クラリネット&アレクサンダーテクニーク教師  豊永よしこのブログ

クラリネット&アレクサンダーテクニークについて、豊永よしこが思うことを書いています。

2016/04

「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」


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7月10日・勉強会曲目

こんにちは!豊永よしこです。
7月10日の勉強会の曲、すべて出そろいました(^_^)
定番の曲から、教室のイベントで初めて演奏される曲もあります。
参加者は中学生~70代の方まで。楽しみです!!

・フォーレ:シチリアーノ
・フィンツィ:5つのバガテルより4,5

・モーツァルト:ケーゲルシュタットトリオより第3楽章
・ブラームス:ソナタ第2番より第2楽章
・ガーデ:ファンタジーシュトゥックよりⅠ
・サン=サーンス:ソナタより第2楽章
・シューマン:ファンタジーシュトゥックよりⅠ
・ボザ:Idylle
・ブラームス:ソナタ第1番より第4楽章
・プーランク:ソナタより第1楽章
・ジャンジャン:クレールマタン
・ハーマン:クラリネットオンザタウン
・ウェーバー:コンチェルト第2番より第1楽章
・ウェーバー:グランド・デュオコンチェルタントよりⅠ
・サン=サーンス:ロマンス
・鈴木章治バージョン:鈴懸の径
・ウェーバー:7つのヴァリエーションより
・カユザック:カンティレーヌ




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否定的な言葉を浴びた時に忘れないでほしい事

こんにちは!豊永よしこです。
合奏や合わせ、レッスンなど、人前で演奏すると、
自分の演奏に対して色々な反応が返ってきます。
褒められる事もあると思いますが
厳しい口調で否定される事もあるかもしれません。

以前も書きましたが、他人の考える事や伝え方は
自分ではコントロール不能。
自分で受け取り方を変えるしかないんです。
でもそれだけではなく、これだけは忘れないでほしいなと思うのは
否定の言葉をかけられたのは、演奏に対してであって
自分の人格や存在を否定されたわけではない
 という事。


少し落ち着いたら、ちょっと俯瞰で考えてみましょう。
その人の言った事は本当に的を得ているのかな?
言われたことを思い返してみて、少しでも心当たりがあるなら
上達のチャンスです。さらに上を目指す事もできます。
前を向く事ができたら、それを出来た自分を認めてあげましょう(^^)

もし万が一、本当に人格を否定されるような言葉なら
それはスルーしてよい事。言葉を発した人に問題があります。

『きつい事を言われたり、否定されても、
人格や存在を否定されたわけではない』

『相手の言葉を受け入れるか拒否するかは、
自分の自由』

人前で演奏するという事は
色々な評価を受けるという事でもあります。
思いがけない否定の言葉を受けた時
自分を守るためにも、忘れないでほしいなと思います(^_^)




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コツが沢山あります。音楽の流れを壊さないブレス&吹き方!

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今回は、音楽の流れを壊さないブレスの方法と、吹き方について書きたいと思います。多くの方は「吸い方」に注目していると思いますが、音楽の流れを壊さないように吸うためには「吹き方」がとても大事です。

『ブレス直前の音』

ブレス直前の音の終わりは、最後まで息を使って丁寧に。ブレス後のフレーズの事も考えて吹きます。ブレスが気になって音の最後を捨てるように吹いてしまったり、息ではなくアンブシュアを締めて音を切っていませんか?

息が足りなくて苦しい時は、口や喉、首、腕で頑張るのをやめて、代わりに胴体の筋肉を使って息を出しましょう。


『ブレス直後の音』

ブレス直後の音で良く見かけるのは、出だしが遅れているケースです。
・音を出すタイミングに必要な息が出ていない
・口や舌で音を出そうとしている
音は口で出すのではなく「息でリードが振動して出る」事を思い出しましょう。また、身体を固めて吹いていると、全ての反応が遅れるので、結果ブレス直後の音が遅れます。普段の吹き方を観察、見直してみましょう。

直前の音が長すぎて遅れるケースもよく見かけます。そんな時はブレスの時間の分、直前の音を短くします。


『息の吸い方』

息の吸い方は2種類あります。受動的ブレスと、能動的ブレスです。

受動的ブレス
それまで使っていた筋肉(主に口、アゴ周り、胴体)を緩めます。
⇒受動的に空気が入ってくる

能動的ブレスは、自分で身体を動かして積極的に空気を取り入れます
⇒能動的に空気が入ってくる

ブレスの時間が十分ある時は主に受動的ブレス、素早く吸う必要がある時は能動的ブレスを使います。最終的には全てのブレスを状況に合わせて種類を使い分けたり、合わせ技でするのが理想です。

