クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

クラリネット&アレクサンダーテクニークについて、豊永よしこが思うことを書いています。

2018/06

「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」


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身体の故障を防ぐために身に着けたいスキル

そこそこ歳を重ねてくると、関節に謎の痛みを感じることがあります。祖母と母がリウマチだったので、関節の痛みは恐怖です。

今日は先日感じた痛みについてシェアしたいと思います。なぜか数日、左の人差し指、中指、薬指の関節が痛くなったことがありました。観察していると、動かさないと痛みはなく、曲げ伸ばしすると軽い痛みがありました。

こういう時、病院に直行するという選択肢もありますが、私はしばらく自分について観察&実験をします。


【頭と脊椎の協調作用】
頭の重さは約5キロ。たとえると常に5キロのお米が身体の一番上に乗っかっているのですから、相当の負担です。この頭と身体全体をどうバランスさせていくかが指に大きな影響を与えます。

頭と脊椎、どんなバランスで動けているのかな?と観察しつつ、まずはアレクサンダーテクニークを使って、頭と脊椎の協調作用を身体にお願いしていきます。

これで改善されることも多いですが、今回は指の痛みは変わりませんでした。なので、次の観察&実験に移ります


【指を動かす時に何をしているか】

指の動きを観察していると、動かし方によって痛みが強くなったり無くなったりすることに気づきました。

●痛みが強い時
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●痛みがない時
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痛みが強い時は、指の付け根の関節を使わずに、指全体を縮めるように動かし、痛みがない時は、指の付け根の関節も使って指が長いまま、手首も微妙に動きながら関節を曲げて動かしています。

痛みの原因の1つは、全部の指の関節を使わずに、手首を固め指を縮めるように動かしていたことだと推測しました。この動きを無意識に何度もしていたのかもしれません。

それに気づいたので、日常生活で何かを手に取る時、握る時など、アレクサンダーテクニークで身体全体の協調作用をお願いしながら、指の動かし方にも気を付けてみました。

幸いにも数日で痛みは完全になくなりました。アレクサンダーテクニークは身体を直す、痛みを取るというものではないのですが、身体の使い方を見直す事で結果的に痛みが無くなるという事はとてもよくあることです。

緊急を要する症状でなければ、このように観察して動きかたを選んでいくのも1つの方法です。

これは楽器にも当てはまります。無意識に何度もしている動きが、故障を生んでいることが結構あります。自分の動きを観察&実験することは、身に着けておきたい重要なスキルです。

無意識すぎて自分では全く気づけない動きもあります。それはアレクサンダーテクニークのレッスンで先生と一緒に探求していくことをお勧めします。

手っ取り早く結果を出したい方には向かないかもしれませんが、根本から自分を見直したい方、興味のある方はぜひレッスンに来ていただきたいなと思います。観察&実験のスキルを一緒に学んでいきましょう(^^)/


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がんばらなくても勝手に音が響くようになる、意識の持ち方

この超有名な曲。出だしがちょっと苦手な方も多いのではないでしょうか?
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                          (クラリネット名曲31選 ドレミ出版より)


その原因の1つは意識の持ち方。ほぼ全部の指を塞ぐ音は、ここに意識が集まりやすいんです。
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「え?楽器全体を響かせるには必要な意識では?」と思うかもしれませんが、楽器の下の方に意識が集まると、身体全体もそれにつられて下に押し下げ縮められ、身体が動きづらくなり、結果ブレスや運指、アンブシュアコントロールに制限がでてしまうのです。

そしてそもそも、楽器自体にどんなに息を吹き込んでも音は出ませんよね。音はリードがないと出ません。管全体を使う音でも、リードを振動させる、と思うだけでOKなのです。
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そうすると身体が下に押し下げられて起こっていた余計な力みが取れ、勝手に音が響いてきます。音は頑張って響かせるというより、条件がそろえば勝手に響いてきてしまうものなんです。

このあたりの音から始まる曲、沢山ありますよね。そんな曲に出会ったら

「楽器の下の方に意識を持っていかれたら、意識をリードに戻す!」

ぜひ試してみてください(^^)/



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力んで指が回らないときに試したいこと

曲の最初は良いけど、だんだん指が力んでしまうこと、ありませんか?特に難しい曲、休みのない曲、長い曲はいい状態のまま吹き終えるのは結構大変です。

そんな時は、これを試してみてください。他の楽器にも応用できます。


「楽器と自分の間のスペースを思い出す」
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これを楽器を構える時から考えてみます。

指が力んでいるときは、指だけでなく、手首やひじ、肩の関節が固まって背中~全身が動きづらくなっていることが多いのです。

そんな時、楽器と自分の間のスペースを思い出すことで、固まり縮んでいた指や手首、腕や肩や背中のが本来の状態に戻りやすくなるので、指が動きやすくなります。

まずは基礎練のときに試し、曲に応用してみましょう。何か変化があると思います。いまいちピンとこない方はぜひレッスンにいらっしゃってください(^^)/



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失敗を引きずるのと同じぐらい気を付けたいこと

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失敗を引きずると次の失敗を招くのはご存知の通りですが、実はうまくできた時も要注意なんです。

たとえば苦手な1フレーズ。「練習したけどまだ自信がない…でも頑張ってみよう!」と演奏すると、とってもうまくいきました。

「やった~!!嬉しい!!」と喜びに浸っていると、すぐ次の音がやってきます。その時に過去の喜びに浸って必要な準備をすることを忘れてしまうと…残念な結果になってしまうかも。


成功に浸るのは実は失敗を引きずるのと同じ思考なんです。

「次の瞬間がうわの空」

「出来た出来ないに大きな価値を置いている」

「音楽全体ではなく、部分にこだわった思考になっている」


どれも音楽には邪魔なことなんですよね。

出来たことを喜ぶのはとっても素敵なことですが、演奏中に喜ぶのは一瞬にして音楽に集中、演奏が終わってから存分に喜びお祝いしましょう(^^)/


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思い込みで自分の可能性を狭めていませんか?

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「指が回らないんです」「音量が出ないんです」「年齢のせいかすぐ疲れてしまって」

レッスンでよく聞く言葉です。多くの場合は吹き方や練習方法を変えていくとかなり改善されるのですが、本当にそう思い込んでしまっていると、改善の邪魔になってしまいます。

前にも書いたことがあるのですが、ある生徒さんが「左利きだから右手の動きがぎこちなくて」とおっしゃっていました。私は全然気にしたことないけどそういうものかな?と実験のつもりで「私は右利きだから左手の動きが苦手」という意識で練習してみました。

すると、それまで全く気にしていなかった左手が固くなり、動きが悪くなってしまったのです。これはいけない!と思い、すぐ思い込みを外しました。数十分練習しただけでしたが、ここまで思い込みの力は強いのか~と逆に感心してしまったほどです。

「私は指が回らない」と思い込んでいると、指の動きはぎこちなくなります。できないので「難しいパッセージはやっぱり苦手…私指回らないから」とそこでストップしがちです。

それよりは「指が回らないのは思い込みかも。練習方法を考えれば回るようになる」と考えた方が上達しそうではないですか?頭の中では何を考えても自由です。

自分に対する思い込みは、これまでの経験や周りに言われたことで作られるものだと思います。でもそれが今現在もそうだとは限らないんですよね。

自分に対する思い込みに気づいたら「それ本当かな?」「ほんとにほんとかな?」と見直してみることをお勧めします。思い込みで自分の可能性を狭めているだけ、ということも結構ありますよ(^^)/




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