クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

クラリネット&アレクサンダーテクニークについて、豊永よしこが思うことを書いています。

2016/08

「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」


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意識的に腹筋を使うのではなく…


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昨日はアレクサンダーテクニークのレッスンを受けました。先生に、身体の使い方、全体の身体のバランスのサポートをしてもらいながら、ロングトーンをしたり、音階を吹きました。

吹いていると、ほとんど息を吸っていないのに音が伸びていきます。そして、勝手に腹筋が働いて、安定感のある音が続きます。

巷では「腹筋を使って音を安定させよう」とか「お腹の支えを使おう」とか言いますが、この時は1ミリも考えませんでした。そう考えなくても勝手に腹筋が使われて良い音が続くのです(^^)

何度もレッスンでこの体験をしていますが「身体の準備が出来ていれば、必要な事が起こる」の典型的な体験だなと思います。

「意識的に腹筋を使う」と「勝手に腹筋が使われる」は同じようですが、全く違う体験です。これを言葉で違いを表現するのは無理なので、体験してもらうしかないのですが・・・

教室のレッスンでも、この事を言葉でのサポートで体験してもらっていますが、やはりアレクサンダーの先生のサポートは格別だなと感じます。私もさらに指導の質を高めて生徒さんに身体の可能性をもっと感じてもらいたいなと思った体験でした(^^)





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もっといっぱい息を吹き込んで!と言われるけど、本当に息が足りないの?

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音が鳴らなかったり小さい時、よくこう言われませんか?

「もっといっぱい吸って!」
「もっと息を吹き込んで!」
「もっとお腹から息を出して!」

でも、私が思うのは、
ある程度練習を積んでいる人なら、もうすでに必要な息を出せているのでは?という事。ではなぜ必要な息が出せているのに、息が足りない、もっと吹き込んで!と言われるのでしょうか?

おそらくリードを振動させるだけの息は出ているのに、リードの振動を口やアゴ等の力みで消してしまっているから。

リードが振動していない
⇒音が鳴らない
⇒もっと息を要求される

ブレーキ(口周りの筋肉の使いすぎやアゴの力みすぎ)が効きすぎているので、さらにアクセル(息)を踏むように言われてしまうのです。

アクセルが効かないくらいブレーキがしっかり効いていたら、いくらアクセルを踏んでもリードは振動しませんよね。続けているうちに身体も故障してしまいます。

頑張っているのに音が鳴らない方は、息(アクセル)と、口やアゴの力(ブレーキ)のバランスを見直してみましょう。アンブシュアにこだわりすぎていたら、一度忘れてみましょう。アンブシュアは結果です。アンブシュアを意識的に作るのをやめて、息に合わせて口やあごが働いてくれることを信頼してみましょう。

この辺りは色々な思い込みや全身の使い方が関わるので、改善には時間がかかります。でもコツがつかめれば、別人のように音が響きだします息とアンブシュアの力のバランス、ぜひ見直してみてください(^^)







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年齢を重ねると増えるもの…


年を重ねると増えるもの・・・シミ、シワ?…まあそれもありますが私はうるさい外野が1人増えたのを感じました。外野と言っても、自分の中の外野です。

10代20代の頃は、自分の中に誰よりも厳しい先生がいて良くも悪くも大変でした。今はその先生は居ませんが、新しい指使いを覚えようとか、新しい吹き方を練習している時すぐ出来ないと、外野からこんな声が聞こえてきます。

「年取ると遅いね」
「前はすぐできたんじゃない?」
「やっぱり覚え悪いね」


あまり年齢の事を考えない方で、しかもそういうのが何の役にも立たないと分かっているにも関わらずです(苦笑)我ながらちょっと驚きました。

でも、そんな声に影響されるのは本当に嫌なので私は無視して練習を続けます。そして、出来ない時はどう練習したらいいんだっけ?と冷静に考え、それを冷静に実行します。

仲間や友達の言葉でやる気の腰を折られて気に病んだりする事、あると思いますがそれよりも容赦なく強烈で24時間一緒なのが自分の中の外野です。

外野の言葉が自分の役に立たない時は耳栓!そして自分のやりたい事を再確認して練習を続けましょう。それを続けているうちに、うるさい外野も静かになっていくと思います(^^)










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頑張った曲、1度やったら終わりですか?

以前から憧れていて、やっと勇気を出して一生懸命練習して本番に乗せた曲、1度やったらサヨナラでしょうか?1度演奏したら終わりではなく同じ曲を何度もやると良い事が沢山あります。

1.前には気付かなかった事に気付ける
2.曲の理解が深まる
3.自分の上達に気付ける

特に名曲と呼ばれるものはなおさら。何回も本番に乗せて、曲の素晴らしさを満喫しましょう(^^)

私も先日勉強会で演奏したシューマンは。学生時代にライスター氏のレッスンを受けた時にはじめて演奏し、その後何度も演奏しています。

先日の本番ではピアノの弾き方によって、解釈ってガラッと変わるんだなと実感したところです。何度やっても発見があって面白いですよ(^^)

オケや吹奏楽などの大編成では難しいかもしれませんが、ソロや小さなアンサンブルなら十分可能です。今は発表の機会も結構あります。機会を見つけてぜひチャレンジしてみてください(^^)




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プロとアマチュアの差を歴然とさせているもの…プロの演奏に近づくには?

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プロの方、アマチュアの方、それぞれの演奏を聴くとある違いに気付きます。これこそプロとアマチュアの差だな~と感じます。

違いは沢山あるのですが、その中でも顕著なのは音量のバリエーション。

プロの方は「ppp・・・」から「fff・・・」まで、色々な音量で表現しています。静かに美しく鳴っている「ppp」やインパクトのある「fff」など、音量だけでも楽しむことが出来るくらいです。

一方、アマチュアの方は「mp」や「mf」の中で演奏している方が多く、ほとんど音量が変わらなく聴こえる場合もあります。

音量のバリエーションをを増やすにはまずは自然な響きを取り戻す事。リードを抑えつけて音を制御するのではなく、息でリードを振動させる練習をしましょう。

響きの少ない音から、息でリードが振動している響きのある音に移行する時には、これまで出す事を恐れていたいわゆる「荒れた」「汚い」「雑音だらけ」の音も出るので「下手になった?」と感じる事があるかもしれません。

でも、私はその音を聴くと「やっとリードが振動してきた!スタート地点に立った!」と思います。この過程を経る事が大事なんです。

この辺りを個人の判断で練習していく時、ジャングルを一人で歩くような気持ちになるかもしれません。「こんな音出したら下手になっちゃうんじゃないか?」という恐怖と隣り合わせですから。

でも、ジャングルにはガイドがいます。レッスンでは段階を踏んで長い目で指導しています。響いた音を出したい方、レッスンで一緒に練習しましょう(^^)




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