クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

心と身体に優しい奏法、練習のコツ、レッスンの事、アレクサンダーテクニークについて書いています。

2018/10

アレクサンダーテクニークとクラリネットのレッスンを行っています。
「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」

こんな思いを持っている方、レッスンへいらっしゃいませんか?
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左手「ラ」のキーをもっとうまく操作する方法

左手の「ラ」のキーの押さえ方は、このようにしましょう!とよく教本やネットに書かれていますね。
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キーの下の方を指の腹ではなく、指の側面で軽く押さえます。(私の押さえ方は一例です。人によって微妙に変わりますので完コピはしないでくださいね)

これで滑らかに繋がりやすくなりますが、イマイチ指が動かしづらかったり、何回やってもブツブツ切れてしまう時は、こっちにも注目してみてください。

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左手親指と、右手親指です。

左手親指も音に影響を与えます。開閉のときに力みが強いと楽器がグラグラして音程や音色が不安定になったり、思わぬアクセントが付いてしまったり、リードミスの原因になる場合も。音が不安定になり滑らかに繋がりづらくなってしまいます。

左手親指でトーンホールを開閉するとき、どんな動きをしているのか観察してみましょう。動かすタイミング、開閉するときのスピードを変えてみる、力加減、塞ぐ指の位置を変えてみて違いを観察してみましょう。色々試していくとベストの加減がわかってくると思います。

観察するときは、集中して観察するというよりは、やって来るフィードバックを待つ感じです。

一般的に「集中」というと、視界を狭くして息をひそめてというイメージですが、そうすると身体が固まったり縮こまって、全体の情報が得づらくなってしまいます。


右手親指は楽器を支える役目です。右手親指の意識がないと、左手で楽器を支える負担が増え、指をキーやトーンホールから離しづらくなってしまいます。その結果動きが鈍くなり、思い通りに動かすことが難しくなります。

また、右手親指は上下の歯とバランスを取ってアンブシュアを安定させる役目もあります。

右手親指の意識が薄れてしまうと、それを補うために口やアゴが力み、バテやすくなるだけでなく、必要なリードの振動を止めてしまうことになります。音が詰まって細くなる、頑張ってるのに響かない方は見直してみてください。

練習しているのに解決しないときは、メインで動かしている部分以外に意識を向けてみる。身体全体に意識を広げる第一歩。今日のテーマだけでなく、すべてに共通することです(^^)/


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狭い空間で練習する方へ…音をガラッと変える意識の持ち方

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日本の住宅事情では狭い部屋で練習することも多いと思います。教室のレッスン室も決して広いとは言えず、大柄な方には窮屈な思いをさせてしまうこともしばしば。

練習場所は狭いより広い方がいいと思うこともありますが、アレクサンダーテクニークを学ぶうちに、空間の狭さは意識の持ち方でカバーできると感じるようになりました。

それを確信したのは、数年前のアレクサンダーテクニークのレッスンでの出来事でした。

レッスンでは演奏を見ていただきましたが、広い部屋なのに今一つ音の響きが遠くに届いていかないなと感じていました。


そこで先生が一言
『隣の部屋では何をしてるのかな?隣の部屋で鳴っている音はなにかな?』


すると、そう思って1音出したとたん、音がガラッと変わりました。見学していた方からも驚きの声があちこちからあがっていたのを覚えています。かなり音が変わった今でも印象に残っているレッスンです。

自分のいる部屋だけでなく、隣の部屋を意識することで、空間のとらえ方がさらに広くなり、身体の動きやすさ、伸びやかさが変わり、音が変わったのではないかと思います。

私のレッスンで、空間のことをやたらというのはこういう意味もあるのです。ちょっと意識を変えるだけで変わるなら、気軽にトライできますね。次の練習でぜひ試してみてください(^^)/




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『自分では出来ているつもりなのに、先生や先輩に注意されてしまう…どうしたらいいの?』

