ローズ32のエチュードの1番の吹き方、今回は下行形の跳躍です。お題はこちら。23,24小節です。

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下に降りようとすると、リードミスが出たり、音が出るタイミングが遅れてしまうことがあるかもしれません。

指やアンブシュア、息の使いかたの細かい技は沢山あるのですが、今回はどう考えて吹いたらうまくいくのか?を書きたいと思います。

この楽譜は音符が上下デコボコを繰り返していて、吹いている人は想像以上にその高低差に翻弄されてしまいます。その結果、冷静に吹けば大丈夫な跳躍も失敗しやすくなってしまうのですが…これを考え方で上下デコボコをならしていきます。


この黄色い線をなぞっていくような気持ちで吹いてみましょう。

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もちろんスラーは楽譜通りかけますが、大きななだらかな弧をなぞっていくような気持ちで吹きます。
すると、下行の時の心理的抵抗感や恐怖心が減り、吹きやすくなるんです。また、きちんと下げてその音を出さなきゃ!と小技を使いすぎ失敗することも少なくなります。

身体の使いかたの面でも、楽譜の上に書かれている弧を見ることで、目の高さ=頭の高さが高くなり、必要以上に縮まることが少なくなります。音が上下するたびに、身体が不自然に伸びたり縮んだりするのを予防することもできます。

ローズのエチュードは、沢山跳躍が使われていますよね。ちょっとやりにくいな~というときにぜひ試してみてください。跳躍で頑張りすぎてしまう方にお勧めです(^^)/






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