そこそこ歳を重ねてくると、関節に謎の痛みを感じることがあります。祖母と母がリウマチだったので、関節の痛みは恐怖です。

今日は先日感じた痛みについてシェアしたいと思います。なぜか数日、左の人差し指、中指、薬指の関節が痛くなったことがありました。観察していると、動かさないと痛みはなく、曲げ伸ばしすると軽い痛みがありました。

こういう時、病院に直行するという選択肢もありますが、私はしばらく自分について観察&実験をします。


【頭と脊椎の協調作用】
頭の重さは約5キロ。たとえると常に5キロのお米が身体の一番上に乗っかっているのですから、相当の負担です。この頭と身体全体をどうバランスさせていくかが指に大きな影響を与えます。

頭と脊椎、どんなバランスで動けているのかな?と観察しつつ、まずはアレクサンダーテクニークを使って、頭と脊椎の協調作用を身体にお願いしていきます。

これで改善されることも多いですが、今回は指の痛みは変わりませんでした。なので、次の観察&実験に移ります


【指を動かす時に何をしているか】

指の動きを観察していると、動かし方によって痛みが強くなったり無くなったりすることに気づきました。

●痛みが強い時
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●痛みがない時
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痛みが強い時は、指の付け根の関節を使わずに、指全体を縮めるように動かし、痛みがない時は、指の付け根の関節も使って指が長いまま、手首も微妙に動きながら関節を曲げて動かしています。

痛みの原因の1つは、全部の指の関節を使わずに、手首を固め指を縮めるように動かしていたことだと推測しました。この動きを無意識に何度もしていたのかもしれません。

それに気づいたので、日常生活で何かを手に取る時、握る時など、アレクサンダーテクニークで身体全体の協調作用をお願いしながら、指の動かし方にも気を付けてみました。

幸いにも数日で痛みは完全になくなりました。アレクサンダーテクニークは身体を直す、痛みを取るというものではないのですが、身体の使い方を見直す事で結果的に痛みが無くなるという事はとてもよくあることです。

緊急を要する症状でなければ、このように観察して動きかたを選んでいくのも1つの方法です。

これは楽器にも当てはまります。無意識に何度もしている動きが、故障を生んでいることが結構あります。自分の動きを観察&実験することは、身に着けておきたい重要なスキルです。

無意識すぎて自分では全く気づけない動きもあります。それはアレクサンダーテクニークのレッスンで先生と一緒に探求していくことをお勧めします。

手っ取り早く結果を出したい方には向かないかもしれませんが、根本から自分を見直したい方、興味のある方はぜひレッスンに来ていただきたいなと思います。観察&実験のスキルを一緒に学んでいきましょう(^^)/


楽器別演奏アドバイス
無理のない構え方、楽器の支え方など
書かせていただきました。







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