クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

心と身体に優しい奏法、練習のコツ、レッスンの事、アレクサンダーテクニークについて書いています。

2019/03

アレクサンダーテクニークとクラリネットのレッスンを行っています。
「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」

こんな思いを持っている方、レッスンへいらっしゃいませんか?
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【全楽器共通】練習してもなかなかうまくできない時、試してほしい練習法

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楽器演奏は人間の活動の中でも最高レベル、超超超超難易度の高いものだと思います。なぜならいくつもの動きを同時に、その場に応じて瞬時に変化させ、全体のバランスを取りながらやり続けるものだから。クラリネットなら

・頭の中でやりたい演奏を考えながら…
・立つor座りながら…
・楽器を構えながら…
・息を調整しながら…
・指を動かしながら…
・舌を動かしながら…
・口周りを調整しながら…
・楽譜を読みながら…
・周りの音を聴きながら…
・自分の音を聴く などなど…

パッと思いつくだけでもこれだけ。息を出すこと1つ取っても、やることは沢山ありますよね。これらを同時に、しかもずうっとやり続けるって本当にすごいことなんです。なのですぐ出来ないのも当たり前。人間にとって最高難度のことをしているんですから(^^)


練習してもなかなかうまくできないときは、最初から全部同時にやろうとしていないかな?振り返ってみましょう。

キャパオーバーかもと思ったら、これらを分解、バラバラにして一つずつ練習してみましょう。息だけ、指だけ、頭の中で考えるだけ、リズムを読むだけ、座るだけ…などなど、1つだけ練習します。

たとえば、こんな感じです。やり方は数億通りあります(^^)

指:
原曲がわからないくらいゆっくりで、
音を出さずに自分の指の動かし方だけを観察

舌:
音は出さずに息を出しながら舌の動きだけを観察

頭の中:
楽器を置いて、音を出している時何を考えているかを思い返す。


レッスンでも、こんなことを繰り返します。

できないところは分解して1つずつ練習

できるようになったらやることを1つずつ増やす

キャパオーバーになってきたらまた減らす

1つずつの質が上がってきたら増やす


1つのことをさらに細かく分解することもあります。さらに回り道に感じますが、実はこれが一番の早道なんです。

練習を繰り返していくと、少しずつ頭や身体が同時に複数のことをやるのに慣れてきて、難しかったことが無理なくできるようになっていきます。

楽器の上達に時間がかかるのも、この分解&再構築が欠かせないからなんです。すぐできないから才能がない、不器用とあきらめるのはちょっと違うかも。練習のやり方がズレているだけかもしれません。自分の可能性を信じて丁寧に分解&再構築、してほしいなと思います(^^)/


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【管楽器共通】息のことを考えるってどれくらい考えるの?スケールの場合。

管楽器の演奏にとって息は本当に大事なので、レッスンでも何度も言いますが、ではどれくらい息のことを考えたらいいんでしょうか?時と場合と人によっても違いますが、まずはこれくらい考えてみましょう。

たとえば、このスケール。
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「息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息息‥‥」

音符の数だけ息のことを考えます。このスケールだと45回。
息のことは音の出だしだけという方も多いですが、全然足りません。他に考えることがあっても音を出す瞬間から音を消す瞬間まで、息のことはずう~~~~っと考え続けるんです。

特にこんなことで悩んでいるときはぜひ試してみてください。

・出だしが汚い
・出だしがはっきり出ない、遅れる
・高音が苦手
・音が不安定
・音の終わりの処理が苦手
・音に響きがない
・音量が出ない
・高音が苦手
・強弱が苦手
・棒吹き、抑揚がない
・滑らかに音がつながらない
・タンギングやスタッカートが苦手
・速いパッセージが苦手 などなど

これらは息が十分使えるようになると一気に解消されることがあります。息が原因のことが多いからです。(もちろん他にも原因はあります)

ちょっと極端かもしれませんが、最初はこれくらいで丁度いいと思います。ただただ考え続け実行するのみ!それだけでうまく行くことが沢山あります。息の方向はいつも書いている通り、身体の中を通る方向です。道具も何もいりません。ぜひやってみてほしいなと思います(^^)/




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【全楽器共通】1ランク上の完コピのしかた

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先日、夫が見かけて録画してくれた音楽バラエティ番組を見ました。(関西系ジャニーズの方が司会の…見た方もいるかもしれません(^^)

