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自粛生活が始まってよく聞くお悩みのダントツ第1位は「練習ができない」ですが、練習ができる方からもお悩みを聞いています。

それは「息もれ」です。自粛前は大丈夫だったのに、自粛生活に入ったらなぜか息もれが始まったという…

原因は色々考えられますが、練習時間や環境の激変が影響してるのかもしれません。

練習時間が減ると口周りの筋肉は弱くなります。また、練習場所が変わると音の聴こえ方や身体の使い方が微妙に変わるので、吹き方が変わり息もれする場合もあります。


こんな時おススメしているのは、口周り筋トレグッズで鍛えるのではなく「隙あらば休む」です。

休むというのは、演奏の合間にこれらを緩ませるということ。



・鼻から下(口を閉じる筋肉、頬のふくらみを抑える筋肉)

・アゴ(噛む筋肉)

・首まわり(アゴと口に繋がっているため)


細かく言うともっとあるのですが、まずはこの3つを意識してみてください。

練習の合間や長い休符のときに、楽器をくわえたままこれらをフワッと緩めます。(右手親指で楽器を支え続けていれば口からは外れません)

ずっと力が入り続けていると耐久時間が減りますが、こまめに緩めると息もれなしで吹ける時間が伸びてきます。

ハードな筋トレを連続してやると早くバテますが、休みを入れると少し復活しますよね。それと同じ原理です。

緩ませるには結構時間がかかるので(力を入れる時間の10倍長くかかる)、3秒以上時間をかけて緩ませましょう。慣れてくると曲の合間の休符1拍でもできるようになりますよ。

緩ませること自体が「?」なときは、楽器なしでガムを噛みながらやると分かりやすいかもしれません。「噛む→緩ませる」を繰り返して緩んだ感じを体験してみてください。

緩めると筋肉が長持ちするだけでなく、瞬間的に力が入れやすくなります。楽器演奏は瞬間的に力を入れる連続技が多いので、バテ防止だけでなく演奏自体のクオリティを上げることにもなるんです。

全ての楽器奏者にとって、今は奏法リセットの大チャンス!!元の奏法に戻そうなんてもったいない。立ち止まれる今こそ新しいやりかたにトライしてほしいなと思います(^^)/



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