開放のソ周辺の音は、音程が取りづらく音色もイマイチ、音量も出にくい音域です。

レッスンで「スロートトーンの音程をよくするには?」という質問が出たので、こちらでも書いてみたいと思います。

指使いやアンブシュアで手っ取り早く解決する方法もありますが、これは割と知られていると思うので、今回は音を根本的に改善する吹き方です。音質が改善され音が響いてくると、自然と音程も良くなるし周りの音とも馴染みやすくなるからです。


スロートトーンを吹くときには、この3つのポイントに気を付けてみましょう。

1.上下の前歯(頭)と右手親指でバランスさせて構える。
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これは他の記事でも何度も書いていますが、スロートトーンでは特に大事です。

これが出来ていると、楽器が安定し口の周りの筋肉で楽器を支えなくていいので、締めすぎで音程が上がることが少なくなります。

また、このバランスだと左手で楽器を支えなくていいので、左手の力みが音程に影響を与えることが少なくなります。(左手の力みはアンブシュアに影響を与え音程が不安定になります)


2.他の音域と同じぐらい音量を出す。
スロートトーンは苦手だからと遠慮がちに音を出していませんか?でもこれだとアンブシュアが力んでさらに音が痩せてガサガサ、音程も悪くなってしまうんです。スロートトーンも他の音域と同じぐらい音量を出すようにしましょう。

音量を出すには息でリードを振動させることが必須です。息は勢いよく、息の方向は身体の中を通る方向。上あごの天井やリードに息を当て続ける意識で息を使います。


3.キーやトーンホールは押さえるだけ、塞ぐだけ
1とも関連していますが、キーやトーンホールをギュッと押さえつけていたり、左手で楽器を握っているとテキメンに音程と音色に影響が出ます。の構えがグラグラするときは力が入りすぎているかもしれません。

キーやトーンホールは押さえるだけ、塞ぐだけ。力の入りすぎに気づいたらの構えをやり直してから力加減を変えてみてください。



音は最初からキレイにまとめようとしなくてOK。音が響かない状態で小さくまとまってしまうと、音程コントロールが難しくなるだけでなく、表現の幅もぐんと狭まってしまうからです。

1と3に気を付けながらロングトーンやスケールで音量を出すことに慣れ、音量が出てきたら音色や音程に意識を向けてみてください。


音程改善についてはこちらの記事に練習方法を書きました。時間はかかりますがやっただけの成果は得られると思います。段階を踏んで練習してみてください(^^)/
音程改善のための3つの練習






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