そこには有名なジャズクラリネット奏者の方が出ていました。さすがの演奏、そしてさすがのアンブシュア…教本に載っているようなどこから見てもキレイなアンブシュアでした。

私が思ったのは「みんなこのアンブシュア、真似するんだろうな~」私が中学生だったら絶対に真似していると思います。

でも、その方はいつもキレイな形になるように鏡を見て特訓しているのでしょうか?おそらく自分に合った吹き方を研究し、演奏に合った吹き方を練習し、キャリアを積み重ねた結果辿り着いた「これまでの集大成」ではないかなと思います。

完コピするならただ形だけをまねるのではなく「あのアンブシュアになるにはどんな息の使いかたしてるのかな?」「どんな考えかたで音を出してるのかな?」「どんな練習してるのかな?」と、その根っこに思いを馳せてみると結果が変わってくると思います。

「学ぶ」の語源は「真似る」から来ているといいますが、どうせするなら根っこから真似てみましょう。1ランク上の完コピをお勧めしたいと思います(^^)/



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これから私が目指していきたいクラリネットやアレクサンダーテクニークのレッスン

今年2月でアレクサンダーテクニークの学校は完全に卒業しましたが、3月から1年間、卒業生プログラムで引き続き学ぶことにしました。

昨日はマスターティーチャー、トミー・トンプソン先生のクラスに参加しました。(3年前の写真です)
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演奏やパフォーマンスをさらに向上させたい方が次々にパフォーマンスします。そこで先生が何度も示されたのは

「自分を発見し続けよう」

細かいテクニックや奏法についてはノータッチ。先生は「自分がここにいることを体験し、自分に居続けながら、演奏、楽器、動きの中にも自分を発見しつづけよう」と言葉や先生自身の身体の使いかたやハンズオン(手を身体に置いてサポートする)で示していきます。

それはとてつもなく深く、その人の根源、核を呼び起こすようなレッスンでした。それぞれの方は自分の完全性を思い出し、その瞬間にしか生まれないパフォーマンスを披露し続けていました。

「どうしたらこんな深いレッスンができるのだろう?」前はさっぱりわかりませんでしたが、最近やっと少しヒントが見えてきました。奏法やテクニックのレッスンももちろんしていきますが、トミー先生からの学びを糧に、これからはそんな根源に触れるようなレッスンを目指したいなと心から思いました(^^)


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【全楽器共通】超・超・超基本なのに、かなり多くの方がしていない大事なこと

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練習して楽譜通り吹けるようになったけど、何かが足りない…ただ音を並べてるだけと言われる、テンポ通り吹いているつもりなのに遅れてる走ってると言われてしまう…

音楽的で聴いていて心地よい、吹いてて楽しい、周りとの一体感がある演奏をするためには、この「超・超・超基本」が本当に大事なんです。「超・超・超基本」とは…


「拍子」を体感して吹くこと。
その曲の拍子…2拍子、3拍子、4拍子などを意識して体感して吹いていますか?


拍子が自然に体感できている演奏は、安定していてかつ曲の持つ自然な抑揚が感じられます。
これが忘れられていると、技術を磨いても表現を大げさにしてもイマイチ、だしの入っていないお味噌汁のように「なにかが足りない…」となってしまうのです。

拍子を感じるのが苦手な方は、楽器を置いてこんなことを練習してみてください。

★その曲の拍子を指揮しながら歌う。

指揮が難しいときは前段階として手や足でカウントしながら、テンポもゆっくりからでOK。難しいリズムや休符、音価の長い音符でも指揮の動きを続けて歌い、徐々にインテンポにしていきます。

↓こんな風に書くのもおススメ。
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スムーズに楽しく指揮しながら歌えるようになったら、その延長で楽器で音を出してみます。

合奏中心の方は「指揮者みてればいいじゃん!」と思うかもしれませんが、これがまたかなり違いが出てくるのです。

「自分で拍子を体感してから指揮をみる」
「拍子の意識が薄いまま指揮をみる」
実際に両方試してみると違いがわかると思います。

楽器の練習と同じぐらい、いやそれ以上に大事な練習です。味気ないお味噌汁から美味しいだしを引いたお味噌汁へ!楽器がなくてもできます。少しずつ練習して身に付けていきましょう(^^)/




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