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人間はもともとパワーの塊です。楽器演奏も、もともと持っているパワーを減らさないようにするだけでかなりの成果が出せるのではないかと思っています。

では自分のパワーを減らすものって何でしょう?たとえば皆と演奏するとき、誰かに演奏を聴いてもらうとき。

【自分のエネルギーをマイナスする要素】
・自分をよく見せようという意識
・人目を気にして遠慮してしまう意識
・間違えたらどうしようという不安
・怒られたらどうしようという恐怖
・自分なんてどうせダメという自己否定 など

仮に持っているエネルギーが100、パワーを減らすものが1つマイナス10とすると…こういう思いで演奏するだけでマイナス50ポイントです。

もともと100あるのに半分に減ってしまいました…半分に減っているのにそれ以上の演奏をしようとするわけですから、それは力むし失敗もしますよね。

だったらこれらを考えないようにすればいいのですが、考えないようにしようとしてもつい考えてしまうのが人間です。

「梅干しを絶対に思い浮かべないでください!」

…知らないうちに唾液が出てきますよね(^^;)マイナスを無くすには、その代わりに必要なことを思い出し実行します。

たとえば「美しいメロディーを豊かな響きで滑らかに吹きたい」というときは、何が必要でしょうか?

・全体のイメージを頭の中に作る
・力が発揮できる身体の使いかたをする
・身体が動きやすいような空間の意識をする
・必要な息を出す
・必要な指の動きをする など

これ以外にも沢山ありますよね。これを全部実行します。やることが膨大にあるので、マイナスを考える暇がなくなる=結果マイナスがなくなるのです。

逆に考えると、マイナスにのまれてパワーを失っている時は、必要なことをしていないときかもしれません。

必要なことを考えて実行するだけで、少しずつ演奏が変化してきます。これを繰り返して、さらにやりたい音楽に必要な技術を磨いていくことで「こんな風に演奏したかったんだ!」という理想に近づいてきます。

「必要なことをする」で50マイナスを100に戻しましたが、さらにパワーをプラスにすることもできるんです。

【自分にパワーを与えてくれるプラス要素】
・共演者からのサポート
・お客様からのサポート
・空間からのサポート など

自分の周りにはサポートが溢れています。

たとえばオーケストラや吹奏楽、アンサンブルでソロを吹くとき、周りの人は自分の演奏をサポートしてくれる和音やリズムを演奏してくれます。

もし楽譜に音があるのに共演者が演奏してくれなかったら…色んな意味でとっても怖いですね(笑)そう考えると強力なサポートだと気づけるのではと思います。

そしてお客様は自分の演奏を聴いてくれます。自分のために貴重な時間やお金を使ってくれて、座って聴いてくれる行為自体が強力なサポートです。

そして自分の音を増幅してくれる会場、自由に動ける周りのスペース、観客まで音を伝えてくれ、音を出すのに絶対に必要な空気が無尽蔵にあります。

これらのサポートを受け取るには…サポートが沢山あることを思い出し、受け取るだけ。自分を強力にサポートしてくれるものを思い出し、思いを馳せてみる。視界を広くして実際に見てみる。そうするとたった一人で頑張っているわけではないことが実感できるのではと思います。

パワーをマイナス、プラスにするのに共通するのは意識を変えるということ。自分の外側や他人に対する意識を変えるということです。外側や他人に振り回されてどうにもならないと思いきや、実はどちらも自分でコントロールできるものなんですよね。

私も意識を変える練習を沢山して、結果本番の緊張をかなり減らすことができました。よかったら意識の持ち方の書き換え、トライしてみてください(^^)/






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楽器別演奏アドバイス
無理のない構え方、楽器の支え方など
書かせていただきました。




  
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