練習では吹けたのに、本番や緊張する場面では力が発揮できない・・・・という事、よくありますよね。

先日もレッスンの時、生徒さんが楽器を出して慣らし吹きをしてから、オケのソロの練習をはじめました。すると、慣らし吹きの時に出ていた響きが半分ぐらいに‥別人の音になってしまいました。

いくつか原因が見えました。
・曲を吹くぞ!という気持ちの切り替えが身体が硬くしてしまった
・音符を吹くのに夢中で息を忘れてしまった
・難しい跳躍できるかな?という心配
・「p」の指示で口が締まりすぎてしまった
等々で、響きが減っていたようです

もっと本来の力が出せると感じたので、最初の慣らし吹きで何をしていたかを思いだしてもらい(もっと音量を出していい、音は口で出すのでははなく、息でリードを振動させる)吹いてもらうと、少しずつ最初の響きが戻ってきました(^^)


この生徒さんだけでなく、とてもよくある事です。人間は環境や思考の変化で、簡単に別人スイッチが入ってしまいます。こんな時、スイッチが切り替わるのを感じませんか?
・レッスンの時
・合奏の時
・早い複雑なパッセージを吹くとき
・合奏で「そこ一人ずつ!」と言われた時
・苦手な高音の時 etc…

スイッチが切り替わるのは自然な事ですが、それが邪魔をしていたらもったいないですよね。スイッチが入ったせいで上手く吹けないと感じたら、まずは観察。

スイッチが入った事で・・・
・視界はどうなったかな?
・息はどうなったかな?
・音は聴けているかな?
・首はどうなったかな?

観察して何か気づいたら、1つ改善してみます
たとえば
・楽譜を凝視していた→楽譜から少し顔を離してみる
・息が流れていない→息の方向を思い出す
・音が耳に入ってこない→自分の周りの空間を思い出して1音だけでも聴いてみる
・首が固まっている→首を楽に、頭が動かせるとお願いしてみる etc...

1つやると他の事も芋づる式に上手くいく事もあります。やっているうちに、普段通りの力を出す為のコツが分かってくると思います。一気にではなく、少しずつ。ちょっと出来たら即自分に「OK!」を出して、気持ちを上げていきましょう♪





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