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自分では出来ているつもりなのに、よく先生や先輩に出来てないと注意されてしまう。どうしたら出来ているのかがわかるようになるのでしょうか。今日はわかるようになる為にしていきたい事を3つ書いてみました。


1.自分の音を聴きながら楽器を吹くことに慣れる
出来ているのかわからないときは、楽器を吹くのに夢中で自分の音を聴く余裕がない時かもしれません。

吹きながら自分の音を聴くのは、慣れている人にとっても難しいもの。楽器を吹くことにまだ慣れていない初心者や初級者の方にはさらにハードルが高くなります。

耳の使いかたも日常生活とは違い、何が起こっているかをかなり繊細にち密に聴き続けます。それを吹きながらやるのですから、慣れるまでには結構な時間が必要になります。

自分の音を聴きながら楽器が吹けるようになるには、まずは楽器に慣れるために練習を続けること。そして簡単にできるところから(得意な音域のロングトーンや簡単なメロディなど)、吹きながら自分の音を聴く練習をしてみましょう。出来るだけ静かな場所で練習することをおススメします。

録音をして聴くとわかりやすいですが、録音に頼りっきりになるのはNG。録音された音は100%信頼できるほど正確ではありませんし、録音してばかりだと吹きながら聴く習慣が付きません。

録音では音色や音量、音質はわかりづらいので、音の出だしや終わりのタイミングや雑音、リズム、レガートがつながっているか、タンギング、スタッカートの音が出るタイミングや雑音などをチェックする目的で使いましょう。


2.自分の中にお手本を蓄積させる
自分の中に「音が滑らかに繋がっている状態はこう」「キレイなタンギングはこんな風」「音の粒がそろっているというのはこんな風」というお手本があると、お手本と自分の演奏が比較できるので、自分がどういう状態かがわかってきます。

周りの上手な先輩や仲間、先生の演奏を観察したり、コンサートや音源を聴いて「いいな~こういう風に吹きたい」と思うお手本を自分の中に蓄積してみましょう。同じ楽器だけでなく、違う楽器、歌もお手本になります。自分のやっている楽器以外の演奏も聴いてみましょう。

それらのお手本と、自分のやりたい表現を融合させ、理想の演奏を少しずつ自分の中に創り上げていきましょう。


3.自分より経験がある人の指導を受ける
自分より経験がある、信頼できる先生や先輩に指導をお願いするのもお勧めです。指摘されたけれどよくわからないときは、その時の自分の状態を詳しく教えてもらいましょう。指導してくれる方の指摘と自分の感覚や聴いた演奏との照らし合わせを続けていくと、だんだん自分の演奏を客観的に聴けるようになってくると思います。

また、指導できるくらい経験のある方は、自分の範疇を超えた視点で演奏を聴いているものです。そこからの指摘は、自分の理解を超えていることも多く、ピンとこなかったり、いまいち納得できないこともあるかもしれません。でもその指摘を受けて実践しているうちに、言われていることが少しずつ分かってきて、自分の枠を超えた演奏ができるようになるのではと思います。

何も考えずに鵜呑みもどうかと思いますが、素直に受け入れ実践してみることも上達していくには必要なことだと思います。

これらはインスタントに身につくことではありませんが、時間をかけるだけの価値はあると思います。ぜひ地道に取り組んでみてください(^^)



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部活で頑張る小中高校生のレッスン内容

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前回、小中学生のレッスンが増えてきたというお話を書きましたが、今日は小中高校生のレッスンの内容について書いていきたいと思います。

以前はピアノのおけいこのように、易しいテキストから少しずつ積み重ねるようなレッスンをしたいと思っていたのですが、今の小中高校生のクラリネット事情には全くそぐわないのです。

レッスンに来てくれる小中高校生の90%以上は、部活で練習している子です。その部活で要求されるのは、自然な上達速度の数倍以上のスピード、与えられる曲も大人でも難しい曲が中心になっています。

