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楽器を構えるとき、楽器が身体の中心ではなく、左右どちらかに曲がってしまうという方がいらっしゃいます。レッスンでも時々拝見します。

人間の骨格や歯並び、動きのクセは人それぞれなので、吹くのに支障がない限り私は気にしていません。

クラリネットは右手で支えることからして左右非対称ですよね。人間の身体自体も左右非対称。利き手だけでなく利き目、利き耳、利き歯、利き足などがあり、その結果左右非対称に筋肉の付き方が変わっていきます。見えないけど内臓も左右非対称です。

でもどうしても気になる方もいらっしゃるかもしれません。気になるときは、右腕を胴体に引き込んでいないか?脇を必要以上に締めていないか観察してみてください。(この身体の使いかただと、楽器は右に曲がります。)

初心者のときや子供のときに、楽器をしっかり支えようと右腕を胴体に寄せて頑張っていた時のクセが残っているのかもしれません。

もしそれに気が付き今は必要ないと感じたら、次の言葉を順番に身体にお願いしながら楽器を構えてみましょう。

外の空間とつながりながら…
頭が身体の上でバランスしながら…
背中がタテヨコに広い状態…
関節全部にスペースがあって…
腕が長く使える…

また、身体の右側にスペースがあることを意識するなどで変化が起こる可能性があります。

これ以上は難しいので書くのは控えますが、曲がっている自分が異常だと思わないでほしいなと思います。あのベルリンの世界的プレイヤーも曲がっていますよね(^^)

それでも気になる、もっと楽な構え方がある気がする時はレッスンにぜひいらっしゃってください。なにかアドバイスができると思います(^^)








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楽器別演奏アドバイス
無理のない構え方、楽器の支え方など
書かせていただきました。




  
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