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教室には全くの初心者の方や楽器を始めて間もない生徒さんも結構いらっしゃいます。

中学生から20代~シニアの方まで幅広い年齢層ですが、中学生は部活でクラリネットを始めるので、クラリネットを吹き始めて数か月で整ったキレイな音を求められてしまいます。

一方、大人の生徒さんはあまり気にせず本来のペースで進められるので、中学生が数か月でやることを数年かけて練習します。

最初は音を出すだけで精いっぱいなところから、2~3年経つと音が安定しリードミスが減ってきて、音の出し方のコツが身に付いていくと同時に音色や音程が少しずつ改善されていきます。

ただ一通り音を出すだけで数年、さらにキレイな音にするのに数年かかるので地道以外の何ものでもありません。

生徒さんの根気頼りなのですが、時々チラッと本来の音の片鱗が見えたり、突然開花することもあります。

キレイな音を出せるまでの過程を踏んでいくことで、時間はかかりますが無理なく少しずつ上達することが出来ます。

キレイな音を出せるまでの過程ではざっくりとこの段階を踏みます。


1.楽器を構えたり支えること自体に慣れ、音を出すことに慣れる段階

2.音の出し方の基礎を踏まえながら、大きな音を出す段階

3.音域に合わせた吹き方のコツを身に付けていく段階

4.自分の音を聴きながら音色や音程に気を配っていく段階


1~3は前後しますが、音色をキレイにしていくのは最後の段階なんです。楽器の操作に慣れて自分の音を聴く余裕ができてくると、少しずつキレイな音が増えていきます。

短時間でキレイな音を求められる場合は、1からいきなり4に飛んでしまいます。音を出す基礎が身に付かないまま無理やり形作ってしまうので、無理が出てきて後々基礎の見直しが必要になってきます。

段階を踏めると、キレイな音を求めなくても勝手にクラリネット本来の音が出るようになります。

望めば簡単に結果が手に入ってしまう今の時代ですが、楽器の上達に関してはモーツァルトの時代から変わっていないのではと思います。

ちょっとでもいい音が出たら喜び、うまく出来ないときはがっかりしながらまたやり直す。今の時代遅々として進まないことに真剣に取り組むのは、逆にとても贅沢なことなんじゃないかなと思っています(^^)/



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