特に教室の周辺の地域は、吹奏楽やオーケストラが盛んでかなりレベルの高い曲に取り組んでいます。

部活の曲を練習するだけで精いっぱいなことも多く、レッスンの課題まで練習できなかったり、スケジュールもタイトなのでコンスタントに来られない場合がほとんどです。

この状況の中、レッスンで何が出来るかをずうっと考え続けた結果、目の前の課題に取り組むのが一番いいのでは?という結論に達しました。

レッスンでは、まず今日取り組みたいことを生徒さんに聞きます。

「今度の演奏会の曲を練習したい」「リズムがわからないので教えてほしい」「タンギングの練習をしたい」「指が回らないフレーズを練習したい」など、ほとんどの子がやりたいことをしっかり教えてくれます。

そしてそれぞれ希望の課題をやるのですが、その中で基本的な音の出し方、楽譜の読み方、立ち方座り方、指の動かし方、新しい指使い、フレーズの歌い方などを指導していきます。

取り組みたいことの中には、必ず基礎的要素が含まれているので、やりたい課題をできるようにしつつ、基礎を身に着けていく、という感じです。

それと並行して、私が生徒さんにやってほしいことをレッスン時間の半分ぐらい使ってやってもらいます…とはいえ生徒さんのやりたい事にほとんどの時間を使ってしまい、少しの時間しかできないことも結構あります。

私がやってもらいたいことは、例えると「ひらがなカタカナの読み書き」や「九九」に当たるロングトーンやスケール、それ以前の基礎の基礎です。これも少しずつ、ロングトーンをいくつかの音だけ、スケール1つだけでもやり、基礎的な吹き方の練習をします。

自分のやりたい課題をやる、出来るようになりたいことをやるのは、その子のやる気を増やす助けにもなると思っています。

このような形にしてから、より真剣に取り組んでくれたり、保護者の方から「子供が『レッスン楽しかった!』と言っていました」と報告を受けることが増えました。

部活では難しい曲が出来なくて凹んだり、友達と自分を比較して焦ったり、先輩や先生に沢山注意されて小さくなっているかもしれませんが、クラリネットはすぐ簡単に吹けるものではありません。

限られた時間で、とても難しいことに取り組んでいるだけに、専門家のサポートは必須だと感じています。

レッスンで出来ないことが出来るようになって「楽器って楽しい」「自分って意外と出来るんだ」「練習すればいい音出せるんだ!」と少しでも思ってもらえるととても嬉しいです(^^)/



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100の音色を持つ世界的プレイヤー

先日、こちらのコンサートに行きました。
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Corrado Giuffredi氏。Youtubeで驚異的なテクニックを披露する姿(メルマガでもご紹介しました)をみて、直接聴いてみたいなと思い足を運びました。

指の動きやタンギングなどのテクニックはYoutubeで見ていたので、なるほどと思う程度でしたが、一番すごいなと思ったのが音色の多彩さです。

彼の音色の引き出しには100色以上入っているのでは?と思わせるくらいヴァリエーションがありました。

楽章ごと、フレーズごとに表現したいことに応じた音色を使っていて、それが全て違うのです。どんな音楽を創っていきたいかがはっきりとわかる演奏でした。

それは丸くてふくよかな音から、甘く柔らかい音、軽やかな明るい音…だけでなく、部活などでは「出さないで!」と言われるような荒い音、鋭い音、開いた音まで使っていました。

もちろんこんな音が使えるのも技術あってのことですが、一見NGな音も演奏に使うジェフレディ氏に表現欲の強さを感じました。

音色第一で「きれいな音」「うるさくない音」「汚くない音」の枠の中で表現をしている方からは眉を顰められるような音も使っていましたが、私もそれが必要ならむしろ使った方がいいと考えています。

「きれいな音」だけでは表現できない音楽がある。音色にこだわるあまり演奏が単調になってしまう、表現力が無いと言われてしまう方に聴いてもらいたいなと思った演奏会でした(^^)



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