先日、私の発信を読んで共感してくださった顧問の先生からご連絡いただき、中学校のクラリネットパートのレッスンに行ってきました。

生徒さんが習いたいことを中心にレッスンをしましたが、一番希望が多かったのはタンギングのことでした。

タンギングは初心者のうちから練習しますが、コツを得るのに時間がかかるテクニックだと思います。私もいまだに色々研究しています。

タンギングはザッ、ペッという雑音が出て音が汚くなってしまうのが多くの方のお悩みだと思います。

これらの原因は色々ありますが、舌をどうこうするよりも先に改善したいことがあります。


それは何かというと…「息」です。(…これもですか?と言う声が聞こえる(笑)


タンギングはどうしても舌に意識が集まってしまうのですが、舌はリードの振動を一瞬邪魔するだけの役割。

舌も大事ですが、いかに息でリードが振動させるかがタンギングの土台の質を決めます。

タンギングの時、息の存在を忘れて意識が「舌100%」になっていませんか?

もしそうなら意識を「舌20%、息80%」ぐらいにしてみましょう。舌の動きはしゃべる時と同じかそれ以下でいいので、少し考えるだけで十分なんです。

そして、音が出ている間中ずっと息のことを考えます。特に「タンギングの直前、タンギングの瞬間、タンギングの直後」

雑音が出るときはタンギングの直前に息が減っていたり、タンギングの瞬間に舌に集中しすぎていたり、タンギング直後に息が復活していないときが多いんです。


舌に気を取られて息のことを考えるのが難しい場合は、こんな練習をしてみましょう。
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(ローズ:32のエチュードより)

1.タンギング(ミファミドララララララララ)を全部繋げて二分音符にし、息に意識を持ってクレッシェンド気味に吹きます。(ミファミドラーーーーーーー)

2.1の時と同じ息とアンブシュアで、息に意識を持って楽譜通りタンギングします。(1に舌の動きを足すだけという意識で)

1.2を繰り返します。


タンギングを全部繋げたりスラーにして、息のことを意識してからタンギングに進む練習です。手元にある基礎練や曲でやってみて下さい。

この吹き方ができるようになると、タンギングがキレイになるだけでなく、音の響きや音量も出て音の印象自体がキレイになります。

一石五鳥ぐらいのメリットがあるのでぜひ練習してほしいと思います😊




今日の楽譜はこちら。音大受験にも使われる、おなじみのエチュードです。
ローズ/32のエチュード (ISE Collection International S) [ シリル・ローズ ]
ローズ/32のエチュード (ISE Collection International S) [ シリル・ローズ ]


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