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今年はレッスンで提案したことや、やってもらってうまくいったこと等を積極的に書いていきたいと思います。

最近音も太くなってきて、上達を感じる生徒さん。アイヒラーのスケールを吹いてもらいました。

低音域から解放の「ソ」手前あたりまではよく鳴っていましたが、そこから上の音域の響きが少し弱いように聴こえました。低音域のように全部の音が鳴るともっと良くなるなと思い、

「低音域はよく鳴っているので、それと同じくらいその上の音域も出してみましょう」

と提案してみました。吹いてもらったところ、全ての音が太く鳴る音に変化し全体の音の存在感が増しました。

今回は「鳴る音に鳴りの弱い音を合わせてもらうやり方」をやってもらいました。こうすると音量や響きが十分あるまま、全部の音が鳴らせるようになるんです。

「飛び出ている音や鳴りすぎている音を抑える」やり方もあります。一見全部キレイに揃いそうですが、どの音も小さく細く固くなり、響きが消える可能性が高いのです。もともと音がよく鳴っている方にはそうしてもらうこともありますが、少ないケースです。

うるさい、痛い、開いた音を避けるあまり、このやり方で音の響きが消えているケースを沢山見ます。合奏で浮かないようにと練習した結果そうなるのかもしれませんが、それだと合奏全体の響きも貧弱になってしまうのではないでしょうか?(かといってうるさい、痛い、開いた音を薦めているわけではありませんので念のため)

全音域を鳴らすには、他にも色々な方法があります。今回は直接的な提案でしたが「ちょっと何言ってるんだかわからない」提案(アレクサンダーテクニーク的提案)をすることもあります。生徒さんの状況によって変わってくるので、興味のある方はぜひレッスンを受けてみてください(^^)/ 


試してみた方はお気軽にコメントで教えてください♪
ちなみにアイヒラーのスケールはこちらです。
[クラリネット教本] 「アイヒラー クラリネットのためのスケール」
[クラリネット教本] 「アイヒラー クラリネットのためのスケール」


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