吹いていると口周りがすぐ疲れて息もれしてしまう、形が崩れてしまう、梅干しアゴになってしまう…というときは、ここをあまり使っていない可能性があります。


それは「歯」です。


歯を使わず「噛んじゃいけない、噛みすぎないように、口周りで柔らかくくわえて…」としていると、こんなことが起きやすくなります。

「出だしが遅れる」
「高音が出ない」
「音が開く」
「音に芯がない」
「音に輪郭がない」
「音程がぶら下がる」
「音程が不安定になる」

必要なだけ歯が使えているとこれらは解消されていくのですが、噛むのがいけないと思っているとなかなか抜け出せないのです。

上下の歯は楽器を安定させるだけでなく、音を出すのにかなり重要な役目をしています。

また歯を使えていないと、口周りの筋肉が歯の代わりをするのでとっても疲れます。口周りの筋肉の役目(息が漏れないように密閉する、音に合わせて微妙なコントロールをするなど)をしているだけならそれほどでもないのですが、それ以上のことをしているんですから疲れるのも不思議ではありません。

上下の歯、イメージは例えるとこんな感じです。かなりざっくりしてますが…
FullSizeRender
洗濯ばさみです。

上下の歯でマウスピースを挟みます。(「噛む」より「はさむ」ほうがイメージ的によいので私は「はさむ」といっています)

歯は頭蓋骨と下あごに付いていて、演奏中超精密に0.1ミリレベルで動きの調整をしています(洗濯ばさみの動きとは比べ物にならない(笑)。その調整にはアゴを動かす筋肉やその周辺の筋肉、そして身体全体が関わっています。しかしアゴや首、身体が固まっていると、この超精密な動きができなくなり、思い通りに演奏しづらくなってしまうんです。

だったらどうしたらいいの~?と疑問に感じた方はぜひ2月11日のグループレッスンへ!グループレッスンに来れない方は個人レッスンや単発レッスンで練習しましょう。見直すのはいつからでも遅くないです。基礎の基礎から少しずつ練習していきましょう(^^)/

2月11日追加開催!お席残り4名です。




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