b8de9499f1327814254eaee0d255b773_s


今日は「p」の高音の出だしを成功させるにはどうしたらいいのかについて書きたいと思います。出だしを綺麗に吹きたい、というのはクラ吹き全員の望みですが、吹く前にこんなことを思っていないでしょうか?


『音が飛び出さないように』



『音が飛び出さないように』で吹いてみた時、どんなことが起きるでしょうか?

・出るタイミングが遅れる
・下の倍音が出たり、リードミスになる
・出だしがはっきりしない
・か細く響かない音になる

経験者の方はうなずいているかもしれませんね。リードミス以外は音は飛び出していない状態で皮肉にも望みは叶っています。

でもこんな音を望んでいるのではありませんよね。では、どういう言葉を使ったらよいのでしょうか?

『〇〇しないように』ではなく『〇〇する』に言葉を変えてみます。

『音が飛び出さないように』なら『自分の出したいタイミングに出したい音を出す』です。

「〇〇しないように」だと「音が飛び出したくないのは分かったけど、じゃあいつどんな音を出したいの?身体はどれくらいどう動いたらいいの?」と脳が迷って身体への的確な指令を出せなくなってしまいます。

すると必要な身体の動きが起こらなくなり、残念な結果になってしまうんです。

『〇〇する』だと「希望のタイミングで希望の音を出すために身体をこう使おう」と身体は迷いなく働いてくれます。結果『自分の出したいタイミングに出したい音が出る』が叶いやすくなります。


アレクサンダーテクニークの恩師がこういうことをおっしゃっていました。
「目黒に行きたいのに「恵比寿に行かないように」じゃたどり着かないでしょ(笑)」

確かにそうなんですよね。「こうなりたくない」ではなく「こうしたい」を積極的な言葉で考えてみる。身体は期待に応えてくれますよ。ぜひ試してみてください(^^)



レッスンお申込みはこちらから
★藤崎クラリネット教室★
http://fujisaki-clarinet.com        
    

毎月1日配信・ブログでは読めない情報満載
月1無料メルマガ登録はこちら!   


おススメ過去記事をご紹介
★教室ツイッター★

https://twitter.com/fujisaki_cla 

いいね!で最新情報が届きます
★教室フェイスブック★

https://www.facebook.com/fujisakiclarinet/

メルマガバックナンバー
https://note.mu/clarinet



にほんブログ村