クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

心と身体に優しい奏法、練習のコツ、レッスンの事、アレクサンダーテクニークについて書いています。

2016年05月

アレクサンダーテクニークとクラリネットのレッスンを行っています。
「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」

こんな思いを持っている方、レッスンへいらっしゃいませんか?
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アンブシュアを微妙に変えたい時、知っておきたい身体のこと

bone_skull_side
「アンブシュアは動かさないで」とか「固定させて」と言われること、結構あると思います。でも取り組む曲が難しくなってくると、それに限界を感じる方も多いと思います。

私も生徒さんが初心者の時には同じ意味のことを(別の言葉で)注意しますが、それもごく限られた時期だけです。上達してくるとむしろアンブシュアは柔軟でないと色々なことが難しくなってしまうのです。

跳躍の時、メロディーを滑らかにつなげたい時、音色、音量、音程を変化させたい時などは、アンブシュアを微妙に変化させることが必要です。

アンブシュアを微妙に変化させるには、口の周りだけモゴモゴ動かしたり、くわえる角度を変えても上手くいかない事もあります。そんな時は、アゴの事を思い出してみてください。アゴはオレンジ色の骨。下顎骨です。
bone_skull_side

口を開くとアゴの骨(下顎骨)が動きます。耳の前やアゴの骨全体に手を当てて、アゴがどのように動くか観察してみましょう。

上下に動くだけではなく、前後左右にも少しずつ動く事もできます。(疾患のある方は無理をしないでください)アゴが微妙に微細に動く事によって、リードにかかる圧力や押さえるポイント位置が変わり色々な変化に対応する事ができます。

もちろん口の周りの筋肉も微妙に動かしますが、アゴも同時に微妙に動くとよりスムーズにやりたい事ができるようになります。演奏の時にアゴを動かせるようにするには、普段から噛みしめに気付いたらやめる事、長めの休符や吹きはじめの時にアゴの力をOFFにしておく事が大事です。

吹く時はアゴの力は自動的にON。アゴや口の周りの筋肉が動かせる・・・と思いながら吹いてみます。(アゴを動かそう!というよりは、あくまでも微妙に繊細に動く事を許す感じ)

アレクサンダーテクニークでよく使う声掛け
「頭が動いて自分の全部が付いてきて、〇〇が出来る」
「首を楽に」
「頭が身体の一番上にのっかてバランス」
等の声掛けでも同じ効果があります。

身体の使い方が改善されてアゴが微妙に動かせるようになると、うまく行かなかった跳躍や、高音、音程に変化を付ける事などがスムーズに出来るようになるかもしれません(^^)ぜひ試してみてください。

   


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勉強会曲目

こんにちは!豊永よしこです。
7月10日の勉強会の曲目、少し変更がありましたので
お知らせします。
今回は15名の参加となりました。
10代~70代まで、老若男女が演奏を披露します(^^)

・フォーレ:シチリアーノ
・フィンツィ:5つのバガテルより4,5
・モーツァルト:ケーゲルシュタットトリオより第3楽章
・ブラームス:ソナタ第2番より第2楽章
・ガーデ:ファンタジーシュトゥックよりⅠ
・ボザ:Idylle
・ブラームス:ソナタ第1番より第4楽章
・プーランク:ソナタより第1楽章
・ジャンジャン:クレールマタン
・ハーマン:クラリネットオンザタウン
・ウェーバー:コンチェルト第2番より第1楽章
・ウェーバー:グランド・デュオコンチェルタントよりⅠ
・サン=サーンス:ロマンス
・鈴木章治バージョン:鈴懸の径
・ウェーバー:7つのヴァリエーションより
・シューマン:ファンタジーシュトゥックよりⅠ




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【生徒さんの声】ノーミスで自分らしく楽しく吹けました

大事な本番にそなえて、数回レッスンに来てくださった方から嬉しいご報告を頂きました。掲載の許可を頂きましたので、ご紹介したいと思います。

ストラップは、3月のレッスン後、使わなくなりましたが、腕も痛くなくなり、本番も使いませんでした。30分弱の演奏中、どこも痛くも苦しくもなりませんでした。口の周りも疲れませんでした。緊張は結構しましたが、「どこも固めなくていいよ、繊細に動いていいよ」と心の中で唱えながら吹いていたら、ノーミスでしかも自分らしく楽しく吹け、いろいろなお客様から絶賛していただきました。体の使い方や吹き方のご指導のお陰です。ありがとうございました!

