クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

心と身体に優しい奏法、練習のコツ、レッスンの事、アレクサンダーテクニークについて書いています。

2019/01

アレクサンダーテクニークとクラリネットのレッスンを行っています。
「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」

こんな思いを持っている方、レッスンへいらっしゃいませんか?
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【全楽器共通】「譜読みが苦手だから音源や周りに頼ってやり過ごす」から脱却する方法

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楽団や部活で次から次へと配られる新しい楽譜、難しい楽譜…譜読み力に自信がないと練習する前にげんなりしてしまいます。すぐ読読みができれば、楽譜を読む負担がかなり減りますね。(今回はアナリーゼ的なものではなく、リズムや音の高さを正確に読む譜読みの入り口のことを書いています)


譜読み力を付けるには…最初から音源を聴きこまないこと。


・耳で曲を覚える前に正確なリズムを理解する
・吹きながらに譜読みせずに、拍子をカウントしながら読む、歌う


面倒でもこれらを繰り返すと譜読み力は付いてきます。

耳で覚えて何となく皆に合わせて吹くでは、とりあえずその場は何とかなるかもしれませんが、楽譜を読む力は付かないまま。

自信が持てないので、微妙に遅れがちになったり、音量が小さく音程も悪くなり、吹いていても楽しくないばかりか、周りにも迷惑をかけてしまいます。

音源に頼っている方は、1日3小節でもいいので、簡単なところから自力で読む練習をしてみましょう。テンポはゆっくりでOKです。

音源が無いとどうしても無理、わからないところを聞ける人もいないという場合は、音源を聴くときに必ず楽譜を読みながら聴くようにしましょう。

音源の音の長さと楽譜の音の長さが微妙に違う場合もありますが、練習しているうちにその違いも分かってくると思います。

わからないリズムは何度もリピートして、可能ならゆっくりモードで聴き、自分でもカウントしながら音源と楽譜を頭の中できちんとリンクさせます。

読むのに苦労したリズムは五線ノートに書き写しストックしておくと、譜読みでつまづいたときに見られます。

譜読みは文章を読むのと同じ。文章を読めるまでにも少しずつ練習が必要でしたよね。私も専門的な勉強を始めるまでは耳で覚える派でしたが、練習して今は脱却できています。

ソルフェージュのレッスンまで受けられない方、今目の前の楽譜を読まなくてはいけない方のために、すぐできる練習方法を書いてみました。少しずつ時間をかけて積み重ねていってほしいと思います(^^)/




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スケールを安定した音で吹くには?

クラ歴数年の中学生とこの本でスケールを練習しました。部活で使っているテキストでのレッスンも沢山しています。


レッスンを始めたころは音が不安定でしたが、安定した音が出せるようになってきた生徒さん。スラーで練習しました。
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1つ1つの音はだいぶ安定しているのですが、音を繋げると不安定に揺れてしまいます。こんなときよくやってもらうのは

「クレッシェンド気味で吹く」

出しやすい音量からスタートし、頂点の音に向かってほんの少しずつクレッシェンドします。下行形は頂点での息のまま丁寧に。すると自然に安定して音に方向性も出て、曲に使えるような音階に近づきました。(下行形は自然と息が減り必要な息が出せない場合が多いので、あえてそのままの息で丁寧に)

クレッシェンドで吹くことによって、上の方の音に必要な息が自然と流れるようになり、高音が出しやすくなります。また、頂点の音を意識することで行きたい方向が決まるので、吹きやすくなり安定感もでてきます。

どれくらいクレッシェンドをするかは、様子を見ながら色々試してみましょう。息の変化が自分にだけわかるレベルから、誰が聴いてもわかるクレッシェンドまで、色々ありますよね。


音が揺れたり不安定だと、つい「揺れないように」「アンブシュアを固定させて」「息を一定に」と思いたくなるのですが、これだと死んだ音=実際の演奏に使えない音になりやすいんです。

音の高さに合わせて、息やアンブシュアの状態も変化させる必要があるのに「一定に」や「固定させる」で吹くのはどうしても不自然。そのまま吹いていくと音が出しづらく、音色が固くなったり響かなくなってしまいます。


音を安定させるための直接的な提案ではなく「変化していく音を安定させるには何をしたらいいのかな?」から考えた、やや間接的な提案でした。

試してみたらお気軽にコメントしてくださいね(^^)/




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私の考える「響く音」とは

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そもそも響く音ってどんな音でしょう?考えてみました。私の考える「響く音」は、必要な息を出した結果、リードや楽器、身体、空間が十分振動している音です。

