長年通っているアレクサンダーテクニークの授業で、4月から実際に生徒さんを教える練習を始めました。先生、グループレッスンの仲間が見守る中「ハイ!」と手を挙げて生徒さんになってくれる人を募り、教え始めます。

長い間練習していても、教えるとなると話は別。毎回大事な本番のような緊張感があります。最初はただやるだけで精一杯でしたが最近は慣れてきたせいか、欲が出てきて「あの時ああすればよかった」「あれもできたのでは?」と考えてしまいます。

先日も先生に「あの時ああすればよかったです」「違う手順にした方が良かったです」とお話していたら、先生は

「振り返るとそう思うかもしれないけど、その時はあなたの最善を尽くしているんだからそれをまず認めてあげてね」

と言われました。さらに「『ああすればよかった』は、次の時に生かしましょう。『次の時はこうしてみよう』に変換してみてね」と言われました。

確かにそうですよね・・・後で色々思ってもその時の自分は、その時精一杯のベスト、最善で頑張っているんです。後悔モードだった自分を、ハッと目覚めさせてくれました。

色々後悔するのもいいけれどその時ベストを尽くした自分をまず認める。次に進む力を生むのにとても大事だな、と思いました(^_^)






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