クラリネット&アレクサンダーテクニーク  豊永よしこのブログ

心と身体に優しい奏法、練習のコツ、レッスンの事、アレクサンダーテクニークについて書いています。

2016年03月

アレクサンダーテクニークとクラリネットのレッスンを行っています。
「基礎の基礎から見直したい」「無理せず本来の自分で吹きたい」
「身体の使いかたを見直したい」「もっと生き生きと過ごしたい」

こんな思いを持っている方、レッスンへいらっしゃいませんか?

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高音や速いパッセージをうまく吹くコツ

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今日は、苦手な高音、速いパッセージを吹くコツです。そこだけ取り出して練習するとうまく行くのに
前から繋げるとうまく行かない、という事ありませんか?

今日の楽譜はこれローズ32のエチュードの13番(D-dur・ニ長調/4分の3拍子)です。

ここで取り上げるのは、2段目のクレッシェンドが付いている小節のパッセージ(3拍目)。つまづきポイントは何か所かありますがそれらを全てうまく吹く為に必要なコツです。

それは「息を3拍目に向かって、ずうっと出し続け、3拍目を吹いている時も、ずうっと息を出し続ける」です。

というのも、3拍目のパッセージに気を取られて1,2拍目の息の勢いが弱まる人がとても多いんです。
クレッシェンドも、最初は出来ていても、3拍目に入る直前で弱まってしまったり、一瞬息が止まってしまう人も多いです。

息の勢いが弱まったり、一瞬止まってしまうと、3拍目はどうなるでしょうか?
・「ド♯」が出ないor飛び出てしまう
・指が固くなり転んだり音が抜けてしまう
・「ド♯」⇒「シ」の下行が引っかかる
・リードミスが多発してしまう
・レガートが滑らかに繋がらなくなる
・3拍目の頭のタンギングがきつくなる&雑音が出るetc・・・

成功させたいパッセージの直前で必要な息が出ていないとこんなに沢山のトラブルが起こりやすくなってしまうんです。

必要な息が出ていないと、その分を指やアンブシュアを力ませて補う現象が起きます。速いパッセージや高音で音が細く固くなったり、リードミスが出たり、指が回らない原因は実は息にある事が多いのです。

逆に、息が十分に出せていると、ちょっと指やアンブシュアに問題があってもカバーできる事もあります。

難しいところでは、どうしても色々な事が気になって息を使うのを忘れてしまいがちですが難しい所の直前、難しい所の最中にも「息」の事を思って吹きます。詳しい練習方法はまた次の機会に譲りますが、自分でも練習方法を工夫して試してみてください(^^)





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原因不明の不調から浮上するコツ

長く楽器をやっていると、調子の良い時、悪い時、色々ありますよね。すぐ回復する不調ならいいのですがたまに原因不明の不調でドーンと沈んでしまうこともあります。「何でだろう?自分ではよく分からない・・・(>_<)」でも、その多くは原因不明では無いと思います。

人間は繊細ですから、ちょっとした事で不調になることもあります。例えば、こんな事はありませんでしたか?

・仲間に「音汚いね」と言われた
・自分の演奏の陰口を言われた
・先生や先輩に「何で出来ないの?」と言われた
・頑張っているのに「頑張りが足りない」と言われた

良くある事と言えばそうなのですが、繊細な人はここから調子を崩す事もあります。でも他人が何を言うかはコントロールできないし、練習してすぐ要求に応えられるわけでもありません。この場合はその言葉をうのみにせず言葉の受け取り方を変える練習をしてみましょう。

また、理想にこだわりすぎるのも原因の1つです。
・吹く時は「こういう姿勢でないといけない」とこだわり続けた
・プロのように「ブレスを少なくして吹こう」と練習し続けた
・憧れの人に近づく為に、その人が使っているリードやマウスピースを使い続けた
・「いつも完璧に吹かなければ」と常にプレッシャーをかけている

理想にこだわりすぎると、心や身体が固まり、調子を崩します。理想は高く!と思っている人には抵抗があると思いますが、思いっきり理想のハードルを下げ、小さな進歩でも喜ぶようにしましょう。知らない間に理想に近づいてきます。

気持ちが突っ走って身体の事を無視すると、調子を崩します。
・「受験で吹けなかったから、入学式までに完璧に戻す!」
・「長く休んでいたけど、1ヵ月後の演奏会までに調子を戻すぞ!」

気持ちだけで突っ走ってしまうと、身体が付いていけず色々な痛みや不調を生むことがあります。全く運動していなかったのに、やる気だけでフルマラソンに出るようなものです。

この場合はとにかく時間に余裕を持って練習過程を大事にしてみましょう。リードやマウスピースの抵抗が強すぎたら、吹きやすいものに変えてみましょう。



原因不明の不調になったらこれまでの事や考え方、取り組みを振り返ってみましょう。心が折れるような出来事は無かったかな?自分の歩幅を無視した考え方、練習をしていなかったかな?

本当は傷ついているのに「よくある事」と片づけていると、原因になかなか気付けないんですね。起こった事や、その時の気持ちをノートに書いてみると頭の中が整理されて、モヤモヤがはっきりしてきます。浮上のきっかけが分かれば、上がっていくのを待つだけです(^_^)自分と向き合い、ゆっくりと取り組んでみてください。



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「できてるんだけどなんか物足りないんだよね~」と言われてしまう方へ。正確にできたその先が大事です!

