クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

心と身体に優しい奏法、練習のコツ、レッスンの事、アレクサンダーテクニークについて書いています。

バテ対策

アレクサンダーテクニークとクラリネットのレッスンを行っています。
「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」

こんな思いを持っている方、レッスンへいらっしゃいませんか?
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エチュードを1曲通すのに精いっぱいな時の練習のコツ

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回はエチュードを1曲通すのが精いっぱいな方へ記事を書きました。
今回は、1曲通せるようになるまでの練習過程を提案してみたいと思います。気合と根性で何度も何度も通して慣れる、というのも1つですが、もうちょっと自分に優しいやり方で練習したいという方に向けての記事です。

コツは「手順を踏んで少しずつ」これだけ。完成が10だとすると、1ずつ進んでいく。上達が足踏みな方や、力んでしまう方は一気に結果を取りに行く傾向があるようです。すぐ出来るようになりたい気持ちは分かりますが「急がば回れ」で練習を進めていきます。例えばこんな感じです。

全部通すのが大変な時

⇒まずは1フレーズ(ローズ32のエチュードの1番なら8~10小節ぐらい)を練習。慣れてきたらもう1フレーズ足して少しずつ吹く長さをのばしていく。上手くいかないときはフレーズを短く戻し、吹き方、身体の使いかたなどを見直す。

ブレスがうまくできない時
⇒フレーズやテンポを気にせずに、息が無くなったら自分のペースでブレスをし、身体の中に空気が入ってくる感覚をつかむ。慣れてきたらテンポを一定に少しずつ近づけていく。フレーズのつながりを考えてブレスをする。

装飾やトリルで固まってしまう時
⇒装飾やトリルを取ってシンプルな状態で吹いてみる。息の流れやテンポがスムーズになったら装飾、トリルを1つずつ加える。うまくいかない場合は装飾だけ、トリルだけを取り出して練習。

「p」がうまく吹けない時

⇒ロングトーンやスケールなど、エチュードより負荷の少ない課題で「p」を出す練習をする。「p」を出すこと自体に慣れてきたらエチュードに戻り、アーティキュレーション等を取りスラーで「p」で練習。そのあとアーティキュレーション等を楽譜通り付けて吹く。


ざっくり書きましたが、出来るだけ細かくステップを踏んで練習していきます。苦労なく上手に吹いている人も最初からスラスラできたわけではありません。小さなステップを積み重ねた結果、出来るようになっているんです(^^)

この練習法はすべてに使えます。「これは出来る気がしない…」と気が遠くなった時にぜひ試してみてください(^^)/






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【ローズ32のエチュード】エチュード1曲通すのが精いっぱい!苦しくて疲れてしまう・・・という方へ

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これまでローズ32のエチュードの1番の1フレーズを例に身体の使いかたや考え方をお伝えしてきましたが、そんな細かいことを気にする以前に「1曲通すとすごく疲れてそれどころじゃない!」という方も多いのではないでしょうか?

教室でも、最初は吹くだけで精いっぱいだったり「苦しいし〇〇が痛くなりました( ;∀;)」という方が結構いらっしゃいます。

この状態は慣れることで解消されることも多いです。1番では精一杯だったのが、番号が進むにつれて余裕ができ、強弱やニュアンス表現などにもエネルギーを注げるようになれます。


しかしこれも少しずつ吹き方を改善してのこと。エチュードの最後まで余裕をもって吹けるようになるには、何を気を付けたらよいのでしょうか?

1.身体の使いかたを改善する
吹いていて苦しくて疲れてしまう方の多くは、身体を固めて縮めて吹いています。「吹いている時も身体がいつでも動けるように」身体の使いかたを改善していくと、苦しくなくなるだけでなく、色々な問題が解消されていきます。

2.ブレスの方法を改善する
毎回力いっぱいブレスしていたり、素早く吸わなきゃと慌てていたり、口やアゴを緩められる時間があるのに力が入り続けていると、早めにバテてしまいます。必要なだけ吸う練習や素早く吸うために必要な練習、口やアゴを休ませる練習をすることで少しずつバテにくくなってきます。