ブレスが上手くいっていない方は、必要以上に力んで能動的ブレスのみを使っているので、吸ってる感はあるのに沢山吸えていない、ブレスを重ねていくと身体が力んでしまうという悪循環に入っています。

また、ブレスは次のブレスまでに必要な息の量だけ吸います。毎回沢山吸う必要はありません。何回も繰り返して、ちょうどいい息の量を探してみて下さい/

また、多くの方は速くブレスが出来ず、ぽっかり穴が開いてしまうのを気にしますが、それよりも、ブレスに気を取られて直前の音を捨ててしまったり、直後の音が遅れて音楽の流れが崩れてしまう方が目立ちます。

「音源の通り吹きたい」「プロと同じように吹きたい」という気持ちも分かりますが肝心なのはブレスの回数や、息をどれだけ長くもたせたかではなく「今の実力で工夫して、音楽を表現する事」

自分の実力の範囲で精いっぱい吹く。実力以上の事を求められたら色々工夫してみる。それを繰り返すと、少しずつ出来る事が増えてきます。ぜひ練習してみてください(^^)






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音源の通りにブレスを取らないといけないの?

オケや吹奏楽の演奏会でソロを任せられた生徒さんが、よく「ブレスが続かなくて苦しいんす・・・」とお話されます。

音源ではフレーズを一息で吹いているから、自分も同じようにしなければと思っていたり、苦しくてもスラーの切れ目まで絶対ブレスをしてはいけない、と無理している方、結構いらっしゃいます。

そんな方の音は、息を無理にもたせている分音楽が犠牲になっています。息は続いているけど、音が響かなくなっていたり、指示されている強弱まで表現できていなかったり、細かいニュアンスを表現する余裕がなくなってしまったり・・特にブレスの直前では、心配してしまうような様子に(>_<)

とりあえず息はもっているけど出てくる音や音楽は残念・・というのはどうかなと思います。

身体の使い方を変える事で、改善される場合も多々ありますが私がもう1つ提案しているのは無理せずブレスの回数を少し増やす事です。

たとえば、ブレスの回数を1回⇒2回にすると吹いている時の力みが少なくなるのでそれだけで楽に吸えるようになります。息が十分あるので、犠牲になっていた音色や音量ニュアンスも思い通りに付けやすくなります。

ブレスを少し増やすなんてサボってる、短絡的、と感じるかもしれませんが、ブレスを増やすだけでかなり改善されるのであればやってみる価値は十分あると思います。

もちろん、ブレスの場所は考える必要があります。ブレスは音楽の流れに沿った場所にいれますが、どこに入れたらいいか分からない時は、先生や指揮者に相談してみてください。

また、フレーズの流れが途切れてしまうのは、ブレスの回数が原因というよりはブレスの直前と直後の吹き方、そしてブレスのタイミングが原因であることが多いんです。直前の吹き方、ブレス、直後の吹き方が上手になってくると聴いていてもブレスが気にならなくなります。


・・・今回はここまでです。
次回は、ブレスの直前、直後の音で気を付けたい事を
書いていきたいと思います(^^)





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音の出だしは必ずタンギング?発音には大きく分けて2つの方法があります。

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音の出だし、発音の時は、必ずリードに舌を付けて「トゥ―」としなければいけないと思っていませんか?この奏法ももちろん使いますが、これだけではないんです。発音の時に舌を使わず「フー」で吹く事もあります。柔らかく、かつクリアな出だしにしたい時に使います。この時は、息の勢いだけで発音します。

「トゥ―」か「フー」かは自分がどういう音を出したいか?その場面でどういう音が求められているかで決まります。

また、初心者~クラ歴数年の方や、音が響かない、音が小さく雑音が多い、発音の時に力んでしまう方は、まず「フー」でリードを振動させる感覚をつかんでから「トゥ―」を練習する事をおススメします。

最初から「トゥ―」ばかり練習すると、必要以上に口や舌に意識が行き力んでしまい、息の勢いが弱まったり、息が出ていても口元でストップしてしまい音が響かなくなってしまいます。雑音も多くなります。

発音がクリアに出来るようになると、タンギングやスタッカートにも良い影響が出てきます。音色自体も良くなってくるんです。発音は本当に大事ですので、ぜひ練習してみてください(^^)








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