理的にどうやったらfが出るのか、pが出るのかという事を知っておくことも役立ちます。管楽器ならメインは「息」を変化させることで強弱の違いが出ます。

上手くいかないときは、気持ちではfと思っているのに息が出ていなかったり、リードなどの振動を力みで止めてしまっていることがあります。


≪もっと説得力のある演奏をするために≫
音楽の内容を何も理解しようとしないで「ここにfと書いてあるから強く、クレッシェンドがあるからだんだん大きく」と音を出していると不自然で機械的、説得力の薄い表現になりがちです。

ただ「書いてあるから」から1歩踏み込んで「なぜここでfなのかな?」「なぜここにクレッシェンドがあるのかな?」などと考えてみましょう。

音の大小強弱だけでなく、「どんな発音でどんな音を出したいか?音色は華やかにしたいか?力強くしたいか?軽い音にしたいか?重い音にしたいか?」自分はどんな音が出したいか?この音楽にはどんな音がふさわしいのか?色々考えてみましょう。


一通り吹けるようになったら完成ではなく、そこからが始まりです。

強弱の表現は音楽表現の第1歩。思い通り表現出来た時はとても楽しいものです。少しずつぜひ練習してみてください(^^)/



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強弱記号が出てきたから音量を変えた、だけだと幼稚な薄っぺらい表現になりがちです。




もっと表現の幅を広げるにはどうしたらいいでしょうか?

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「もっと表現の幅を広げたい!自分の想いをもっと伝えたい!」多くの方の願いではないかと思います。

表現の幅を広げるには、どうしたらいいのでしょうか?
・基礎練に力を入れる
・色んな音楽を沢山聴く
・上手な人の真似をしてみる etc…

どれもYesですよね。でも、もっと根っこの方まで考えてみましょう。

まずスタートは「自分はどう表現したいか?」そして、それを実現すべく演奏するのですが、ここでとっても大事な心構えがあります。それは・・



『冒険する』です!



・本当は色々な音で表現したいけど、汚くなったり、かすれるのが怖い
・勢いよく音楽を運んでいきたいけど、リズムが崩れたり音を外したりが怖い
・自由に歌いたいけど、これが正しいのか自信がない
・こんな風に吹いて、周りに何を思われるか怖い

「危なげなく出来たけど、やりたい事は大してできなかった…モヤモヤ(ーー;)」で終わっていませんか?自分の中には豊かな世界が広がっているのに、それを閉じ込めていませんか?

人間は命を守るための危険回避本能があります。安全地帯にいたいのは本能ですが、いつまでもそこから出られないでいると、だんだん停滞してきます。

「経験は増えているのに表現力が伸びない、殻を破って進化したい!」と思ったら、自分や周りを信じて冒険してみませんか?

冒険とはいつもと違うところへ行く事です。怖いです。何が起こるか分かりません。失敗するかもしれません。

でも思い切ってチャレンジしたら、これまでにない満足感が得られてマンネリ枠から出られるかも♪やってみよう!と思ったら、まずは個人練習の段階から「冒険」です。

思い切って出した事のない音量を出してみる、今までした事のない歌い方で吹いてみる、音やリズムが崩れるのは気にせず、勢いよくクレッシェンドしてみる。

これまでした事のない事をやってみましょう。色々な気付きがあり、少しずつ自分の枠が広がってくるのを感じると思います。


最後に「冒険」したい勇気ある方のために、とても役立つ自分への声かけをお伝えしておきます。

自分への指示を「〇〇しないように」から「〇〇する」へ変換します。
「音が汚くならないように」から「自分の出したい音色を出す」
「音を外さないように」から「自分の出したい音程を出す」など

消極的な言葉から、積極的な言葉へ。アレクサンダーテクニークのレッスンでも良く使われる効果的な方法です。良かったら冒険の助けに、ぜひ試してみてください(^^)





 

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「できてるんだけどなんか物足りないんだよね~」と言われてしまう方へ。正確にできたその先が大事です!

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こんにちは!豊永よしこです。
速いパッセージを正確に吹けるようになるまでには、主にこの3つの練習を行ったり来たりします。

1.楽譜を読み、指と音を一致させ、頭で覚える。
2.希望のテンポで正確に吹けるように練習する
3.苦手な所を取り出して練習する

多くの方はこの練習で、楽譜通り吹けるようになると終わってしまうのですが、その先があるんです。これがあると無いでは、雲泥の差が出てきます。

それは「音がどこに向かっていくか、どこに収束していくかを考えて吹く」です。

正確に吹けただけで満足してしまうと、こう聴こえがちです。
「棒吹き」
「停滞している」
「無味乾燥」
「聴いていて物足りない」
人間ではなく、機械が音を並べているように聴こえてしまうんです。

例えば、冒頭の楽譜。プーランクのソナタの第2楽章のパッセージです。これを正確に吹くだけでは、デジタルな打ち込み音楽に聴こえてしまいます。この場合は、マルで囲った「ラ」の音に向かって、勢いよく音楽を進ませていくんです。

勢いよく音楽を進ませる時に大事なのは「息」です。息を一本調子ではなく、表示はありませんがクレッシェンド気味に息を出していきます。すると、正確に吹いているだけでは出ない勢いや方向性が出てきます。


これは向かっていく方向性ですが、収束していく、引いていく方向性もあります。その都度「これはどういう方向性かな?」「音楽はどこに向かって進んでいるのかな?」と考えてみましょう。

方向性の矢印は楽譜には書かれていないので、最初は難しいかもしれません。ヒントは強弱の指示記号、フレーズの盛り上がりや、和音の動きです。楽譜をよく読んで考えてみましょう。

この捉え方=方向性の出し方で個性も出てきます。まずは正解不正解か考えずに、自分はどう感じるか?を大切に色んなパターンを試してほしいなと思います(^^)





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