3.息の使いかたを改善する
曲に合った息の流れで吹くように練習していくと、音楽の流れが良くなるだけでなく、ブレスもしやすくなります。また、ブレスが苦手だからと息を節約するのは音楽的にも身体的にも逆効果なことが多いので、そのあたりの意識改革も必要になります。

4.曲の骨組みやフレーズを意識して吹く
全ての音に気持ちを込めて、表現をしっかり、すべての表示を見逃さないで吹く!と思いすぎると力みやバテの原因になります。曲の骨組みやフレーズを事前に把握して、必要な時に必要な力を出す習慣をつけます。(「全ての音に気持ちを込める」のと「全ての音に気持ちがこもって聴こえる」のとではちょっと違うのです…詳しくはレッスンで)


楽団や部活などで日常的に吹いている方でも、休みなく数分のソロを吹ききるという体験はあまりないですよね。エチュードはそれと同じ体験と考えていいと思います。

最初は少し大変かもしれませんが、最初から余裕をもって吹ける人の方が少ないんですよ(^^)少しずつ改善していけば疲れにくくなり余裕もでき、エチュードが楽しくなってきます。

エチュードなんて敷居が高い…自分になんか吹けない、と思っている方もぜひ簡単なものからチャレンジしてみてほしいなと思います(^^)/






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アンブシュアのバテ対策

先週は流行に乗ってしまい、インフルエンザで5日間楽器を吹きませんでした。以前は吹けないと焦りと罪悪感にさいなまれる事もありましたが、最近は本番が近くなければ、そこまで焦る事は無くなりました。むしろプチブランク後は演奏面で色々な発見があるので、指導者としては時々プチブランクを取らないといけないかな・・・と思うぐらいです。

特にお仕事をしている方は、平日プチブランク⇒週末練習⇒平日プチブランク、というペースの方が多いと思います。この方々のお悩みを解決する為にも、自分でもプチブランクを体験する事がとてもいい経験になっています。

プチブランクで困る事といえば、一番は口がバテる事、アンブシュアが保てないことではないでしょうか?私もプチブランク明けは、普段吹いている時とは違うトラブルが起きて、驚く事があります。

・長く吹いていると息漏れをしてしまう
・唇と歯の間に空気が入ってしまう
・吹いた後の謎のピクピク(唇の痙攣)。

これらは使っていなかった筋肉を急に使って、筋肉が負荷に耐え切れない時に起きる現象です。シンプルですが、次の事を試してみてください。

・長時間連続で吹きたくても我慢、休み休み吹く
・音を出す前にアンブシュアを作らない
・休符や休みの時に口の周りとアゴの筋肉を緩める
・吹きやすい仕掛けを使う
(筋肉を鍛えようと抵抗のあるリードやマウスピースを使うのはお勧めしません)

バテて困っている方の中には「吹ける時間は限られているから目いっぱい練習したい!」・・と休まずに練習を続けてしまったり「たまにしか吹けないから筋肉を鍛えなくては!」・・と息が沢山必要で力のいる仕掛けを使っているのを時々見かけます。

また、吹く前からアンブシュアを準備していたり、休符の時も崩れないようにアンブシュアを緊張させていたり、急いでブレスしないで良い所でも口を横に引っ張ってブレスをしている方もいらっしゃいます。

これらはずうっと筋肉が休めないだけでなく、吹いている時の力みを呼び、余計にアンブシュアを疲れさせる行為なんです。

このような方は、アンブシュアだけでなく、腕や指、肩や首にも余計な力が入っているので、終わると全身倦怠感や身体の痛みで、楽しいはずの演奏が辛いものになってしまっています。

長時間の練習であっても、休める時は1拍でも休む、吹く時は吹く、というメリハリを付けるのがバテ対策のコツです。

このことを指導した生徒さんからも、対策前は週末練習はグッタリだったけれど、対策をしていくうちに長時間練習でもバテなくなり、終わっても余力があって嬉しい♪というお話も良く聞きます。

大人になってくると、毎日練習できる人の方が珍しくなります。でも自分のペースで演奏は楽しみたいですよね。出来るだけ長く楽器を楽しむために、日ごろのちょっとした対策、ぜひやってみてください(^^)





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