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前回、小中学生のレッスンが増えてきたというお話を書きましたが、今日は小中高校生のレッスンの内容について書いていきたいと思います。

以前はピアノのおけいこのように、易しいテキストから少しずつ積み重ねるようなレッスンをしたいと思っていたのですが、今の小中高校生のクラリネット事情には全くそぐわないのです。

レッスンに来てくれる小中高校生の90%以上は、部活で練習している子です。その部活で要求されるのは、自然な上達速度の数倍以上のスピード、与えられる曲も大人でも難しい曲が中心になっています。

特に教室の周辺の地域は、吹奏楽やオーケストラが盛んでかなりレベルの高い曲に取り組んでいます。

部活の曲を練習するだけで精いっぱいなことも多く、レッスンの課題まで練習できなかったり、スケジュールもタイトなのでコンスタントに来られない場合がほとんどです。

この状況の中、レッスンで何が出来るかをずうっと考え続けた結果、目の前の課題に取り組むのが一番いいのでは?という結論に達しました。

レッスンでは、まず今日取り組みたいことを生徒さんに聞きます。

「今度の演奏会の曲を練習したい」「リズムがわからないので教えてほしい」「タンギングの練習をしたい」「指が回らないフレーズを練習したい」など、ほとんどの子がやりたいことをしっかり教えてくれます。

そしてそれぞれ希望の課題をやるのですが、その中で基本的な音の出し方、楽譜の読み方、立ち方座り方、指の動かし方、新しい指使い、フレーズの歌い方などを指導していきます。

取り組みたいことの中には、必ず基礎的要素が含まれているので、やりたい課題をできるようにしつつ、基礎を身に着けていく、という感じです。

それと並行して、私が生徒さんにやってほしいことをレッスン時間の半分ぐらい使ってやってもらいます…とはいえ生徒さんのやりたい事にほとんどの時間を使ってしまい、少しの時間しかできないことも結構あります。

私がやってもらいたいことは、例えると「ひらがなカタカナの読み書き」や「九九」に当たるロングトーンやスケール、それ以前の基礎の基礎です。これも少しずつ、ロングトーンをいくつかの音だけ、スケール1つだけでもやり、基礎的な吹き方の練習をします。

自分のやりたい課題をやる、出来るようになりたいことをやるのは、その子のやる気を増やす助けにもなると思っています。

このような形にしてから、より真剣に取り組んでくれたり、保護者の方から「子供が『レッスン楽しかった!』と言っていました」と報告を受けることが増えました。

部活では難しい曲が出来なくて凹んだり、友達と自分を比較して焦ったり、先輩や先生に沢山注意されて小さくなっているかもしれませんが、クラリネットはすぐ簡単に吹けるものではありません。

限られた時間で、とても難しいことに取り組んでいるだけに、専門家のサポートは必須だと感じています。

レッスンで出来ないことが出来るようになって「楽器って楽しい」「自分って意外と出来るんだ」「練習すればいい音出せるんだ!」と少しでも思ってもらえるととても嬉しいです(^^)/



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書かせていただきました。




  
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