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先日、久しぶりにバンドレンB40の選定をしてきました。B40は当たりが少ないのですが、今回はなんと!依頼された方の分と自分用のストックまで選ぶことができました。

私が選定で一番気を付けているのは、抵抗なく息が通せるものを選ぶことです。どの音域でもどんな状況でも息が通る、吹いていて気持ちいいマウスピースであることが絶対条件です。

この条件をクリアしたうえで、音の出だしやスタッカート、レガート、音程、音色、ダイナミクスなどなど‥‥色々なことがやりやすいものを選んでいます。

選定では、当たり前ですが「これがいい!」というものしか選びません。当たりの少ないものを選ぶときや、なかなか選定に行けないとき、悪魔のささやき「妥協」の2文字が一瞬よぎることもありますが、妥協しても何も良いことはないので、雑念は侍のごとくバッサリ切っています(笑)

良いものがない時は、手ぶらで帰って次の入荷を待つか、他のお店で選定します。比較的当たりの多い種類は大抵1回でいいものがありますが、B40のようなちょっと気難しいものは数か月以上お待ちいただくこともあります。

あと巷で「選定といっても先生が一番いいのを持っていくんでしょ?!」とささやかれている都市伝説。他の方はどうかわかりませんが、私はそもそも依頼されたものと自分のものは選定基準が違うと思っています。

教室の生徒さんのものなら、色んなことが自由にできる&好みやクセも考慮に入れて選びます。お会いしたことのない方のもの、ストックとして選ぶものは吹きやすくても個性的なものは避け、クセのないものを選びます。 

自分用はもちろん色んなことが自由にできるものですが、好みの吹奏感や音色などを加味して選びます。私は音抜けがよく、音に情緒があって細かい表現がしやすいものが好みです。

色々な先生が選定品を使うことをお勧めしていますが、私も同じ意見です。マウスピースを自分で選ぶと、どうしても自分の範疇から抜けられないもの。他の視点で選んだものを吹いてみたい方、ブレイクスルーしたい方には特に選定品をお勧めしたいと思います。ご希望の方はHPからお問い合わせください(^^)/


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書かせていただきました。




  
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