息によって生まれる振動を邪魔しない結果、響く音が出る。響く音は聴いていて心地よく、遠くまで伝わり周りとも溶け合いやすい音です。

何か特別なことをしなくても、自分に合った道具で、リードを十分振動させられるだけの息を出し、楽器の振動の邪魔をしない身体の使いかたをし、空間全体を含んで演奏する意識を持っていれば、おのずと響く音になるのではと思います。

「邪魔をしていることをやめ、必要なことをする」

とってもシンプルですが、実際はなかなか複雑。響きのある音はすべての土台です。土台作り、時間がかかりますがじっくりお手伝いしたいと思います(^^)/


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全音域を響いた音で鳴らすには?

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今年はレッスンで提案したことや、やってもらってうまくいったこと等を積極的に書いていきたいと思います。

最近音も太くなってきて、上達を感じる生徒さん。アイヒラーのスケールを吹いてもらいました。

低音域から解放の「ソ」手前あたりまではよく鳴っていましたが、そこから上の音域の響きが少し弱いように聴こえました。低音域のように全部の音が鳴るともっと良くなるなと思い、

「低音域はよく鳴っているので、それと同じくらいその上の音域も出してみましょう」

と提案してみました。吹いてもらったところ、全ての音が太く鳴る音に変化し全体の音の存在感が増しました。

今回は「鳴る音に鳴りの弱い音を合わせてもらうやり方」をやってもらいました。こうすると音量や響きが十分あるまま、全部の音が鳴らせるようになるんです。

「飛び出ている音や鳴りすぎている音を抑える」やり方もあります。一見全部キレイに揃いそうですが、どの音も小さく細く固くなり、響きが消える可能性が高いのです。もともと音がよく鳴っている方にはそうしてもらうこともありますが、少ないケースです。

うるさい、痛い、開いた音を避けるあまり、このやり方で音の響きが消えているケースを沢山見ます。合奏で浮かないようにと練習した結果そうなるのかもしれませんが、それだと合奏全体の響きも貧弱になってしまうのではないでしょうか?(かといってうるさい、痛い、開いた音を薦めているわけではありませんので念のため)

全音域を鳴らすには、他にも色々な方法があります。今回は直接的な提案でしたが「ちょっと何言ってるんだかわからない」提案(アレクサンダーテクニーク的提案)をすることもあります。生徒さんの状況によって変わってくるので、興味のある方はぜひレッスンを受けてみてください(^^)/ 


試してみた方はお気軽にコメントで教えてください♪
ちなみにアイヒラーのスケールはこちらです。
[クラリネット教本] 「アイヒラー クラリネットのためのスケール」
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ブランク明けに改善できる意外なこと

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年末年始のお休み明けに、久しぶりに楽器を吹いた方も多いと思います。私も今年はかなりのんびり休みました。ブランクを積極的に利用することは以前書きましたが、ブランク明けには吹き方の改善ができるだけでなく、こんなこともできるんです。


「思考のクセの更新」


ブランク前のように音が出なかったとき、すぐバテてしまったとき、何を思いましたか?どう感じたでしょうか?頭に浮かんだこと、それが普段の考えグセです。

ブランク前に練習していた高音や難しいパッセージに差しかかった時、何を考えましたか?どう感じたでしょうか?頭に浮かんだこと、それが普段の考えグセです。

思考が必要な身体の動きを生み、動きが音や音楽を生みます。思考が演奏に影響を与えることは、ブログの読者の方ならおわかりだと思います。

でも、普段練習しているときは思考も無意識になりがち。普段気づかない思考のクセは、ブランク明けの新鮮な感覚のときだからこそ気づきやすいものです。


自分がしている思考…たとえばダメ出し、自己否定、恐怖心に気づいてもうやめたいと思ったら、代わりに何ができるか考えてみましょう。

・ダメ出しの代わりに、その瞬間できることを考える

・ダメ出しの陰に隠れている、できていることを探す

・高音に恐怖心が出たら、代わりに出すために必要な準備をする

などなど…沢山できることはあります。ブランク明けのぼんやりしている時にこそわかる思考のクセ。今年は更新して新しい自分に!という方、ぜひ試してみてください(^^)/



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