クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

クラリネット&アレクサンダーテクニークについて、豊永よしこが思うことを書いています。

2016/12

「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」


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ブランクからうまく復帰できない人の2つの特徴

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楽器を中断していたけれど時間が出来てきたから復帰しよう!子供のコンクールを聴きに行ったらまたやりたくなってきた!・・・という方、多いと思います。

でも楽器を出して吹いてみたら思ったら全然吹けない(>_<)復帰しようと思った方は一度は通る道かもしれません。

ブランクからうまく復帰できると、学生時代よりも楽に吹けるようになり、さらに上達できるのですが、上手く復帰出来ないと押し入れにまたしまいこんでしまう事になってしまいます。


ではブランクを経てさらに上達できる人とうまく復帰出来ない人には、どんな違いがあるんでしょうか?私が良くみかける復帰に苦労している方の特徴は2つです。

1.学生時代の自分にこだわっている

学生時代に毎日何時間も吹いていた時に、丁度よかったリードや練習メニュー、吹き方にこだわっている。年齢、環境、生活スタイルがガラッと変わっているのですから、学生時代のままやるのは無理があります。

学生時代の吹き方は、多くの場合、気合と根性と若さと長時間練習で作り上げた持続不可能なものです。

また、先輩に習った事、言われた事を大人になってからも生真面目に守っているのも上達を妨げます。その当時とはかなり状況が変わっているので、その教えが今も役立つかは「?」です。

復帰する時には、こだわりやプライド、トラウマやコンプレックスは白紙にして、プロの指導を受けるのが早道だと私は思います。

本来楽器はもっと楽に楽しく吹けるものなんです。ブランクで前のように吹けなくなった、と落ち込むよりも「持続不可能な吹き方を変える良いチャンス」と捉えて今の自分に合った吹き方を身につけてほしいなと思います。


2.楽器の調整をしていない
長い事押し入れにしまっていた楽器、見かけはきれいでも、キーバランスが崩れたりで音が出ししづらくなっている場合がほとんど。そんな楽器で吹くと、自分がものすごく下手になったように感じてしまいます。

半年以上楽器をしまっていたら吹く前には必ず調整に出しましょう。オーバーホールが必要な場合もありますが、そこまでしなくても大丈夫なケースも沢山あります。まずは信頼できるお店に相談、リペアに出してから本格的な練習を始めましょう。

前の自分に戻るのではなく、今の自分に合った吹き方を身につけて新しい自分でスタートしましょう。大人ならではの楽しさを感じてほしいなと思います(^^)






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自分に優しいハードルの作り方

今日は、上達するための「自分に優しいハードルの作り方」です。たとえば、こんなスケールを練習する時、何を考えて吹きますか?
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音が響くように、高音域の指使いを正確に音の出だしと終わりを丁寧に、テンポに乗って・・・

などなど、いくつかの目標を掲げ、自分の吹きたい理想を思い描きながら吹いているかもしれません。
いくつかの事を同時に達成する・・・ハードル高いですね。そして、吹き終わった時はどう思っていますか?こんな風に思っていませんか?

・滑らかに吹けたけど、出だしがダメ
・高音域の指は出来たけど、リードミスが出ちゃった
・音色は良かったけど、ブレスが下手


「〇〇は出来たけど、〇〇は出来なかった。」


一度に沢山のハードルを設置すると、失敗する確率が増えます。すると「〇〇できなかった」という印象が強くなり、できたことをスルーしがち。自分の価値を正確に捉えられなくなります。
自分の価値を下げてもいい事は何もありません。

いつも沢山の理想を掲げてるけど、いつまでも出来た気がしない。でも上手になりたい、という方は

目標を1つだけにします。

沢山やりたい事はあるけれど、その中でも1つだけ。それもちょっと頑張ったら出来るものです。

そして、出来たら「出来た!」で完了。

「でも・・・」は封印です(^^)自分の理想まで届いていなくても少しでも進歩の兆しがあったら「出来た!」でOK。

出来たら、それを定着させる反復練習をしたり、質を上げる為にどうしたらいいか考えたり、次に出来るようになりたい事に取り組みます。


出来なかったら、「その時に出来る事はやった!」と努力の過程を認めてあげてください。

その評価法、甘すぎない?と思うかもしれませんが、結果がどうあれ、わざとサボらない限り、自分が出来る事をしたのは事実です。事実を認めることは自分を認め自信を付けていくことです。

長く楽器を演奏したい人には自分を認めて自分に優しく練習する事、本当に大事です。短期間なら自分に厳しくでもいいかもしれませんが、楽器の上達は長丁場。長く取り組むには自分に厳し過ぎると
疲弊してしまいます。

自分に厳しい人は自分に優しくできない自分にダメ出ししそうですが、そこまで行くとコントですよね(笑)ちょっとずつ思いグセに気づき、自分に優しい方向に移行していきましょう(^^)



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アレクサンダーテクニークで練習不要になる?!

身体の使い方のメソッド、
アレクサンダーテクニークを演奏に使うと、一瞬で音が響くようになったり、嘘のように吹きやすくなったり指が動くようになる事も多いので、何か魔法のようなものだと思っている方もいるかもしれません。

身につければ疲れ知らず、練習もしなくていいスーパーマンになれるのかも?

残念ながらそうではありません。確かに身体を効率的に使えるようになるので、できない事が早くできるようになったり、疲れにくくなる事は多々あります。

考え方も変化するので効率的に練習できるようになったり、練習が楽しくなって結果長時間練習する事が出来るようにもなります。でも、魔法ではないんですね(^_^)

しかも・・・アレクサンダーテクニーク自体が練習が必要なメソッドなんです。先生の所では出来たのに、自分ではできない。よく聞くお話ですが、それは練習が必要だから。

新しい身体の使い方を身につけるには、繰り返し練習、成功や失敗を沢山体験して、長い時間をかけて少しずつ身につけていきます。楽器と同じですね。楽器が上手くなっていくのが楽しいようにアレクサンダーもこの過程が楽しいんです。

アレクサンダーテクニークでは超人にも聖人にもなれません。でも、ちょっと進化した人間にはなれるんじゃないかなと思います(^^)

私も一日何度も身体の使い方を練習しています。練習する事に慣れている楽器奏者にアレクサンダーテクニークは向いていると思います。興味のある方、ぜひご一緒しましょう(^_^)




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2コマレッスン、増えています。

レッスンは通常1回50分ですが、2コマ(50分×2)のレッスンを希望する方がジワジワと増えています。

2コマレッスンをおススメしたいのは
・遠方の方
・回数来られない方
・1回のレッスンで色々な課題に取り組みたい方
・じっくり課題に取り組みたい方
・沢山質問、相談をしたい方

その方によりますが、途中1回休憩を取りながらレッスンを進めていきます。

逆にお勧めしないのは
・初心者、初級者、ブランク明け間もない方
・長時間練習に慣れていない方
・部活等で長時間練習した後の方

初心者やまだ長時間練習に慣れていない方はレッスン回数を増やす方が効果的です。長い時間やると「頑張った感」は得られますが、疲れて集中力が切れ内容が薄くなったり変な癖が付きやすくなってしまいます。

また、部活等でこれでもかと練習した後の2コマ練習は、かなり大変なのでおススメしていません。沢山練習した後はクールダウンや練習の復習の意味で1コマレッスンにするか、家に帰って休んでほしいと思います。

2コマレッスン、必要な方にはとても有効です。上手に利用してほしいなと思います(^^)


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