レッスンでは演奏に必要な身体の仕組みの知識、使い方をアレクサンダーテクニークの考えと合わせてお伝えしましたが見事に実践されて、素晴らしい体験をされたようです。

習ったポイントを本番で使えるまでに練習され身に着けてくださったことが嬉しいです。実践するとやはり結果は自然と付いてくるものですね。とても嬉しいご報告でした(^^)








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「よし吹くぞ!」で何が起こる?

楽器の練習をする時は、何となくパラパラっと音出しをしてからやりたい基礎練や曲の練習に入る人が多いと思います。

最初の「何となくパラパラっと吹く」が一番いい音で、身体も楽なのにいざメインの練習や合奏に入ると、力んだり、音が思うように鳴らなかったりという事、ありませんか?

これは私もいまだに時々してしまうのですが「よし吹くぞ!今日もいい練習しよう!」と思うと多くの人にある事が起こるんです。

それは「腰をキュッと反る」です。

ちゃんと吹こう、頑張ろう、と思うと姿勢を良くしなきゃ!背筋を伸ばそう!と特に座奏の時、こうなってしまうようです。でも、腰をキュッと反るのは余計な力みを呼ぶことが多く、身体の色々な所に影響を与えます。試しに反るのをやめてみてください。吹くのが楽になったり、身体の動きが良くなり音が楽に響いてくるかもしれません。

「自分がどういう動きをしているかな?」「それは必要な動きかな?必要ないかな?」と時々観察してみてください。余計な動きかも?と思ったら試しにやめてみる。やっぱり必要だな、と思ったら元に戻せばいいんです。動きの探究は全て実験です。色々試してみてくださいね(^^)




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「正しい吹き方」を目指している人の特徴

真剣に楽器に取り組んでいると「正しい奏法ってなんだろう?」「上達しないのは吹き方が間違ってるから?正しい吹き方をすればもっと上手になるのかもしれないと正解を探したくなります。レッスンに来る方も、とても意識が高いのでそういう方が多いのですが、でも「正しい○○」をしようとしている方を観察しているとこうなっている事に気付きました。

『正しい』をしようとしている人は固まっている

正しいやり方をしようと吹いている人は、身体や目線が固まって動きが悪くなり、音の響きが乏しなったり、音楽が小さくまとまってしまったりと逆効果となっていることがとっても多いんです。まるで「正しい」の鎧でガッチリ固められているようです。


アレクサンダーテクニークでも同じで「正しい歩き方、正しい姿勢、正しい頭と脊椎の関係はこうかな?」と「正しい」を追い求めると逆に固まります。

先日のアレクサンダーテクニーク合宿でもAT教師のキャシー・マデン先生が「やり方は3兆〇〇億〇千通り(無限に)あるのよ」と仰っていました。私も分かっていたつもりですが、先生のレッスンで「正しいアレクサンダーテクニーク」をしようとしている自分に気付き「自由に動きたいからATを学んでいるのに、ATが足かせになってる・・・!」とガーンとショックを受けました。


求めているのは正しい吹き方ですか?やりたい事が自由にできる吹き方ではないでしょうか?吹いている時はこの姿勢で、これくらいの息でこれくらいのアンブシュアで・・・と決まっていれば正解を探せばいいと思うのですが吹き方は人によって違い、しかも変化し続けています。

「正しい吹き方で吹こう」と固まってしまうなら、これまで習った事や積み重ねてきた事は一度忘れて
自分の好きなように、好きな姿勢で、自由に吹いてみてください。
何が起こるでしょうか?真剣に上手くなりたい方にぜひ試してもらいたい事です(^^)




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