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こんにちは!豊永よしこです。
速いパッセージを正確に吹けるようになるまでには、主にこの3つの練習を行ったり来たりします。

1.楽譜を読み、指と音を一致させ、頭で覚える。
2.希望のテンポで正確に吹けるように練習する
3.苦手な所を取り出して練習する

多くの方はこの練習で、楽譜通り吹けるようになると終わってしまうのですが、その先があるんです。これがあると無いでは、雲泥の差が出てきます。

それは「音がどこに向かっていくか、どこに収束していくかを考えて吹く」です。

正確に吹けただけで満足してしまうと、こう聴こえがちです。
「棒吹き」
「停滞している」
「無味乾燥」
「聴いていて物足りない」
人間ではなく、機械が音を並べているように聴こえてしまうんです。

例えば、冒頭の楽譜。プーランクのソナタの第2楽章のパッセージです。これを正確に吹くだけでは、デジタルな打ち込み音楽に聴こえてしまいます。この場合は、マルで囲った「ラ」の音に向かって、勢いよく音楽を進ませていくんです。

勢いよく音楽を進ませる時に大事なのは「息」です。息を一本調子ではなく、表示はありませんがクレッシェンド気味に息を出していきます。すると、正確に吹いているだけでは出ない勢いや方向性が出てきます。


これは向かっていく方向性ですが、収束していく、引いていく方向性もあります。その都度「これはどういう方向性かな?」「音楽はどこに向かって進んでいるのかな?」と考えてみましょう。

方向性の矢印は楽譜には書かれていないので、最初は難しいかもしれません。ヒントは強弱の指示記号、フレーズの盛り上がりや、和音の動きです。楽譜をよく読んで考えてみましょう。

この捉え方=方向性の出し方で個性も出てきます。まずは正解不正解か考えずに、自分はどう感じるか?を大切に色んなパターンを試してほしいなと思います(^^)





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クラリネットのストラップって実際必要なの?

以前に比べると、ストラップを気軽に使う人が増えています。最近は色々な種類が出ていますよね。以前、音大教授のアンサンブルのコンサートに行ったら、メンバー全員が付けてた、という事もありました。

有名な先生が付けているなら良いものだろう、友達も付けて良いって言うし、自分も腕や手が痛いから必要かも・・・と付ける方もいるのかもしれません。

私も吹く時の身体の使い方を研究している中で、ストラップって本当に必要なのか、特に付けている方の身体の使い方を観察してきました。昨年「ザ・クラリネット」に構え方に関する記事を書かせていただいた時にもかなり考えました。

今はこう考えています。あくまで私の考えですが
「ストラップは必要ない」

もちろん例外はあります。こういう方はストラップが必要な場合があります。
・身体に何か疾患をお持ちの方
・楽器の重さを支えらえない位の体格の方
・無理をしないとキーを塞げない位手指が小さく短い方
・歯並び噛みあわせ等で極端な構え方をしなければならない方
(極端に寝かせたり、床に水平になるほど上げたり等)
・改造等で楽器が重くなってしまった方
・元々重い楽器を吹いている方
・身体の限界を超えた練習を続けたい方

腕や手が痛くなるからストラップを付けているという方を観察すると、指に力が入りすぎていたり、楽器を支えようと脇を固めて、その結果手首が内側に入っている姿勢になっている事が多いです。(こちらに詳しく書いてあります⇒手首や腕が痛い人がやっている共通の動きとは?

両手の重心が親指&人差し指側に行きすぎているのも原因の一つです。親指&人差し指側に行きすぎてしまうと、楽器の重さを余計に感じるようになり支えきれなくなります⇒参考記事

また、腹筋を使おう、お腹で支えようと思いすぎて身体の前側が縮まって頭が前に落ちていたり姿勢を良くしようと上半身、特に腰を反った結果バランスを取るために頭の位置が下がっている事も。

でもその構えだと、頭の重さ(約5~7キロ)が右手親指にのしかかり、右手親指、手首、腕等に多大な負担が来てしまうんです。楽器本体は1キロ弱ですが、それ以上の負担になった結果重さを支えきず、ストラップを使うようになった、という方も結構多いです。

身体の使い方、構え方が改善されると、ストラップが不要になるだけではなく、音も出やすく、指も動きやすくなるので、演奏が楽しくなります。結果、ストラップが邪魔になってくる事がとても多いです。

ストラップを付けてるけど、自分はどうなんだろう?ストラップを付けたいけど、本当に必要なのかな?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

自分の吹き方を客観的に見るのは難しいので、専門家の助けが必要になってくると思います。よく分からない方はぜひレッスンを受けて頂きたいなと思います(^^)




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環境変化に負けない!練習を続けるアイデア

春は周りの環境が激変する季節ですね。これまでは練習時間が取れていたけれど、就職や進学等で思うように練習が出来なくなる方も多いと思います。

ブログの過去記事に練習を続けるアイデアを書いていますので、ぜひご覧ください。お役に立てばうれしいです。

練習習慣を付けるアイデア・大人編

練習習慣を付けるアイデア・学生編


15分で出来る事

忙しいのに何故上手なの?!

教室の生徒さんもお忙しい方ばかりですが、皆さん工夫して練習をされています。忙しいからこそ短時間練習で集中出来たり、楽器や音楽が気分転換になったり、心身のメンテナンスにもなるので、もう楽器吹けないかも・・・と諦めず工夫を沢山取り入れて、ぜひ楽器を続けてもらいたいなと思います(^^)






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