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いくつかの記事で「ゆ~っくり練習」をおススメしましたが、いったいどれくらいのテンポでやればいいのでしょうか?私の考えるざっくりとした目安は

・身体と脳が同調出来るテンポ(身体が先走らず、脳の指令に付いていけるテンポ)

・気付かなかった指の動きや力加減、音の変化に気付けるテンポ(これまで練習したことのないテンポ)

・指の動きだけでなく、息やアンブシュアなど、変化させる要素も観察できるテンポ

・座り方や息の使いかたなどを気を付けられるテンポ

・身体が固まらないテンポ(あまりにゆっくりだと固まることも)


これを全部クリアするにはどれくらいがいいか、調べてみました。

たとえば上のフレーズを練習するとき、私の場合はメトロノームで「16分音符=35~40」でした。これくらいだとかなりシビアに観察でき、かつ動きのある状態で吹くことが出来ました。

何をどう練習するかや個人差はあると思いますが、あまり練習したことのないゆっくりとしたテンポからやりやすいテンポを探していくと良いのではと思います。

生徒さんにこのゆ~っくり練習をレッスンでやってもらうと、かなり多くの方が愕然とされます…出来てないところがはっきりとあぶりだされてしまうからです。

でもできないのはさして問題ではありません。気づくこと、そして練習して理想に近づけていくことが大事なんです。

ここからインテンポまで持っていくにはまた色々な方法があるのですが、それは別の機会に。

「こんなゆっくり、何の役に立つの?」「これが出来てもインテンポでできなきゃ意味ない」と思ってしまうかもしれませんが、インテンポまで持っていくための重要な基礎の基礎なんです。ぜひこのゆ~っくり練習、楽しんでトライしてみてください(^^)/





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楽器別演奏アドバイス
無理のない構え方、楽器の支え方など
書かせていただきました。




  
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