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こんにちは!豊永よしこです。
今日はBodychanceのレッスンで起こった事をシェアしたいと思います。(わかりやすく表現を一部変えてお伝えします)

今回のテーマは、力強い「f」の出し方。
先日の勉強会で演奏したサン=サーンスのソナタの第3楽章。自分でも色々探究して本番を迎えたのですが、まだ腑に落ちない感覚があったので、本番が終わった後にレッスンして頂きました。

レッスンでは大きく2つの学びがありました。

1.身体の使い方をどれくらい気を付けるか?

まずは先生の前でいつものように吹きます。身体の使い方、息の方向などはもちろん気を付けています。先生はその様子を観察して、こうおっしゃいました。

「身体の使い方を気を付けながら、部屋の向こう側の人に聴かせるように吹いてみてください」

その指示通りに吹いてみると、これまでよりも音にパワーが出ました。頑張りは増えていないのに、です。

先生は私に起こっていた事をこう解説されました。
・身体の使い方を身体に指示する事は出来ているけれど、
それが行き過ぎて意識が身体の中に入ってしまっている。

・意識が身体の中に入ると自動的に身体全体が縮んでしまうので、音が響かない。
意識を身体の外にも向けた事で、身体が広がり、音も楽に響くようになった。



2.動かないようにしている所はあるか?
先生に手でサポート(ハンズオン)してもらい吹いていたら、肺の周り(肋骨、背中etc)の動きを抑えている事に気付きました。力まないようにと、しっかり息を吸わないようにしていたようです。

先生のアドバイスはこうです。
・肺の周りももっと動いていい
・力を使う時は、身体を小さく縮ませて力を出すのではなく、
身体の大きさはそのままに、身体を広げる方向で力を出してみる


そして再び、肺周りはもっと動けるように&身体を広げる方向で力を出す、という事にトライしてみました。すると、息がス~ッと身体の中を通って出ていくような感覚があり、指の力みも自然に抜けて吹く事ができました(^^)


アレクサンダーテクニークのレッスンは、先生の言葉でのアドバイス、先生の手のサポートによる気付き、そして先生の存在自体の影響で学びが進みます。

ネットや本で得られる情報も役立つものですが、実際のレッスンは全くレベルが違うものと感じています。(この記事も、レッスン体験の50分の1ぐらいしかお伝えできていません)

最近は少しずつレッスンを受けられる機会も増えてきました。少しでも興味のある方は、ぜひレッスンを実際に受けて頂きたいなと思っています(^_^)



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